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2007年12月14日 (金)

バタークリームの傑作---ノリエットのデリス

生クリームが主流でバタークリームを使ったケーキがなかなかみつからない昨今ですけれど、
実は気をつけてみているとバタークリームものってショーケースの中にちょこんって居たりします。

バタークリーム党にぜひ食べていただきたい銘品の一つがノリエットのデリス。

ノリエットは下高井戸にある永井紀之パティシエのお店。
新宿高島屋にも入っています。

デリスがどんなケーキかといいますとものすごくシンプル。
バターのこくが効いたアーモンド生地のスポンジとカシスのバタークリーム。
それだけ。
バタークリームが薔薇の形になっているわけではなく、
ぎざぎさのフォルムに盛り付けられているだけでとてもシンプルモダン。

けれど、絶妙です。
バタークリームはともすれば、こくはあるけどあまったるくくどくなりがち。
それが、カシスの酸味とあわさるのでものすごく活きるのです。
甘酸っぱい酸味とまろやかなクリーム。
それがフォークに載せて口の中に入れるまでは堅く、
舌の上でほろりと溶けてゆく瞬間。至福のひとときです。
色もアーモンド生地の黄色と、
カシスバタークリームのカトレア色のストライプの2色の配色が
パリ雑貨のリボンのようでとてもおしゃれ。

お店ではホールサイズ(カステラのように細長いです)と
一人分カットサイズと、プチサイズ(盛り合わせ)があります。

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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