2024年12月 8日 (日)

モネ展~睡蓮のとき~に行きました(その2)粗いタッチが白内障の影響だとしても、作品に魅せられます

その1のつづきです。

写真撮影OKエリアから
(以下画像はサムネイルのため小さく不鮮明。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

作品番号39の睡蓮。
Monet_suiren39_0
水面に景色が映る様子が素敵。

すみれ色、緑が基調ですが、花の部分は
こんなに激しいタッチ。
Monet_suiren39_2

まるでゴッホかなぐらいのタッチ。
Monet_suiren39_3

すみれ色のところにも若草色、ピンク色がいます。
Monet_suiren39_4

作品番号40の睡蓮。
Monet_suiren40_1

この色の豊かさ!
この部分だけ切り取って抽象画としても十分堪能できます!
右側のオレンジ色と茜色の組み合わせも素敵。
Monet_suiren40_2short2

花も
Monet_suiren40_2short

こんなに勢いのあるタッチ。
Monet_suiren40_3short

少しピンボケなのですが。
この時、パレットはどんな色合いになっていたのでしょう。
(↓ ピンボケですが)
Monet_suiren40_3up1
↑ これ、追体験したいです!
名画の塗り絵ってありますよね。
あんな感じで、どなたかが、
赤系の000の絵具と白絵具を00の比率で混ぜて、
まず、左上から右下に筆をおろす。
次に黄色系の000の絵具と白を00の比率でまぜて
その上に重ねる。
みたいなレシピを色を重ねる順番を教えてくれたら、
再現してみたいです~。

花は絵具が濃いけれど、
水はわりと薄く~。
だからこそ、花が引き立つのでしょうね~。
すみれ色系×モスグリーン系の配色にうっとり。
Monet_suiren40_4short

赤い花と、そのまわりに明るいペパーミントグリーンやラズベリーカラー。
こんな壁紙、ほしい~。
Monet_suiren40_5short

パープル、ピンク、ライムイエロー、ペパーミントグリーン。
色から和音が聞こえてきそう~。
Monet_suiren40_6

作品番号おそらく41の睡蓮の池
Monet_suirennoike41_1

彼岸花のような赤に群青色も。
Monet_suirennoike41_2

抽象度が増すのは、モネの白内障の悪化によるものだとしても、
1914~1919年頃に描かれたという睡蓮関連の作品群、
魅了されました。
Monet_suirennoike41_3

日本の橋、シリーズは
赤と緑が強く出ていて、津軽塗のような配色。
視力が落ちてなお、強い創作欲にみなぎっていることを感じさせる作品でした。

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常設展でのモネ。
『雪のアルジャントゥイユ』も写真撮影OKでした。
Monet_snow1

以前、日本の伝統色、中国の伝統色、フランスの伝統色という色見本帳を手に入れた時、
フランスは、淡いグレーを混ぜたような色名が豊富だと感じたのですが
まさに、この作品も、雪や曇り空の白や、建物の中に、
青みがかったグレー、黄色味がかったグレーetc.
豊かなグレーを堪能できました。
Monet_snow2short

1875年の作品です。
Monet_snow2up

美術館を出たところからのスカイツリー。
「岩倉高等学校」の文字が動画のテロップみたいになってしまっていますが、
上野にある高校の建物のネオンサインです。
運輸科もあって、鉄道実習もある学校です。
20241206skytree1

ピンボケですが、スカイツリーの上部。
お上りさんなので、スカイツリーが見られるとうれしくなります~。
20241206skytree2

モネ展はこのその2でおわりです。

モネ展~睡蓮のとき~に行きました(その1)青~紫、モスグリーン~ライムグリーンの神秘的な色合いにうっとり

上野の国立西洋美術館で開催されているモネ展に行きました~。

よかった~。浸れた~。
(以下、画像はサムネイルのため不鮮明。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

一番気に入った作品を選ぶのは難しいですが、
作品番号35。
睡蓮(1914-1917年頃)
マルモッタン・モネ美術館
です。
正方形の額の中、
右上と左下に睡蓮が描かれていて、
そのあいだをモスグリーン~ライムグリーンが漂い、
上部には青~すみれ色が。

どことなく、ルドンを想わせるような神秘的な色合い。
Monet_card
↑ この作品は写真撮影不可でしたので、ポストカードを買いました。
 
モネ展に行ったのは金曜日の夜。
土日や平日の昼間よりは混んでいなかった(それでも大勢いらしていました)ので
少し離れた椅子にすわって、人越しにずっとこの作品を眺めていました。
(許されるなら、寝袋を持ってこの絵の前で一晩眠ったり、目をさまして絵を眺めたりしたい~)。

絵の脇の解説にはこんな風に書かれていました。
(抜粋で引用)
黄昏時の光を表したものであろう青紫と黄緑の色彩のグラデーションは
同時代の批評家によって「融けた金」と評され(以下私による略)」

ポストカードは小さいですし、肉眼で見た絵を印刷で再現するのは難しいことと思うのですが、
ポストカードを見ることで、青~紫、モスグリーン~ライムグリーンの神秘的な色合いを
思い出すことができます
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写真OKの展示室、うれしかったです。

作品番号45『睡蓮、柳の反映』はNHK日曜美術館でみていたのですが、
屏風絵のようで、すごく和風に感じました。

私自身が撮った写真とともにご紹介。
(没入感を感じられるほどの大きさにはなりませんが、
 ぜひ拡大してご覧いただけましたら)

尾形光琳っぽく感じました~。
Monet_yanagino1

アップで。
Monet_yanagino2

青~すみれ色。深い緑。アクセントのような赤系にうっとり。
Monet_yanagino3short

水色、ロベリアのようなサックスブルー、青、すみれ色、
くすんだ濃いピンク。
大好きな配色すぎます~。
Monet_yanagino3up

うわあ。差し色の赤系は
こんなに濃い絵の具。
混ざりきって単色になっているのではなく、白に赤、オレンジが層のようになっているのが素敵すぎ。
息がハアハア❤してきます。
Monet_yanagino4short
この時のパレットの上を覗いたら卒倒しそうなくらい好きな配色でしょう。

ローズ系の花も、絵具が混じり切っておらず、
グラデーションマニアを天国につれていく美しさ!
Monet_yanagino5

睡蓮の作品群。み~んな水面の(青~すみれ色)×深い緑の基調がいいですね~。
Monet_yanagino6

左下に書かれた文字は濃いオレンジ。
ペパーミントグリーンのような色彩にぱきっと。
Monet_yanagino7

睡蓮(作品番号41だったでしょうか。うろ覚え)

今回のモネ展のフライヤーに使われている作品ですね。
たゆとう水面と睡蓮のピンクがわかりやすい作品。
Monet_suiren_pink1

明るいピンク色の下に暗い色があることで、
水面に睡蓮の花が映っているように見えているのですね。
Monet_suiren_pink2_short2

なんでしょう。この色のハーモニーの美しさは!
青みの強いラベンダー色に明るい緑。
オレンジ、ピンク、赤、くすんだブルー。
Monet_suiren_pink2_short
私だったら、キャンバスにこの色を塗りながら、
生唾ゴクリとしてしまいそう。

花の黄色が印象的な『睡蓮』(作品番号メモしておらず)
Monet_suiren_kiiro1 
↑ けっして抽象画ではないのに

アップでみると、何を描いているか、より、
色の組み合わせとか絵具の力強いタッチとかで魅せられ、
抽象画に向かい合っているような気分に。
Monet_suiren_kiiro2
遠目だと穏やかな黄色い花なのに
こんなに鮮やかな色が飛びまくっています!
塗りまくられています。

左上から右下に走る、青みラベンダーの絵具も
色が混ざりきらず、
パレットの上でざくっと混ぜて、
ばっと塗ったのかしら~なんて。
(このダイナミックなタッチが白内障の影響によるものだとするとせつないですが)

モネ展(その2)に続きます

2024年12月 1日 (日)

ビオラシリーズ(その13)キャンディみたいなビオラ、Kim×ROKA

♪♪ビオラ~沼に~どっぷりこ~。

今回はキャンディーみたいなビオラを。
先日、一目惚れしたオーララを手に入れるべくビオラ狩りに行った時に出会ったのがKim×ROKAビオラでした。

オーララと同じくアイデアルフラワーさんが生産されているビオラのようです。
名前の由来、調べてみました。

川崎ROKAさんが交配、岡山のkim農園さんが育成を続けてきたところ、kim農園さんが生産中止。
その後、川崎ROKAさんが種を引き継ぎ、アイデアルフラワーさんが生産されたのようです。
(間違っていたらすみません)

(以下、画像はサムネイルのため小さく不鮮明。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

売り場での様子。私が手に入れたのは手前です。
後ろにもマーブル模様の苗たちがいますね~。
2024kim1_1117

強いフリフリではありませんが、花の形の華やかさ、
色合いと模様のキュートさに惹かれました。
2024kim2_1117
↑ パピヨンみたいに細面でしゅっとしているのではなく、幅広の花びらが丸く重なり合っています。
 正面から見て、向こうが透けません。

手芸で使うクレープ紙のようにひらひら。
ぼかしのように入るストロベリーカラーの美しいこと!
2024kim3_1117

光沢も美しいです。
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虫になってこの中央部のもしゃもしゃにタッチしたい~。
2024kim5_1117
↑ 中央部に目鼻口があるようでありません。

フロチョコ、オーララ白系とともにかごに。
Kim×ROKAの花付き、すごくいいです。
2024kim6_0_1127

マーブルキャンディか、
ラズベリージャムとアプリコットジャムを混ぜたアイスクリームのよう。
2024kim6_1124

後ろの花。
バニラストロベリーアイス、ラズベリージャム入り。
2024kim7_1124
↑ 華美なフリフリではありませんが、縁の小さいギザギザにもキュン

エヴァちゃんたちもやってきました。
右のエヴァはKim×ROKAを飾り、
左のエヴァは別のビオラを飾っています。
2024kim8_1128

ミニサイズのエヴァなのでビオラ一輪でこんなに華やか。
2024kim9_1128

渋いビオラも大好きですが、
まわりをほわっと明るい気持ちにさせる
キャンディみたいなビオラもいいですね~。
2024kim10_1128

フェミニン&キュートなこのビオラ。

ロカ氏の「ROKA BLOG」の2022年2月4日のブログに
「作品展始まりました! Kim農園さんメモリー」の記事があります。
ttps://ameblo.jp/pansy-tane/entry-12724927435.html

こちらを読みますと、私がお迎えしたビオラは「キャンディ小春」なのかしら。
キャンディと感じたのは正しかったようです

ビオラシリーズはカテゴリーのビオラからご覧いただけます。
(PCだと右側欄外。スマホですと右上のオレンジ色のをクリックで表示されるかと思います)

2024年11月30日 (土)

ビオラシリーズ(その12)シックなビオラ。シンプルでも飽きがきません~

ビオラシリーズまだまだ続きます。

今回は、形もノーフリルシンプル。花の色も華やかというよりはシックなビオラ3つをご紹介します。

↓ 園芸店のかごの中。
 自分好みの色のチョイスができました。
右下がフロステッドチョコレート。
左上にグラデーション。
コーラル、ピンク系は多摩の椛と、ディアーナです。
藍月もいるのですが、ちょっと隠れてしまっています。
2024gra6

フロステッドチョコレート
昨冬にひきつづき、今年もお迎えしました~。
まさにチョコレートのようなブラウン。
(昔の京浜東北線。こんなチョコレート色のボディでした♪)
2024choco1_1short

アップで。
上部の花びらにはパープルや淡いオレンジ色があらわれています。
透き通っているかのような美しさと光沢にうっとり。
2024choco2_1up

同じ苗から一緒に咲いている花ですが、
こちらはブラウンが弱く、ほぼ濃いパープル。
ナスの皮のような色。
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アップで。中央は濃い黄色。
この白いもしゃもしゃ。
私が小さな虫だったら絶対近づいて、ぺちゃぺちゃ触りたくなります。
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↓ 白いかごに寄せ植えしました。
左のひらひらっとしたビオラはKIM×ROKAです。
2024choco5
早朝、陽が当たる前に撮ってしまったのでちょっと暗いです。

ゲブラナガトヨさんのビオラ「グラデーション」
去年はゲブラさんのマリアを育てました。
マリア。小花で、レモンイエロー、淡いペパーミント、スカイブルー、すみれ色などに広がるグラデーションが美しく
清楚で魅了されました。
そのゲブラさんによる「グラデーション」。一目惚れ。
2024gra1

こちらもノーフリルでシンプル。
少し長めの茎ですくっと立っています。
2024gra2

アップで。
光っています~。
全体がすみれ色のワントーンですが、
はなびらは淡く、中央部分は中くらいの濃さ、筋は濃いです。
2024gra2up

花付きも最初からいいです。
たくさん咲いても「ゴージャス」より「可憐」
2024gra3

ワントーンでもまったく見飽きたりません。
2024gra4

クイストゴーの食器に通じるものがあるなあと思いました。
2024gra7
↑ 葉の連続模様の「レリーフ」、花が並ぶ「プラム」。
ほぼワントーンで濃淡があるだけですが、全然飽きず。
使うたびにいつもうっとりと眺めてしまいます。

ワントーンのグラデーションなのに見飽きない奥深さ。
このお皿に似たものを感じます。

↓ はっきりしたお顔はありませんが、
2024gra5

眉と目と口にちょっと見えます。
2024gra5_kao

藍月(あいづき)
昨冬、「来年こそ育てたいなあ」と思っていた花をゲットできました。

↓ 売り場に並んだ様子。
2024aizuki1
↑ 渋い色合いの花と、このタグをみていたら、

↓ リバティのタイニーミランダの生地を思い出しました。
(以前、ブラウスを作った生地です)
20140813liberty_tiny_miranda02

くすんだ色の花模様。藍月っぽい!
20140813liberty_tiny_miranda03

↓ 購入したばかりの花。
下部はくすんだ山吹色。
上部の花はすみれ色のようなグレーのような。
限りなく水でうすめた絵具、ぐらいの渋さ&はかなさ。
2024aizuki2

アップで。
くすんだ山吹色&すみれ色グラデーション
日本の侘びを感じさせます~。
2024aizuki3

↓ 季節が深まって、色変しました~。
手前左の藍月は全体が青みを帯びたすみれ色に。
左上の藍月はまだ下部に黄色が残っています。
(右側のピンク系の花はディアーナか多摩の椛)
2024aizuki4

色変しても、またまた好みの色合い❤
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こちらはパープルの色味が強いですね。
花びらの縁はくすんだ山吹色に若干オリーブ色がくわわって、
いわば、「ひわ色」になっています。
2024aizuki6

右手前は青みを帯びた花びらが美しいです。
左奥に、つぼみがありますが、くるんと巻いている中心部、
ひわ色ですね~。
2024aizuki7

今回はシンプルな形と色合いなのに奥深くて飽きない、
シック系のビオラのご紹介でした。

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2024年11月26日 (火)

ビオラシリーズ(その11)アルルの庭。黄色からライムグリーン、水色、パープルまでの色幅にうっとり

多摩の椛(もみじ)が好きです。
丸い花びら、和を感じさせるこっくりとした赤系の花。

この花を手がけた秋田茂良氏が新たにつくられたというガーデンパンジー「アルルの庭」。
手に入れたいな~とビオラフェアに行きました。

いろんな色があったのですが、一番気に入った、黄色(少しくすんだ色。ライムグリーン寄りにもみえる)を買いました。
(以下、画像はサムネイルのため小さく不鮮明。
 クリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

↓ ビオラフェアで。いろんな色合いのアルルの庭が咲き誇っていました。
2024arles1_1110

連れて帰ったのはこの黄色系。
明るいレモン色。ではなく、少し濃い、くすんだ山吹色と淡いライムグリーンのような色にうっとり。
私は、やっぱりどこか、ヒネた色合いに惹かれます~。
(ブランドのシビラとか)
2024arles2__1110
↑ 左側のラズベリーレッドはファビラス。
 アルルの庭と色合いが合うなあと思いました。

横から見たところ。
花なのに、花びらがグリーンがかっているのがおわかりいただけますでしょうか。
2024arles3_1110

パンジーというと目や鼻、ひげのあるおじさん顔のものもありますが、
アルルの庭はあまり、お顔は目立ちません~。
2024arles4_1111

エヴァちゃんもアルルの庭を頭に飾ってみました♪
2024arles5_1110

グラデーションにうっとり❤
2024arles6_1121

買ったのは1苗なのですが、一度にいろんな色合いの花が咲いています。
↓ くすんだピンクの「ファーマーズクラフト」(左側)の色が移ったかのように
花びらの縁がパープルになった、アルルの庭(右側)。
2024arles7_1123

淡い青磁色。パープル。濃い山吹。緑が混在する花。
2024arles8_1123

こちらなんて、水色×赤じそのようなパープルカラーに。
2024arles9_1111

中央部分のアップ。
まるで、いろんな色のセロハンを重ねたように、
奥深い色あいです。
2024arles10_1111

花びらの縁に鮮やかな青も。
2024arles11_1121

こちらのつぼみは、完全にブルー系の花が咲くことがわかります。
2024arles12_1111

↓ 11月23日の様子です。
左側2つはファーマーズクラフトのくすみピンクのビオラ。
それ以外はアルルの庭。
1苗なのに、同時にイエロー系から水色×パープル系まで咲いている様子がおわかりいただけますでしょうか。
2024arles13_1123

18日、花がら摘みの時に間違えて、
切ってしまった花を、お皿に乗せてみました。
2024arles14_11181
↑ セロハンか水彩絵の具を重ねたような、繊細な色合い。
 夢の中のような。幻灯機でみるような、色のハーモニー

パンビオは11月から4月(暑さに強いものなら7月ぐらいまで!)
愉しませてくれる花だからこそ
買った時と色が変わってくるのもまた、愉しみの一つですね。

ガーデンパンジー アルルの庭(秋田緑化農園/秋田茂良/東京)

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2024年11月24日 (日)

ビオラシリーズ(その10)白系のオーララに宇宙を感じる!

ラーメンがお好きな方は、ラーメン一杯に宇宙を感じると思うのですが、
私もビオラ一輪に宇宙を感じます

とくに、この白系のオーララに。
(以下、画像はサムネイルのため小さく不鮮明。
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この時購入したビオラ系の苗は3つ。
オーララ2苗(右奥が白系。手前が昨日ご紹介したモーヴピンク系)とKIM×ロカ(右手前)。
2024ohlala_w0

白系のパンビオ。私はあまり買っていなかったので新鮮。
中央部の豊かな配色にうっとり❤
2024ohlala_w1short

アップで。
青、パープル、ピンク、黄緑、黄色、オレンジ、赤。
虹のよう
2024ohlala_w1up
森羅万象の色がぎゅ~と詰まっているような色合い。

斜め横からの立ち姿。
やはり、飛行機ブ~ン。
2024ohlala_w2short

くすみのない明るい色調。
心が澄んで軽やかな気持ちになります~。
2024ohlala_w2up

後ろ姿。マーブル模様のような色のにじみが美しいです~。
2024ohlala_w3

この白いオーララは、KIM×ロカと、
フロステッドチョコレートや
シルバー系リーフと一緒にバスケットに寄せ植えしました。
2024ohlala_w4
バスケットはずいぶん前から雑貨入れとして使用していたもの。
去年に引き続き、今年も鉢が足りなくなって、ビオラ期間は植木鉢の役目をはたしてもらいます~。

チョコレート色のフロチョコやダークパープルの葉ボタンが締め色となって
クリーム色や白い花びらに、カラフルな差し色が入るビオラたちを引き立てます。
シルバーリーフも明るい色のビオラたちになじみます。

エボルベ オーララ!(アイディアルフラワー/大牟田尚徳氏/宮崎)
KIM×ROKAビオラ(アイディアルフラワー/大牟田尚徳氏/宮崎)

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2024年11月23日 (土)

ビオラシリーズ(その9)2024年秋、オーララ(Oh!LaLa)にぞっこん!

ビオラ沼にどっぷらこ~。どっぷりこ~。

今日、私は一つ煩悩を克服しました。
ビオラフェアに行って、サトウ園芸さんのビオラ 「プチトリアノン ローランサングレー」のお姿を見る。
(くじ運がよければ購入できるかも)をしたいと思いつつ、
出かけず我慢したのです~。

フリルがきつくない。グレイッシュ。インスタで見るだけで私の好みど真ん中の予感。
ローランサンというよりも東郷青児の絵の雰囲気もありそう。
購入は来年秋の楽しみにとっておこうと思います。
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さて、今回はこの秋、一目惚れした、オーララをご紹介します。
オーロラの書き間違いではありません。
Oh! La Laとはフランス語で驚いた時などに使う言葉で、
日本語だと「あらら」みたいなニュアンスのようです。

運良く、2苗、連れて帰ることができました

まず売り場でのオーララたちを。
(以下、画像はサムネイルのため小さく不鮮明。
 クリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

新羽のパンビオの聖地「ガーデン本店」にオーララがこんなに並びました~。
いろんな色合い! どれも素敵~。
20240hlala01
私が購入できたのは黄色い丸をしたものです。
白い四角も素敵だなあとみとれました。

どこか、和を感じさせる色合い。
右側の赤い十字が見える花も、手前の色合いも素敵。
20240hlala02

手前の白と赤系の配色も素敵ですし、
右側の海老茶みたいな色合いも魅力的~。
20240hlala03

そして、こちらが購入したものです。
モーヴピンクと下の花びらの青い縁にひとめぼれ❤
20240hlala04
↑ タグも写真ではなくて手書き。紙の地色もくすんだトーンでめちゃくちゃ好み!

17日に連れて帰ってきて早速記念撮影。
上部の花びら、明るいピンク色に見えるかもしれませんが、
グレイッシュ。モーヴピンクです。
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インクブルーの縁部分をアップで。
2_2024ohlala2

茜色からインクブルーへのグラデーションにうっとり。
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横から見た様子。
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上部の花びらにもところどころうっすらとインクブルーがにじんでいる様子も
幽玄です。
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オーララの特徴は反転咲き。
真ん中の花びらが、「飛行機ブ~ン」とか
キユーピーちゃんの手か、
はたまたペンギンか、みたいな感じになっていますよね。
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この角度だと花びらのフリル加減がわかります。
7_2024ohlala6short

両手を広げて、飛行機ブ~ン。
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違うお花も。
飛行機ブ~ン。
9_2024ohlala7short

モーヴピンクのオーララ。
私の勝手なイメージですが、
カトレアや蘭、アヤメやカキツバタをなぜか連想させます。
そのためか、「和」な雰囲気に仕上げられたらと。
10_2024ohlala8
↑ 黒い鉢にしてみました。
写ってはいないのですが、対角線の奥にはダークパープルの葉ボタンがいます。
モーヴピンクやパープルと色をリンクさせるように。

次々、花が開花。
21日に咲いた右側は、パープルが強めです。
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正面から。
12_2024ohlala11short

別の花。インクブルーの縁取りはありませんが、
右斜め下に若干、青い縁がみえます。
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21日午前中。
なんて気品のある蕾の形でしょう!
バラと言われても納得してしまいそう。
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同日午後にはこんなにほころびました。
15_2024ohlala14

和の雰囲気になっているでしょうか~。
16_2024ohlala9

22日。21日のつぼみがもう開花しました(右下)
パープル寄りですね~。
17_2024ohlala15

23日の様子。
18_2024ohlala17

すくっと立つのですが、茎の長さが絶妙だと思います。
葉に埋もれることもなく、茎が長すぎて徒長っぽい姿になることもなく。
ボリュームある花を苦しくなく支えられる茎の長さ!
19_2024ohlala16

ベランダにいるビオラたちの中では、
「あでやか」という言葉が一番似合います。

次回はオーララの白バージョンをご紹介します。

エボルベ オーララ!(アイディアルフラワー/大牟田尚徳氏/宮崎)

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2024年11月21日 (木)

ビオラシリーズ(その8)青いウサギのビオラに一目ぼれ。冬色くれよん。

2024年秋。またまたかわいいビオラに出会ってしまいました~。
土を買うためだけに訪ねた園芸店。
一目惚れしてしまったのは冬色くれよん「ゆき のち・・・」

耳が水色のウサギなんですよ~。
ネモフィラよりももっと明るい空色。
こんなかわいいお耳を見て、連れて帰らないでいられましょうか・・・。
(以下、画像はサムネイルのため不鮮明。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

葉から飛び出す少し長めの茎の上に水色の耳のウサギがぴょんぴょん。
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かわいい~。葉に見え隠れして、たくさんのウサギがかくれんぼしているみたい!
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↓ 一番右にすみれ色になっている子もいますね。
後ろはビオレッタしずく(青×パープル)です。
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まだまだ元気なロベリアのスカイフォール(奥)と並べてみました。
小花同士。花の形もちょっと似ていますね~(親戚ぐらい)。
2024yukinochi4_1116

アップで。
「キャッ!」みたいな顔をしています。
あごにも水色の点がありますね~。
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向かって右側の花びらなんて、少しぺこんとお辞儀していて、本当にウサギの耳みたい!
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後ろはすみれ色になった花の耳です。
手前、眩しいほどの白さとまさにクレヨンで塗ったような水色。
2024yukinochi7_1108

水色のまわりには淡いすみれ色も見えます。
そして、ラメのようにキラキラ光っています。
2024yukinochi8_1109

さらにアップで。
やっぱりキラキラ光っていました!
2024yukinochi9_1109

すみれ色のお花。
2024yukinochi10_1109

ロベリアと並ぶと、
お互い、ちらちらっと「ちょっと似ているかも」と
思っていそう。
2024yukinochi11_1109

すみれ色の花のお耳もメタリックブルーに光っています。
2024yukinochi12_1109

アップで。
2024yukinochi13_1109

つたない手書きで失礼します。
手元にあったコレトのメタリックなブルーのインク。
こんな色が実際のお花で実現できるなんてすごい!
2024yukinochi14

ビオラはいろんな生産者が作っていらっしゃるので、
毎年毎年いろんな種類のビオラがありますよね。
それゆえ、園芸店によって取り扱いが違います。

冬色くれよんも1か所以外ではみかけたことがありません。
すっごくかわいいので、気になった方がぜひゲットできますように。

冬色くれよん ゆき のち・・・(タキイ種苗)

ビオラシリーズはカテゴリーのビオラからご覧いただけます。
(PCだと右側欄外。スマホですと右上のオレンジ色のをクリックで表示されるかと思います)

2024年11月16日 (土)

2024年秋の里山ガーデン(その6)花と空と鳥と虫とビスと♪

2024秋の里山ガーデン、たくさん楽しみました~。

植物や同じスポーツを愛する方々と。そして一人でも。

最後は、忙しい職場で一緒に働いていた戦友ともいえる心の友と。

久しぶりの再会。
戦友はママさんとなりました。
2歳間近の愛息Hくんのかわいらしいこと。
Hくんが活発なので、私がゆっくり里山ガーデンの花を愉しめないかもと心配してくださいましたが、
私はもう、たっぷり、秋の里山ガーデンを愉しんでいたので、
逆にHくんが里山ガーデンをどんなふうに感じるのか、そのことに興味がありました。
(以下、画像はサムネイル。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

ガーデンベアにご挨拶するHくん
Satoyama_mh1

手をつないで歩いているところをパシャリと撮らせていただいたのですが、
足の歩調が合ってました!!
Satoyama_mh3

Hくんは
花だけではなく森羅万象に興味を持っていました!
虫に、蝶に、鳥に。
飛行機が通ると空に指さします。
Hくんママも一緒に空を見上げます。

お手てつないで♪
Satoyama_mh2
活発に動きまわる息子さんを見守りながら、時には抱っこして、
階段では手を支えながら。
そんな彼女は体力が必要!と言っていましたが、笑顔が輝いていました。

Hくんが関心を持つもの、そのまなざしの先にあるものを一緒に味わおうと頭を寄せて、
目線の先を追いかけ、その何かに笑ったり、
真剣にみつめるHくんの様子を微笑んで見守ったり。

入口から大花壇に向かう橋。
まだ2歳にならないのに、ブンブン腕を振って力強く歩いています!
Satoyama_mh4_13

Hくんが関心を寄せたもので、意外だったのがビス!
里山ガーデンには大花壇のパノラマを見渡せるデッキ、橋、階段があるのですが、
しゃがんでそのビスを指さします。

新鮮でした~。
鳥、虫は私もわりと興味があってカメラに撮りたくなるのですが、
ビスは、そんなの橋や階段にあったっけ?と目に留めたこともない存在でした。

デッキから降りる階段をママの手に支えられながら、何度も下りる登るを繰り返すHくん。
大人になると階段って割と避けたくなるものですが、
小さな子供たちにとってはアトラクションみたいに楽しいことなんですね!
Satoyama_mh5
↑ ママのサポートで何度も階段を昇り下り。
画像の右側に並んでいるのが
Hくんが興味を示したビスです~

歩き始めた頃のよろこびって記憶には残っていないのですが、
うれしそうなHくんの様子を見て、私まで、階段がうれしくなりました~。

Satoyama_mh6
↑ 歩くのが楽しい!という感じでズンズン歩くHくん。
 その後ろでママさんが何かあった時のために手を差し出しながら後を追います。
 私たちも子供の頃、自分自身は気づかないけど、こんな風に見守られて過ごしていたのですね~。

Hくんママ同様、子育てをしている方々。
気が抜けなかったり、体力的に大変なことも多いでしょうけれど、
我が子の成長や、今まで目にも留めないことに我が子が興味を示したのをきっかけに
あらたな世界を知って、自分の世界を広げる楽しさを感じたりされていることでしょう。
(特に男の子のママさんは昆虫の世界に足をどっぷり踏み入れそう)

子育て中には小さな失敗や、いたらなさに落ち込むこともあるでしょうし、
寿命が縮まった!っということもあって本当に大変だと思うのですが、
それを上回るたくさんの喜びを糧にして、毎日、良戦苦闘がんばってくださいますように。

Hくんとはハムスターの人形とドキンちゃんの人形をごっつんこさせるという遊びをしました。
Hくんも楽しそうにしてくれたけど、私自身も1時間続けたいくらい楽しかったです~

2024年11月14日 (木)

日常からちょっと足をスキップさせる小冒険♪

いつもの時間に家を出て、いつもの道を。
前を歩く人、向こうから来る人も、
名前も知らないし、挨拶もかわさないけど、
いつもおみかけする顔。

そして、いつものように駅について。
でも、違う方面に乗る!
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振替休日や有休休暇など、学校や職場にいつもなら行っているはずの日に休んでるって特別感ありますよね~♪

そんな時、遠出を愉しみたくなるけれど、同じくらい醍醐味なのが、
いつもの時間に駅まで行くんだけど、
①いつもの電車ではなくて反対方向の電車に乗ってみる。
とか
②いつものバスではなく、別の場所に行くバスに乗ってみる。
とか
③いつもと同じ時間の電車に乗るけど、気になっていた駅で途中下車してみる。

途中までいつもの時間のルーティンをおこなっているからこそ、
ちょっと違う乗り物に乗って、別の場所に向かうことにちょっぴり背徳感もあり。
遠くに行くのと同じくらいちょっとした冒険♪

そんな、小さな大冒険を楽しみました。

オシドリの池を訪ねると、子犬のような鳴き声が。
もう来ていたのですね~。
(以下、画像はサムネイル。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましら)

メスですね~。
Oshodori202411_1

オスですね~。
どうしてこんな配色になったのか不思議~。
Oshodori202411_2

池の脇の茂みの中にみんないます。
人目につくところには出てきてくれませんでした。

ですので、枝越しに姿をとらえたのですが、
こんなペアを撮っていると、
芸能人の密会を隠し撮りするカメラマンみたいな気分になります
Oshodori202411_3
左側のオスが右側のメスをみつめています。

ポジション入れ替わり。
左側のメスと右側のオスがみつめあっています。
Oshodori202411_4
わかりづらいと思うのですが、
黄色い↘のところにオスの目があります。

里山の紅葉を眺め、おいしいパン屋さんに寄って、
小冒険を愉しみました~。

2024年11月12日 (火)

スマホの夜景モードでおうし座のVの字やスバル、4.8等星も!

スマホの夜景モードってすごいですね~!

私は眼鏡をかけた時の視力が1.0ぐらい。
そのせいもあるかもしれませんが、私が肉眼で見えない星も写ります。
しかも三脚などを使わず、手持ちだけで。

今朝11月12日早朝5時前の西の空をパシャリ。
(以下、画像はサムネイル。
 ぜひ、クリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

秋の深まりを感じさせるシンとした空気の中、
オリオン座が横たわっていました。

↓ スマホで撮ると。左にオリオン座が。
 中央におうし座のVが(肉眼でははっきりわからず)
 右には6つの星が並ぶスバルも(肉眼では見えず)
20241112_0447_1star_short

ステラナビゲーターで再現してみるとこんな感じです。
20241112_0447_3stella
↑ 初期設定ですと、満天の星空が再現されますが、
 スマホに写った星の数と同じになるくらいに設定しました。

なんといっても、スマホで、市街地の星空なのに
おうし座のVとスバルが撮れたのが感激!
20241112_0447_2star_shortshort
スバルは4つの星は比較的はっきりと。2つはかろうじてわかりますでしょうか。

↓ ステラナビゲーターと照らし合わせると
20241112_0447_4stella_short
かろうじてですが4.8等星が写っていることがわかります。

スマホの夜景モード。
ぜひぜひ、みなさまもお試しくださいませ。

この時期、早起きされたら西の空が、きらびやかな冬の星座が広がっておすすめです!

2024年11月 6日 (水)

ビオラシリーズ(その7)大化けしたビオラ、さなぎ色のロカハーツ

待ちに待ったビオラの季節が到来!
実は先シーズンのビオラ。
ご紹介したいと思ってしそびれたものがいくつもあります。

そこで、この7では、2023秋~2024春で一番気に入ったものの一つ、ロカハーツををご紹介します。

私が2023年秋にビオラにはまったきっかけが青いロカハーツの画像を見たことでした。
それで、「ロカハーツが販売される!」という2023年12月に園芸店に行ったのですが。

くじ運が撃沈。
早い番号の方から入場して売り場で苗をゲットできるシステム。
私がロカハーツの売り場に行った時には、下見タイムで見ていた青系ロカハーツをはじめ
ステキだな~と思っていた色合いの苗はほとんど残っておらず。
たくさん苗があった場所に、手に取られなかった苗が、ぽつ~ん、間隔を置いてまたぽつ~んといました。

そこにひょろんと黄緑色の小さな花が一輪だけついている苗がありました。
ビオラフェアのビオラといえば淡いパステルやゴージャスなパープル系。
フリフリ系。ちょうちょみたいな軽~いひらひら系の苗たちが、
「うふふ」と言っていそうな感じで咲いているのですが。
この黄緑色の貧弱な花一輪。異質です!
まるで、かまきりの卵かさなぎのような色。

なのに、なぜか惹かれました。
「ここまで来たんだもの。ロカハーツを一つは連れて帰りたい!」
この、さなぎ色の苗を連れて帰ることにしたのでした。

のちの大化けするなんて思わずに・・・。
(以下、画像はサムネイルのため小さく少し不鮮明。
 ぜひクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

クラシカルな鉢に入れてみました。
Rokamidori1_20231202
左側が私が手に入れたロカハーツ
花が1輪だけひょろ~ん。
みんなから見捨てられていた苗です。

右側はワインレッドにオレンジの縁のフリフリが美しいドラキュラ

衝撃です!
花なのにくすんだ緑色。まるでさなぎ色!
Rokamidori2_20231202
↑ 華やかさも愛らしさもない、ちょっと貧弱な花。
でも、こんな色の花びら、見たこともない、と
つい、惹かれてしまったのでした。

翌日、2ショットを撮り直しました~。
Rokamidori20231204
かたや、渋い。かたや、ゴージャス。
ぜんぜん性格の違う2人のよう。

花の色合いは、翌日から変化がありました。
Rokamidori3_20231203
花の中央にすみれ色が現れて綺麗。

↓下部の花びらには濃い黄色が広がりました。
上部の花びらも中央から少しピンク色が現れています。
Rokamidori4_20231204_1024

横からの姿の方がわかりやすいです。
花びらの裏側。全体が薄いピンク色で、ふちに緑色というバイカラーの花びらになっています。
Rokamidori5_20231204

三日後にはさらに中央にピンク色が現れました。
Rokamidori6_20231207_0935

↓その後は、こんな風に、全体がイエロー系になる花も。
下部の花びらは濃い山吹色。
その上の左右の花びらは、少しテラコッタに近い色。
上部の花びらはくすんだイエロー。
私の大好きな色合いです❤
Rokamidori7_20231217_1208

気温が低くなるとビオラはどんどん色を変え、
また、モリモリ咲き誇りますね。

クリスマス直後にはこんな感じ。
からっと明るい色ながら、絶妙なニュアンスカラー
Rokamidori8_20231226_1329

↓ 2024年お正月明け。
なんと、淡いすみれ色の花びらに!
右側のヌーベルヴァーグの真似をしたのではないと思うのですが。
Rokamidori9_20240104_0902
(↑ 隣のお花の真似をしてみました、と言っていそう)

このすみれ色系も、10分ぐらい見ていても飽きないほど美しいです。
下部の花びらには黄色が混ざっています。
上部の花びらはピンクとすみれ色を混ぜたような繊細な色合い。
そして、「う~、酸っぱい」みたいな目に見えるところの筋。
これがまた、濃いパープルなんですよね!
それもおしゃれ。
Rokamidori10_20240104_0903

↓ こんな風に、同じ苗なのに、同じ時期にパープル系になる花(後ろ)もあれば、
イエローテラコッタ系(手前)になる花もあって。
不思議です。
Rokamidori11_20240104_1244
↑ 控え目だけど可憐なやさしい色合いの花たちに。
 最初のさなぎ色の花からこんなに美しくなるなんて~。

これは特に、テラコッタ感が強いですね~。
しびれる色合い!
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↑一番上が刈安色(スモーキーベージュ)
 中央がテラコッタ色。
 下が山吹色。

買った時はたった一輪だったさなぎ色の花。
それが、こんなに咲き誇って、大化けしました。

醜いアヒルの子が白鳥になった、とか。
宮崎駿アニメの『赤毛のアン』のちんくしゃだったアンが美しい娘になった、みたいな~。
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パープル系、イエロー系を摘んで、小さな器に挿してみました。
Rokamidori14_20240122

2024年3月終わりまで、ロカハーツはさなぎ色~イエロー系~淡いピンクすみれ色系の豊かな色幅で
咲き誇ってくれました。
Rokamidori16_20240323
↑ 3月23日がカメラにおさめた最後のロカハーツかもしれません。

フリフリの華やかなビオラも素敵ですが、このロカハーツは
ほとんどフリルがなく、シンプル。
でも、発色が、私のツボをつきまくり。

なんとか、種を採りたいと思ったのですが、うまく採取できず。
2024秋、もう一度この色合いのロカハーツに出会いたいです。

うまく表現できないがゆえに、ごちゃごちゃ言葉を重ねてしまうのですが、
色合いの奥深さ、なんと表現していいのかわかりません。
北欧の積み木のような。
白がまざったパステルカラーではなくて、
明るいレモンイエローのようになった花びらですら、どこかグレイッシュ。

この先、どんな花を育てても、一生、恋しく思い出すひと苗でしょう。

ロカハーツ(再興園/長野)

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(PCだと右側欄外。スマホですと右上のオレンジ色のをクリックで表示されるかと思います)

2024年10月31日 (木)

ビオラシリーズ(その6)ようこそ青いビオラ(パンジー)とハロウィン仕様のミニエヴァちゃん

私のビオラ元年は2023年秋。
青いビオラの写真を見たことでした。

青いビオラは街の小さな花屋さんに並ぶほど出回っておらず、
去年、大きな園芸店で無事ゲットできたものもあれば、くじにはずれ手に入れそびれたものもありました。

今年ももうビオラフェアが始まりました。
まだ、春~夏の寄せ植えが元気いっぱいで、空いている鉢が少ないのですが、
「ビオレッタしずく」という品種の写真に魅せられ、
ビオラフェアに参戦しました。

去年は100人中90番台、70番台ほか、かなりくじ運が悪かったのですが
今年は史上初のひとけた数字!!

幸運にも願っていた青系ビオラを手に入れることができました。
(以下、画像はサムネイル。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

いろんなビオレッタしずくが並んでいます。
ノーフリル。色のグラデーション。どれも魅力的で見ているだけでぽわっ❤となります。
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↑ 大切に育てられた美しい苗たちが並ぶ様子は圧巻!

ビオラフェアでは下見タイムが設けられています。
その時にどの苗がほしいかな~と目星をつけるのですが、
実際にはくじの番号順に入場して、一人3苗(9:30までは)までかごに入れられるので、
ほしい苗が自分の順番の時にはもうだれかのかごの中、ということも多々あります。

それでも下見タイムは至福の時間。
育種家さんたちが育てられたいろんな花びらの形、色合いの苗を一同に見られるのですから。
いわばパンビオの植物園♪
目をつけた苗を撮るというだけではなく、
一面のビオラたちを撮るだけで(手に入らなくても)
見ているだけでしあわせになります~

去年の分の運と2024年内の運を使いきったか、史上初のくじ運のよさでゲットした
青いパンビオがこちらです。
シェルブリエビオレッタしずく
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シェルブリエ。水色の花びらと、その下のインクブルーの花びらに
ハートを撃ち抜かれました~。
可憐な花なのに、インクブルー。ギャップ萌え~。
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帰宅してとりあえずベランダに置きました。

↓ 左手前は購入したビオレッタしずく
濃いブルーの花びらと濃いパープルの花びらのコントラストに惹かれました。
手前中央はお祭りでもらったパンジー
ゆっくり育っています(花の色は咲いてみないとわからず)。
手前右は購入したシェルブリエ。水色×インクブルー。
左後ろはロベリア。2024春に買って、ずっと咲き続け、今も元気!
右隣は購入したビオレッタしずく
水色の花びら×淡いクリーム色の花びらが愛らしいです。
後ろにみえているのは、今なお元気いっぱいのカタリーナ・ラムレーズン
夏元気がなかったけど、秋に復活したカリブラコアです。
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(2024.11.22追記)
この↑の写真の中央の葉。
お祭りでパンジーの双葉をもらって育てていたわけですが、
どうやらバジルです~)

シェルブリエのアップ。
この花はインクブルーまではいかず色鉛筆の青ですね。
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こちらの花はインクブルーに少しパープルが混ざっています。
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↓ シェルブリエの後ろ姿とシルバーリーフと
くすんだサーモンピンクのカリブラコアと、
10月末になっても爆咲の白い小花ダイヤモンドフロスト。
このシェルブリエ、寄せ植えで組み合わせるなら、
白×シルバーリーフ×くすんだサーモンピンクがいいなあとこの写真を見て思いました。
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(でも、単独植えにしました)

ブルー×パープルのビオレッタしずく
こちらも素敵すぎます~。
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パープル色の花びら3つがちょうちょみたいに見えます。
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アップにすると。
「う~、すっぱい!」という顔に見えます。
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デジカメで紫色を撮るのは難しく、
↑ 一つ上と二つ上の写真では紫部分が薄く写っていますが、
 三つ上のスマホで撮ったものが一番実際の色に近いです。
 少しパープル寄りの青×鮮やかなパープルの2色カラーがおしゃれです~

こちらもビオレッタしずく
ネモフィラを想わせる水色の花びらに惹かれました~。
やっぱり「う~、すっぱい!」の顔をしています。
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縁あって、連れて帰ってこられた青いビオラ3つを大切に育てなければ~と思っていた矢先、
別の園芸店の前を所用で通りました。

あまりブランドビオラは扱っていないところです。
ブランド苗コーナーにやはり青いビオラはいませんでした。

奥に向かって売り場を歩いていると、衝撃!
目が点になりました。
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↑ たくさん並んだパンジーの中に一人、青い子がいるではありませんか!!!

しかも、ノーブランド。なんと税込み151円コーナーです。

今、ある問題が起きているのを知っています。
育種家さんがお金と時間をかけて育てたブランド苗から種を採取して
海賊版の苗を作り、販売している人がいるということを。

確かに、私も、あきらかにこれは〇〇だよね~という特徴あるビオラが
ノータグで安い値段で売られているのをみました。

それを買ったらお得だけど、育種家さんの尽力を考えたら、
海賊版には手を出したくない。

でも、私はこの青いパンジーに元となったブランド苗があったのかわからず。
151円ですし、単なる突然変異?かもしれずと
連れて帰ることにしました。

大好きな水色×青の配色。
(ほのかに淡いすみれ色もみえます)
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以上、青いビオラ第一弾でした。
(4つの青いビオラで今シーズンは満足と思っていたのですが、
 人間の欲望とはきりがないもので、まだチャンスがあれば
 もっと青いビオラを迎えてみたい~)

去年の青いビオラは、生産者のところよりも私のところが温暖なため?か
しだいにパープルが強くなったり、逆に水色だった花が2番花以降白っぽくなったり、
色変もありました。

今年迎えた青いビオラたち。どのくらい青を保つか、変わるのか楽しく見届けようと思います。

さて、今日はハロウィン。

最後にハロウィン仕様におめかししたミニエヴァちゃんたちを。
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シェルブリエ(花日和/喜・喜・緑)
ビオレッタしずく(ベジハナファーム/原田氏/長野)

ビオラシリーズはカテゴリーのビオラからご覧いただけます。

(PCだと右側欄外。スマホですと右上のオレンジ色のをクリックで表示されるかと思います)

2024年10月27日 (日)

ル・ジャルダン・サクレ(熊谷)は秘密の花園で憩う夢をかなえてくれる空間でした~

里山ガーデンシリーズもまだ途中。
さかのぼれば、2023年冬~2024年春のビオラシリーズも途中なのですが、
今日は、埼玉の熊谷にあるル・ジャルダン・サクレについてを。

秘密の花園という名前がついたル・ジャルダン・サクレは権田さんという方が個人でお花を咲かせているお庭です。
年に2回公開されています。

その秋の公開に、中学時代からの親友と訪ねてみました。

熊谷はラグビーの街でもあるので、駅前にラグビーの彫刻やラグビーチームのフラッグなどもありました。
(以下、画像はサムネイルのため小さく不鮮明。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

さまざまなバラが見事なお庭ですが、
入口近くにはフジバカマも。
フジバカマの香り、好きです~。
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私たちが訪ねた日は、雨のち曇り。
雨はあがりましたが、雲が空を覆っていたため、
少し画像が暗いのですが。
中央右側にミューレンベルギアカピラリスがいるのがおわかりいただけますでしょうか。
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まるで、イギリスかカナダに来たみたい!(勝手なイメージ)
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バラの間をいくつもいくつも小道が作られていて、まるで迷路のよう。
空間の実際の広さ以上に、広さを感じます。
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いろんな像があちこちに。
お庭があったら私もこうしたい!と思う素敵な飾り方がいっぱいありました。
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像があるとバラも、像も引き立ちます。
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ネコちゃんもいました~。
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咲くのが早かったバラの赤い実なのでしょうか。
赤い実のつぶつぶがいっぱいあるのも素敵な眺め。
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カンナも背が高く、葉の筋模様がアフリカアートのようでした。
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あちこちに椅子が置かれています。
屋根のあるあずまやもあります。
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 ↑ あずまやの一つをバラ越しに。

入場料は500円。
無料で紅茶からローズヒップティーをいただけます。
(種類は日によって変わるのかもしれません)

好きな場所で、バラを眺めながら、まるで自分の庭のようにくつろげる。
少し離れた空間で、ほかにくつろいでいらっしゃるグループもあり、
声は聞こえてきたのですが姿は見えません。
それだけ、バラや植物の背丈があり、ほかの人が視界から隠れてしまうのでしょう。
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いろんなところに椅子があって、座ってゆっくりバラを眺められます。
バーネットの『秘密の花園』にあこがれた人にとって至福の空間❤
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 ↑ 植物がアーチになっていて覆う、
 この席も落ち着けました~。

 ↓ この椅子に座ってバラを眺めるのもしあわせですね~。
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天気が回復して、日が出てくるようになったら、
来場者が増えました。

秋でも天気のいい日、週末は
他の方が視界にはいらないでお庭を愉しませていただく、ってことはできないかもしれませんが、
椅子はあちこちにたくさんありますので、
座ってくつろげることでしょう。

黒い蝶もいました。
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いろんなバラが咲き誇っていました。
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雨あがりのおかげで、バラもさらに匂いたったような。
花びらに落ちる雫がフォトジェニック。
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親友がみつけたこのバラが香り高く、一番気に入りました~。
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バラだけではなくクレマチスもあちこちに。
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↓ の画像は青系を集めてみました。
上の2つはお庭にあったブルー系の花。
左はルリソウでしょうか。
ワスレナグサに似た花が咲いています。
グーグルレンズで調べてみると、ほかの候補は
アンチューサ、シナグロッサムなど。
秋も咲くのはどれかしら。

下はお庭の手前の道でみかけた植物。
調べたら、イシミカワのようです。
毒々しいチューイングガムみたいなインクブルーとスカイブルーに惹かれました~。
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お庭へ行く道のつきあたり。森と鳥のさえずりと。
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ぜいたくな時間をすごさせていただきました~。

2024年10月24日 (木)

2024年秋の里山ガーデン(その5)10月のいろんな花々

ミューレンベルギアカピラリス以外の花たちを。
(画像は割と小さめに投稿。
 それでもクリックorタップで拡大していただきますと、
 鮮明にご覧いただけます

昔、コスモスと言えばこの色でした。
マゼンダ色のコスモス。
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キバナコスモス、オレンジ色のコスモスは
9月中旬の開幕から10月中旬の千秋楽までずっと咲き続けてびっくり。
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ミニエヴァちゃん。双子なので、ラベンダー色の方は
すみれちゃんと名付けました。

こちらがすみれちゃん。
いただいた麦わら帽子にすみれ色のおリボンをつけてみました。
右側に見えているオレンジ色は霧島の秋でしょうか。
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アップで。
おそらく霧島の秋かな~と。
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ピンク色の花が咲いているこちらも霧島の秋かしら。
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ハゲイトウとオレンジ色のケイトウと。
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色づいたコキア。
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9月には白いシュウメイギクをちらほらみかけました。
ピンクのシュウメイギクは10月になってみかけました。
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太陽のようにメラメラなダリア。
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この一角、ちょっと独特の雰囲気。
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こゆい色のサルビアでしょうか。
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手まりのようなダリア。
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9月にも少しだけみかけていたユリが
たくさん咲いていました。
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クレオメもいました。
こちらも会期中1か月、咲き続けていました。
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このジニア、色が黄色、オレンジ、マゼンダと様々なのに
1本の茎からなっていたように見えました。
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カメラを首から下げていたからかわからないのですが、
洋服の色もスタッフの方たちとは違うのにスタッフに間違えられたのでしょうか。

何回も写真撮ってもらえますか、とお願いされました。
まわりにいろんな方が行きかっているのにわざわざ遠くの私のところまでやってきて。

きわめつけは。
リードでお散歩しているかわいいわんちゃんが、私の前に歩み寄り、じっと下から私を見上げます。
飼い主さんが「あらあら、すみません」と引こうとするが動きません。

猫派で、犬に心理に詳しくない私であっても
「私を撮って」っと言っている以外には考えられない熱視線。
飼い主さんに承諾を得ながら、ぱしゃっと撮らせていただきました。
個人情報ならぬ個犬情報もありますので、
目元だけ掲載させていただきます。

こんなかわいい目で下からじ~~~と見上げられたら。
メロメロです~。
202410satoyamahana_20short

2024年秋の里山ガーデンはもう少し続きます。

たそがれから夜景のビル群の美しさにうっとり。オフコースの名曲「たそがれ」&SEIKOの時計アベニューのCMについても。

ふだんは、チベットの野ウサギのような生活をしている私ですが、
学生時代からの親友とお茶のひととき。ザ・TOKYOという風景を愉しみました。
(以下、画像はサムネイルのため小さく不鮮明。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

今日の眺め
あいにくの雨で、夕映えは見えないかな~と思っていたのですが、
20241023tokyo1

幾重にも重なる雲の中で、
速く行き過ぎるものもあり、
ぽっかりオレンジの夕空が顔を出しました。
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神々しかったです。
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雲の奥に夕空のチラリズム。
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東京タワーのあたりは蒼い空に。
たそがれの蒼い空って惹かれませんか。
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西の空には濃いオレンジ色に染まる雲が。
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アップで。濃い!
グレー×オレンジの配色にうっとり。
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夕闇が広がり、ビルに灯りが灯りはじめるトワイライト。
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やがて、きらびやかな夜景に。
里山の森も好きだけど、「シティー感」あふれる夜景もいいものですね~。
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オフコース「たそがれ」または「エンドレスナイト」
オフコースに「たそがれ」という名曲があります。
たそがれから夜にかけてのビル群の眺め、というと、この「たそがれ」とその英語歌詞の「エンドレス・ナイト」を条件反射で思い出します。

たそがれというのは不思議な時間ですよね。
逢魔が時とも。
昼と夜、光と影、ONとOFF。いろんなもののはざま。
気を抜くとふわっとなにかに心をさらわれそうな、そんなあやうい時間を感じます。

オフコースの楽曲「たそがれ」「エンドレスナイト」はメロウな曲調。
昼間、ひっつめた髪をほどいて、仕事の緊張から解放されて、心を緩ませる。
ふわっとなにかに誘われるように。
そんな、不思議な「たそがれ時間」のたゆとうようなやわらかさと、
ちょっと甘い切なさと人恋しさを感じさせる曲です。

特に英語版「エンドレスナイト」の小田和正さんの発音が本当に綺麗です。

SEIKOの時計アベニューのCM
昼間の青空とは違う、青と夜の闇との間の「蒼い」空に惹かれます。
また、夜明けの蒼い空にも。

そんな私が今でも大好きで何度も頭の中で映像をリピートし、音楽を口ずさんでいるのが、
40年近く前のアベニューのCM。

おそらく夜明け前だと思います。
蒼い空の中のニューヨークの摩天楼のビルが並ぶ通りのカットが、パッパッと切り替わって映り、
その映像に合わせて、「レキシントン」というように通りの名がナレーションで語られるのです。
「アベニュー」という商品名にちなんでなのでしょう。

そして、音楽がこれまたいいのです。
確か梅垣達志さん。
透き通っているような、涼やかな。

大好きなCMで当時のVHSビデオで録画したのですが、VHSゆえに自分ではもう再生できません。
わずか15秒ぐらいのCMだけど、これだけNYに行きたい!と思わせる力がありました。
40年近く経った今も、脳内リプレイしてちょっとドキドキ❤するくらい永遠に好きなCMです。

もし、「あのCMね! 私も好きだった!」という方がいらしたら、ネットを通じてエアハグ、エア握手したいです~。

というわけで、緑豊かな森がいいけれど、都会のビル群の夜景もいいな~と楽しんだ1日でした。
 ↓こちらは以前撮った、神奈川から眺めた東京夜景(詳細はこちら)。
対岸から眺めると、別世界があそこに広がっていると感じられて
それもオツなもの。
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2024年10月20日 (日)

2024年秋の里山ガーデン(その4)ミューレンベルギアカピラリス、ピンクのふわふわの幸せ~

秋の里山ガーデン。
会期は10月14日で終わってしまいましたが、閉幕間際にも訪ねることができました。

赤系の濃ゆい色の花が多い秋の里山。
日の光に透けるミューレンがいい仕事をしてくれています。
濃ゆい赤に淡いピンク色甘さを出し、
ともすれば重い配色になる中で、軽さを出す。

今回は10月7日閉幕間際三連休の時のミューレンを混ぜてお届けします。

濃ゆい赤系統の花が多い里山ガーデンですが、
こんな明るいパステル系の一角も。

白、ピンク、黄色、オレンジのコスモス畑に
ピンク色のミューレンとブルーの花が効いています。
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ネモフィラのような色合いのスカイブルーってなんかしあわせ
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白とピンクのバイカラーのしっぽみたいなノゲイトウ。
その奥に白いしっぽと、ミューレンと青い花。
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背の高い草花はワイルドガーデンのようで本当に素敵。
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ミューレン越の花の黄色とマゼンダ色。
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ミューレンのアップ。
身体を親指姫のサイズにして、
この中にもぐりこみたい~。
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秋ならではの濃ゆい配色。
ハゲイトウ、葉も茎もダークカラーのダリア。
アンティークカラーの花びらの花々。ケイトウ。
そこに「軽さ」をプラスさせるのがミューレンの存在。
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緑の葉と赤系のコントラスト。
強い秋の日差しで鮮やか!
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光に透けて、孔雀の羽根のようなミューレン。
ハゲイトウと霧島の秋?との暖色トリオ。
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左側はチカラシバ?
二つとも秋の日を浴びて、輝いています!
逆光で生まれる輝き。
そのため、同じ植え込みも太陽側から眺めるのと逆光側から眺めるのは印象が変わりますし、
それゆえ、午前中に訪ねるのと、午後訪ねるのとでは見え方が変わりますし。
近くに住んで毎日訪ねたいくらいです~。
(この近くに住んでいる友人から里山ガーデンができる前からの一帯のお話をきかせてもらって
 興味深かったです~。自生ホタルもいたそうです)
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東入口そばの植え込みにもミューレンがいました。
いかにも、秋!の配色にうっとり。
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 ↓ 9月開幕直後に訪ねた時の様子です。
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この場所を閉幕直前に撮ると。
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全然雰囲気が違いますね~。
左側の細い緑の葉の群れがピンク色のミューレンだったのですね。
9月は黄色いコスモスが目立っていましたが、
白やピンクのコスモスが育ち、しかも背が高くボリュームがあることがわかります。

近日、ミューレン以外の植物の様子をご紹介します。


2024年10月16日 (水)

十三夜の名月と紫金山・アトラス彗星を見ました!

今日は旧暦9月13日。のちの月(十三夜)。
東側の空の月にみとれつつ、
西側に注目。

紫金山・アトラス彗星。無事、見ることができました!

13日は。うっかり見逃し。
14日は。西の空がひらけている場所に見に行くも雲に覆われていて見られず。
何人かで雲が晴れるのを願ったですがかなわず。
そのかわり、13日に江の島で彗星をご覧になったという方にスマホで撮った美しい写真をみせていただきました。

というわけで、今日は14日の場所にもう一度行ってみたのでした。

昨日同様、天体望遠鏡、双眼鏡、三脚のカメラほか持っている方がいっぱいいらっしゃいました。
スマホで13日の彗星写真を見せてくださった方もいらっしゃいました。

この方が、「見えていますね!」といち早く彗星に気づいて、教えてくれました。
私が空に目を凝らしてもわかりません。
スマホで撮った写真を指で示して、「この雲の左上ですよ」と。

その雲を目印に目を凝らすと見えました~。
肉眼ではうっすら。だけど想像以上に尾が長かったでした。

街の中ですので、暗い場所でみるよりはもちろん不鮮明なのですが、
こんな感じです~。
(画像はサムネイルのため小さく不鮮明。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

10月15日18時前の西の空。
画像中央から時計の11時の針の方向に尾が伸びています。
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18時過ぎの空。金星とアルクトゥールスの間ぐらいにいます。
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一期一会の出会いですが、お互い名前を知らない、けれど、彗星に心をときめかせる者同士、
同じ場所で空を見上げ、見えたよろこびを分かちあいました~。

明日以降も西の空が晴れている限り、出かけようと思います。

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10月15日の十三夜の月の様子や彗星待ちの間の夕暮れの空の様子を。

17:18頃の十三夜の月。
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アップのため、まわりの空が黒く写っています。
左下がまだ欠けていますね~。
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17:23頃の西の空。中央奥に富士山がいます。
川にオレンジ色の空が映っています。
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富士山をズームアップ。
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17:27頃。オレンジ~藍色のグラデーションが綺麗。
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無事、彗星を見られたあと、東(東南)の空に目を向けると
十三夜の月がさらに昇っていました。
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2024年10月 9日 (水)

夕空に五日月と金星が

10月3日の新月から始まった今クール。
秋雨前線の影響もあり、最初に見られた月は10月7日の五日月でした。

(画像はサムネイルのため小さく不鮮明。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら。

10月7日(五日月)
左)
17:34の南西の空に細い弧の月が。
今クール初めて会えた月です。
中)
右下隅に金星が。
右)
月の周りの雲の色にうっとり。
グレーの雲にブルーやオレンジ色がほんのり混ざって。
筆で絵具をす~と伸ばしたような、そんな雲。 
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17:35
雲が少しかかりました。
私たちが絵に描く三日月ってこのくらいの形。
ですが、五日月。三日月はもっと細いのですね。
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18:09
左)
空が暗くなって右下の金星がキラリ。
右)月はさそり座の中にいます。
 ステラナビゲータで再現してみました。
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18:12
左)
月の弧の時計の2時あたりに小さな星がいます。
画面の右下にも星がいます。
さそり座の星たちです。
右)矢印のところです。
 みえますでしょうか。
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2024年10月 8日 (火)

2024年秋の里山ガーデン(その3)ミューレンが満開!

秋の里山ガーデン。会期はじまってすぐに行った時は、ミューレンベルギアカピラリスがまだ咲いておらずでしたが、
10月7日に訪ねたらふわっふわの満開

9月会期始まってすぐの様子と何が違うかをご報告します。
(写真は後日あらためて)

大きな変化は以下の3つ。
■コキア 
 緑→赤
■ミューレン 
 緑→ピンクのふわふわ
■ハゲイトウ 
 目立っていなかった→にょきっと目立っていた(虫においしそうに食われていた)

ということで、それ以外の
9月に咲いていた植物は基本的にずっと健在。

ただし、
白、ピンク系のコスモスが背が伸びて存在感が一層増していました。

背が伸びる植物が多かったのか、9月に撮ったのと同じ場所で撮ろうと思ったのですが、
それがどこかがもはやわからなくなる感じ。

里山ガーデンは傾斜地をうまく利用して、通路が作られているので、
来場者が植物の影になることが多く、大勢の方がいらしていても、「一面の植物、人の影なし」という写真が撮れたりします。

植物の背が高く成長したことで、一層、いろんな方が死角になり、花畑への没入感を愉しめました。

近日、写真をアップいたしますが、
①秋の里山ガーデンを訪ねたけれどピンク色のふわふわの植物は見なかったわあ~という方は
 ぜひ、ミューレンが咲いた様子をご覧になりにいらしてくださいませ。
②ミューレンベルギアカピラリスなんて知らないわ~という方はぜひ、ご覧になりにいらしてくださいませ。

 ピンクのふわふわがいい仕事をするんです♪

とりいそぎ、今日はこのへんで~。

«よみうりランドのHANA・BIYORI(その2)花鳥風月ならぬ、花魚風月

emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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