ドゥマゴのタルトタタンはリンゴの甘酸っぱさが凝縮
渋谷のBunkamuraにあるカフェ・ドゥマゴに行きました。
遠方からの友達と一緒に。
彼女との出会いは、10年以上前の代々木でおこなわれたフィギュアスケートの大会です。
たまたま隣の席だった、という一期一会で終わって当たり前なのに、
今でもご縁が続いていることがとてもうれしくなります。
このブログでリンクを貼らせていただいている「私の心地よい暮らし」のブロガーでもあります。
ドゥマゴのタルトタタンをいただきながら、久しぶりの出会い、おしゃべりを楽しみました。
フランス語の勉強に打ち込んでいる彼女。
私は何かに打ち込んでいる人が好きです。
好きなことに出会って、打ち込んで、そうしていたら、
もう「好き」ってのほほんと言っていられるレベルではなくて、
苦しむことになっちゃってもひたむきに邁進せざるをえない性分、
みたいな人が好きです。
甲子園をめざす球児を描いた映画「ひゃくはち」(原作:早見和真)で、
若い女性記者が球児に野球をやっていて楽しい?みたいな質問する場面がありました。
確か球児は、楽しいというよりも苦しいことばかりですと答えます。
そのあと、でもやめられない。やめたあと楽しかったと思うのかな、
というようなセリフがあった記憶が。(間違えていたらごめんなさい)
本当に<ものにしたい>ことに出会ってしまったら
「好き」なものだったのに「苦しい」ことになってしまう。
それは恋愛でもそうですよね。憧れている間が一番しあわせかも。
いざつきあってしまえば、衝突したり、傷ついたり、
わかりあえないもどかしさを感じたり。
それでも、「やめられない」ものに出会ってしまったら、
「続けるしかない」。打ち込んだ日々は、注いだエネルギーは必ず「力」になっているし、
何よりも「打ち込む」人は輝いている。
そんなことを、フランス語に必死に取り組んでいる彼女を見て感じました。
私は、図書館で受験勉強に打ち込む高校生の姿をよく見るのですが、
彼らもとても輝いています。
部活で白球を追う体育会系と同じくらい。
何かにひたむきにエネルギーを注いでいるすべての人にエールを送りたいです。
さて、ドゥマゴのタルトタタンは絶品。
茶褐色といえるくらいの色の濃さ。
くたくたに煮込まれて、りんごの甘酸っぱさが凝縮しています。
一番下は薄いパイ生地。こんがり焼けたパイというよりも淡いベージュ色です。
添えられた甘くない生クリームのまろやかさが、りんごの甘酸っぱさを引き立てて、合います。
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