幻の味、キッチン馬鈴薯の「ジンギスカン定食」
今でもあの味をもう一度食べたい!
と思うのがキッチン馬鈴薯の「ジンギスカン定食」です。
場所は早稲田大学本部キャンパスの東門を出たところにのびる大隈通り商店街の入り口近く。
私が通ったのはかれこれ30年近く前(年齢ベタバレ)。
卒業してからふと訪ねた時にはお店がなくなっていました。
ジンギスカン定食は甘辛くジューシーなタレがかかっているお肉にサラダが添えられているもの。
当時、まだ都内では羊の肉はあまり手に入らなかったはず。
ジンギスカンという名前でしたがたぶん豚肉だったのではないかと思います。
そのジンギスカンタレが本当においしくて。
しょうゆベースにりんご、しょうが、にんにくなどのすりおろしを加えたタレなのかなあと推測。
サラダにはこの時、ブームになりつつあったオレンジ色でクリーミーなイタリアンドレッシングがかかっていました。
お肉とサラダが確か同じ皿に盛られていて、サラダにお肉のタレが侵食してきて、そのタレで味わう野菜がこれまたおいしかったのです。
実はこの店、高校時代のクラスメイトのおばさまのお店なのです。
「クラスメイトにおばさまの消息を尋ねたら、あのジンギスカン定食のタレのレシピも教えてもらえるかも、おばさまにも会いたい」と思うのですがずいぶん前からこのクラスメイトも現住所がつかめず。
数年に一度のクラス会の案内が来るたびに、
「この方のご連絡先がわかる方は教えてください」リストにお名前が入っているまま。
このブログをこの友人、おばさま、まわりの方がご覧になっていて、連絡がついたらいいなって思います。
当時、東京に大学生として通いはじめた私、大きな街の一角に、
「姪のクラスメイト」ということでアットホームに私を迎えてくれるあたたかなおばさまがいらしたこと、
とても心強かったのです。
おいしいお料理とともにいつもハートを満タンにさせていただいたお礼もあらためてお伝えしたいです。
家でこんなレシピで豚肉を食べたりしています。
<焼肉のタレ+ジンギスカンのタレ+豚丼のタレ+にんにく、しょうが、たまねぎのすりおろし>
に豚肉を漬けてこんだあとこんがりと焼く。
キッチン馬鈴薯のあのジンギスカン定食の味にどのくらい近づけているか確かめてみたい気持ちもあります。
最近のコメント