PAULのタルトノルマンド、食べないと人生1%損をするかも
昨日のブログで、山口屋とサンルイ島の「さくらんぼのクラフティ」について書きましたが、その続きです。
人間の直感ってすごいもので、食べ物って見ただけで、「おいしそう!」とか「私の好みっぽい!」って察知できますよね。
(見た目でイケタと思ったのに違ったことも、逆に「え~」という見た目だったのに食べたらとおいしいというものもありますが)
PAULの「タルトノルマンド」は私にとって、見た目を裏切る超おいしいスイーツです。
これは見た目がおいしくなさそうという意味ではなくて、
見た目は焼き込んだタルトと思っていたのにとてもジューシーなタルトだったという意味で。
少し前のことです。
「パン屋さんPAULのタルトノルマンドがすっごくおいしい。
私たちが大好きなサンルイ島のチェリーのクラフティをおもわせる」
と友達からメールをもらった時、「え~~~~」と思いました。
PAULは生活圏にあるのでクロワッサンを買いにいったりして、
ショーケースは見ているのですが、
「タルトノルマンド」って乾いたタルトものっていうイメージだったのです。
友達の味覚は確かなので早速PAULに行ってみました。
そして「タルトノルマンド」を見ると。
やはり、からっと乾いたタルトにみえます。
決して、友達と私が大好きな、
ゆるゆるっとした生地のジューシーなクラフティのタルトには見えません。
↑ショーケースに並んだタルトノルマンド
「パイ生地にフランス産りんごと
アーモンドクリームをのせて焼き上げました」
と書かれています。
買って、帰って、いただくと・・・
おいしい~~~~~
ジューシー
さくらんぼのクラフティを思い出す~
眼からうろこでした。
お店ではカラリとしたアーモンドスライスがタルトの上にまぶされていたこともあって、
かっちり焼き上げたタルトと思い込んでいたのですね。
フィリングも固いと思っていたのですが、
クラフティ生地のようにしっとりゆるっとした感じになっています。
中の林檎もくたっとジューシーで甘酸っぱさがおいしいです。
もちろん、さくらんぼと林檎。素材は違いますし、
PAULはクラフティ生地ではなくアーモンドクリームではあるのですが、
【ゆるめの生地に甘酸っぱいフルーツ】という意味で、
「さくらんぼのクラフティ」のオマージュとして楽しめるのが「タルトノルマンド」。
これだけ見た目と違う(ゆるいジューシーさが伝わらない)ケーキはないなあと思いました。
もしゆるいクラフティがお好きなら、
そしてPAULはよく行くのに、
タルトノルマンドはパスしていたのであれば、ぜひお試しあれ!!
タルトノルマンドを上からみたところです
このからりとしたアーモンドが乾いたタルトをイメージさせます。
ケーキの側面にもアーモンドがまぶさっていて、
間近でみてもジューシーさが想像できません。
側面のアーモンドをはがしてみました
こうなると、
フィリング(アーモンドクリームと言われている部分)の
ジューシーさがようやく想像できますよね。
上記のショーケースの写真でもおわかりいただけるように、タルトノルマンド。
なるべく側面(カット面)がお客様側から見えないようにケーキを置くマニュアルになっているようです。
だからよけい、このタルトのジューシーさが伝わらないんですよね。
PAULの店舗によっては、パンの小片の試食をやっていますが、
私がPAULのスタッフになりかわって
このタルトノルマンドの試食デモンストレーションをさせていただきたいくらいです!!
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