里山ガーデンの魅力は「型の美」
2025年秋の里山ガーデンも大満喫しました。
以下、画像はサムネイルのため小さく不鮮明
お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら
里山ガーデン、雪の結晶、万華鏡、スカーフ。
私が魅せられているものですが、共通点はなんでしょう。
いずれも、フリースタイルではなくて、
制限のある中で色や形のバリエーションが広がるという
「型の美」だと思うのです。
雪の結晶
*や六角形を基本としながら、枝葉などでいろんなバリエーションがあります。
でも、七角形や雪だるまの形とか、ハートの形とかがあるわけではありません。
万華鏡
筒という限られた空間の中にオブジェクトを入れて、
回転させることによって色や形のハーモニーを楽しめるもの。
オブジェクトを入れ替えない。筒の形も変えない。
その制限がある中で、同じ眺めが二度と現れない無限の組み合わせを楽しめるのです。
スカーフ
基本は四角。その中に絵や模様が描かれています。
1枚のスカーフは絵や色調が変わることがないのに、
巻き方を工夫するだけで、いろんな色や柄を目立たせて、印象を変えることができます。
また、スカーフは同じ柄で色違いを作るメーカーが多く、
「同じ柄でも配色でこんなに雰囲気が変わるんだ~」と発見する楽しみもあります。
里山ガーデン
広大なエリア、というわけではありません。
でも起伏と、花を植えるブロックが勾玉のような形(真四角ではなく)をしていること。
がポイント。
碁盤の目のようなブロック分けではないからこそ、どこから眺めるかでまったく違った見え方に。
変形交差点と同じですね。
こんな感じです。
たとえば、
9/29
ハロウィンの飾りや竹細工のボールがあるブロック19(私が便宜上、勝手に番号振っています)を
右(東)から歩いた時の眺め。
19の手前、15ブロックの奥に広がる、マゼンダ色のこゆいゾーンがよく見えます。
(この箇所、私が2025秋の里山ガーデンで気に入ったトップ5の場所です♪)
この場所を左(西側)から歩くと。
19のコスモスの背が高いので、15のこゆいマゼンダカラーなどは死角で見えません。
というわけで、
どこからどんな角度で眺めるか、で見え方が変わります。
まるで万華鏡みたいに。
同じ通路を4回ぐらい歩いても、その都度、「ここからあのエリアを眺めるのがいいわ~」と
発見があるくらい。
角度が変わると眺めが変わるというのも、
緻密にいろんな花を植えているからこそ。
一面のひまわり畑、一面のマリーゴールド畑、とかだったら、
どこからみてもあまり印象は変わらないと思うのです。
同じ日でも、角度で見え方がかわる。
というだけではなく、時間の経過で見え方が変わるという楽しさも
里山ガーデンにはあります。
たとえば。
大花壇中段
9/22。ブロック10では、ミューレンがほろこび始めています。
9/29ではミューレン、完全に開花!
同じ場所でも時間で違うという例を2つ。
大花壇中段
2025年春。
手前にはピンクの花。奥では桜が開花。
↑この写真の左上をアップが最後に登場します。
何かが写っていました。
2025年秋にはまったく違う色彩に。
(順路の札は移動していますが、ブロックの形、
背景の木々を見ると同じ個所からの眺めと推測できます)
大花壇下段
2025年春。
同じエリア。9/29の様子。
まったく色合いが違っていますね!
というわけで、
里山ガーデン。ブロックの形が決まっているのだけど、
会期ごとにいろんな花を植えること。
また同じ会期、同じ日に花を眺めても、
角度によっていろんな変化があること。
それが、「型の美」になるなあと思いました。
うまく文章をまとめられませんでしたが、
さて、2025春の里山ガーデンの写真に写っていたものはなんだったのでしょうか。
桜の花びらでした。
花びらがひゅるんひゅるん~。
里山ガーデンシリーズ、まだまだ続きます。








































































































































































































































最近のコメント