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2013年12月28日 (土)

ドイツ、カフェクロイツカムのバウムクーヘンを食べると、日本人の食感の嗜好を考えさせられます

以前もご紹介したドイツのカフェクロイツカムのバウムクーヘン。
ドイツ旅行のお土産でくださった友達から
ふたたびドイツ旅行のお土産でいただきました!

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↑baumkuchen vanilleです

日本のバウムクーヘンとは違います。
日本のふわふわしっとりして、フォークを入れると弾力がある、
スポンジケーキみたいなバウムクーヘンがお好きな方は「パサパサ」って思うかもしれません。
20131228cafekreutzkamm_baumkuchen1
↑こんな風にフィルムで密封。
日本のバウムクーヘンより気泡が荒いこともおわかりいただけると思います。

20131228cafekreutzkamm_baumkuchen4
↑まわりは砂糖がけになっています。
グレースの内側はほのかに杏ジャムの甘ずっぱさも。


日本のバウムクーヘンは年輪の境ではがして食べるのも楽しいいですよね。
でもクロイツカムのものは年輪ではがせません。

20131228cafekreutzkamm_baumkuchen5
↑はがそうとするとこんな感じ

でも、私はカフェ・クロイツカムのバウムクーヘンが大大大好き。
ずっしりしたバウムクーヘン。
パサパサといいますか、ぼそぼそしているわけですが、
口に入れるとスーと口どけがよくとても軽いのです。

そして、スパイスが効いていて、おいしいんです。
なんのスパイスかな~と、箱などにドイツ語で書かれた原材料を訳してみることにしました。
手元にドイツ語辞書がなくてもネットで調べられるのが便利ですね。


vollei(全卵)、
zucker(砂糖)、
butterreinfett(澄ましバター)、
weizenmehl(小麦粉)、
weizenstärke(でんぷん)

fondantglasur(フォンダングレース)
(zucker(砂糖、(コーンシロップ)、
wasser(水)

aprikosenkonfiture(杏ジャム))

marzipan(マジパン)
 (mandeln(アーモンド)、
 zucker(砂糖)、
 invertzuckersirup(転化糖シロップ))

zitronenschale(レモン)

他にも
modifizierte stärke(加工でんぷん)
pflanzenfette(植物性脂肪)
などの難しい単語が並び、
結局スパイスに関しては
gewürzmischung(香辛料)とあるだけ!
その内訳は書かれていませんでした。

でも、ドイツのバウムクーヘンの一般的なレシピを参考にするとシナモン、カルダモンなどでしょうか。

さて、<パサパサ&ずっしりなのに口どけが軽い>って、
矛盾していると思われるかもしれませんが、
ご飯も同じなのかな~と。

日本の白米は「しっとりもっちり」していますよね。
食べると口の中で旨みがネチネチ広がる(こんな風に書くとおいしく聞こえないかもしれませんが)。
一方、インディカ米、タイ米はどちらかというと「パサパサ」。その分、口の中でも「さらっ」としていますよね。

日本で評判のバウムクーヘンやさんの商品説明をみると、「しっとり」「ふわふわ」という言葉が必ずと言っていいほどついてきます。

思うに、
日本の白米文化が
「しっとり」「もっちり」「ふわふわ」=おいしい
という味覚を培ってきたのではないでしょうか。

どちらが先かはわかりません。
「しっとりふわふわ」が好きだから、日本では粘り気のあるジャポニカ米が通常食となっているのか。
それとも、ジャポニカ米が好きだから、他の食べ物でも「しっとりふわふわ」を求めるようになるのか。

どちらなんでしょう。

パンもしかり。日本で一番ポピュラーなのは、フランスパンやライ麦パンのようなハードなものよりも食パン。
それも「しっとりふわふわ」が良しとされていると思います。

そういう味覚の文化だからこそ、日本ではバウムクーヘンもしっとりふわふわに改良されてしまうんだわと感じました。

でも、私は食パンよりもライ麦パン、酸味の強い黒パンの方が好きという方もいらっしゃるでしょう。
そんな方はぜひ、カフェ・クロイツカムのバウムクーヘンを召し上がっていただきたいです。

というわけで、もし、お土産でクロイツカムのバウムクーヘンをもらって
「パサパサ。旅行中に乾燥しちゃったのかしら」と感じた方は、
友達の管理不足ではなくて、そういう仕様なのだと誤解を解いてくださいね。

2013年12月22日 (日)

キャンディーショータイムの2013クリスマスミックス

もうすぐクリスマスですね。
キャンディーショータイムさんのクリスマスミックスをいただきました。
2013年バージョン、どんな絵が描かれているのでしょうか。

ワクワク。
封を開けると。

かわいい~。スノーマンと、ちょっと困り顔みたいなサンタさんがかわいいです。

接写で撮った画像を。

少し下がった白い眉毛がかわいいサンタクロース。
ストロベリーヨーグルト味 。
20131222candyshowtime_christmas3

雪だるま。
ツンと尖った鼻もなびくマフラーも
3つに分かれた手も小さな飴の中でつぶれずに再現できているのがすごいですよね。
ブルーベリー味。
20131222candyshowtime_christmas8

JOY。
ヒイラギの中心の線もしっかり描かれています。
葉のギザギザ具合もかわいいです。
アップル&アップル味(赤リンゴと青リンゴ)
20131222candyshowtime_christmas4

MERRY X’MASとクリスマスツリー。

MERRY X’MASは
真ん中の黄色い星が透き通って綺麗です。
ピーチシャンパン味。
20131222candyshowtime_christmas7
クリスマスツリーも
てっぺんに黄色い星が輝いています。
レモンクリーム味。

絵も楽しいし、バラエティのある味も、一個一個が小さいことも、
電車の中でちょっとだけ食べたい時とかにも便利ですね

2013年12月19日 (木)

大阪鶴橋、西原商店のホットク、黒糖の甘さともちもち生地がおいしいです

先日、日吉東急の催事で、チヂミをみつけて買いました。
大阪鶴橋の西原商店さんのものです。

チヂミを包んでもらっている時に、ふと脇をみるとホットクというものがありました。
黒糖とピーナッツがはいった甘いお菓子のよう。
試しに買ってみたらこれがすっごくおいしかったのです。

20131219hotteok1_2
こちらがホットク(ホットック)。
最初「ホットケーキ」が変化して「ホットク」になったのかと思ったら違うようですね。

フライパンに油をひかず焼き直すとおいしいと教えてもらったので、家でビタクラフトに油をひかず焼き直し。

すると。まわりはこんがり。
フォークで叩くとコンコンと音がするくらい。
そして、中もっちり。

この生地の食感がたまりません。
チヂミは箸で裂くことができますよね。ホットクは裂けません。
日本でいうとおやきに近い生地かも。

中は黒糖とクラッシュピーナッツ。
まったりした甘さとナッツの香ばしさ。
20131219hotteok2
辛味は一切ないですし、癖のあるスパイスもありませんので、
日本のお菓子(黒糖ピーナッツおこしとか)にもありそうな、懐かしい味です。

とてもおいしかったので、催事最終日に買いだめしました。
冷凍保存したものをフライパンで焼き直しても変わらないおいしさをいただけました。

さて、仕事仲間から『パンケーキの歴史』という本を教えてもらいました。
アメリカ人のケン・アルバーラが世界のホットケーキを紹介している本なのですが、これがタイムリー。
ホットクも出ていました。


韓国版パンケーキのなかで最も人気があるのはホットク(ホ・トック)だ。
ふつうは冬に屋台で売られる。
ヒンジャトックとは対照的に、こちらは甘い。
黒糖入りの餡や、シナモンとはちみつにゴマを加えたもの、クルミを加えたものなどがある。

(p129)

この本ではお好み焼きとどら焼きも日本のパンケーキとして紹介されています。
それがなかなか面白いのです。


どら焼きは、漫画に登場する有名なキャラクター「ドラえもん(ネコ型ロボット)」の大好物でもある。 (p84)

日本には、比較的最近になって考えだされた「お好み焼き」と呼ばれる変わり種のパンケーキがある。
塩味のパンケーキであり、どんなものでも具になる。
お好み焼きという単語には「お好きなように」という意味が含まれている。
 (p85)
このあと、生地の味付けや具、焼き方などはかなり正確に紹介しているのですが、その後にこんな文章が。
多くの日本人にとって、お好み焼きは青春の日々を思い起こさせる食べ物でもあるようだ。 
私による略)
日本の食事情にくわしい友人の話によると、
大の大人でも、お好み焼きのにおいをかいだだけで学生時代をなつかしく思い出し、
涙をにじませる人もいるという。
 (p87)

この本の著者にお好み焼きの話をした「日本の食事通」はどんな人だったのでしょう。
少なくとも私はお好み焼きのにおいをかいでも涙をにじませません。


パンケーキの歴史物語 (お菓子の図書館)

2013年12月18日 (水)

またスシローに行きました。たらフライガーリック醤油が絶品!!

2013年11月にデビューしたスシロー。また行きました!

前回、超美味だった貝柱の天ぷらはフェア期間を過ぎてしまったことはチェック済み。

今回は6皿12貫を食べました。
(以下、青文字はスシローさんのHPで書かれている商品説明です)

「たらフライガーリック醤油」
スシローさんのHPでは
アラスカの極寒の海でとれた
新鮮な真だらは、身締まりが最高でプリップリ。
店内で揚げて、食欲そそる
特製のガーリック醤油を合わせました。

と書かれています。
椅子に座り、何を食べようと、レーンに目をやると、天ぷらのようなビジュアルのものが。
それが「たらフライガーリック醤油」だったのです。

スシローのフライものは絶対おいしいと思い、早速手を伸ばしてゲット
20131218sushiro1
やっぱり、おいしいです~。
冷めているのに、衣のさくさく感(ケンタッキーのクリスピーチキンの衣に似た感じ)が半端なくて。
中のたらのやわらかさとぴったり。そして少し甘いガーリック醤油もぴったり。

「エンガワ」
エンガワは好きなので、普通においしいです。

「ごまあじ軍艦」
あじ大好き。
これもとてもおいしかったです。
ごま油がほどよく効いています。
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「牛塩カルビ」
前回も気になっていました。寿司屋で肉は邪道と思ったのですが、
一度食べておけば次回来た時に食べようか迷うこともなくなるからと食べてみました。
塩だれの味。家でも作れる味ですし、特にスシローに来てまで食べなくてもいいかなと思いました。
20131218sushiro4

「たらフライガーリック醤油」
ものすごくおいしかったので、
もう一皿、今度はオーダーでいってみました。

オーダーだとアツアツが流れてきます。
サクッ、フワッ。
本当においしいです。
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「海老アボカド」
前回も食べましたが、本当においしいですね。
海老+アボカド+玉ねぎ+マヨネーズ系ソースって自宅でもよくするのですが、何かが違います。
20131218sushiro5
醤油をつけなくても海老もアボカドもそのままでおいしいんですよね。
そして玉ねぎも辛味が強すぎなくておいしいです。
玉ねぎとマヨネーズ系のソースが、具の甘みを引き出していて、
才気走った顔をしていないメニューですが絶品ですね。

今回は用事のあいまに小腹を満たすため、4皿だけにするつもりが、つい6皿いってしまいました。

2013年12月17日 (火)

GODIVAの2013クリスマスのチョコレート、甘くなめらか、華やか

ゴディバのチョコレートをいただきました。
プールドゥノエルカレ。
クリスマス・オーナメントのボールをイメージしたような華やかなパッケージです。

20131217godiva_christmas1

雪の結晶もあちこちに。
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ラメのようにキラキラするものがちりばめられています。

開けると。
クリスマスカラーの赤と緑のパッケージ。
ここにも雪の結晶が。
20131217godiva_christmas5

中のチョコレートには雪の結晶はありません。
彫られている柄はゴディバのシンボルマークの
馬に乗ったレディ・ゴディバ。
(このレディゴディバの献身の物語、私が最初に知ったのは子供の頃の、科学と学習の別冊です)
20131217godiva_christmas6

お味は。んんん~幸せの味!
赤はミルクアーモンド。なめらかでスイートでミルクのリッチ感があります。
緑はダークラズベリー。といってもジャムやクリームが入っているわけではありません。
ラズベリー味はそんなにしないのですが、ビターなチョコが私のツボ。
おいしいです!

要冷蔵のトリュフのようなチョコもおいしいですが、
冷蔵不要でおいしいチョコってプレゼントに使いがってよくてうれしいですよね。
さすが、ゴディバのカレ、堪能させていただきました。

2013年12月15日 (日)

市が尾のオペラ通りのショーソンポンム、酸味がおいしいです!

横浜、市が尾の駅から15分ぐらい歩くところにある「オペラ通り」。
気になっていたのですがやっと行くことができました。

店内はクッキーで作ったお菓子の家などが並び、クリスマスムードが高まります。

ケーキ、焼き菓子、クロワッサン、みんなおいしそうだったのですが、
甘いものを最近食べ過ぎているので我慢我慢。
と思いながら、ショーソンポンムを買いました。

こちらがショーソンポンム。
おいしいです~。
20131215operadoori1
外側はかなりパリっとした皮で、フォークを入れるとぽろぽろこぼれます。
砂糖もまぶさっています。サクサクおいしいです。

そして中は。
アップルパイというよりも、しっかり煮込まれていて、
酸味があって「タルトタタン」!!のよう。
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私はタルトタタンのくっちゃり感と甘酸っぱさが大好きなので、
ショーソンポンムはツボど真ん中のおいしさでした!

2013年12月 1日 (日)

スシロー、おいしい!!

回転寿司のスシローがおいしいとまわりで大評判。
でも生活エリアにお店がなく、なかなか行く機会がありません。

先日、用事で出かけた場所の近くにスシローがオープンしたので
ついに初スシローしました!
ランチとはいえ一人で行くのはドキドキでしたが、カウンター席もあって安心しました。

おなかいっぱい食べて9皿945円。

大大大満足。
どれもおいしかったですが、私が一番気に入ったのは
貝柱天ぷらにぎり

揚げたてでサックサク。
かじると肉厚の貝柱がほくほくして甘味がひろがります。
お塩でいただきました。
20131201sushiro1

ではいただいた順に。
(夢中で食べてほとんど画像撮り忘れ)

マーラー風味赤えび揚げネギ添え
みんなからすごくおいしかったと聞いていました。
噂どおり。揚げネギが効いていますね。


炙り赤えび塩レモン
レモン汁と塩であっさり。


えびアボカド
スライス玉ねぎのせがうれしいですね。

このあたりでオーダー品が登場。

炙りぶりしゃぶ
もみじおろし付き。

20131201sushiro2

貝柱天ぷら

どれもおいしですが、本当にこの天ぷらにぎり気に入りました。
揚げたてサクサク。ごはんが酢飯なのであっさりぺろり。


鰹ユッケ
卵は生卵ではなく、加熱してあるものをうまくつかっています。


サーモンちーず
チーズも寿司でいけるものですね。


なす田楽にぎり
20131201sushiro3
貝柱天ぷらを食べた時に、
揚げものが上手ということがわかったので、きっと茄子もイケるに違いないと思って頼みました。
素揚げでしょうか、予想を裏切らず、こんがりしていて、
かじるとクチューとやわらかい食感がいいです。
こちらも塩で。


貝柱天ぷら
おなかがいっぱいになったけど、あのおいしさをもう一度、と貝柱天ぷらを。

1皿で2貫のものもあれば1貫のものもありますが、
個数でいくと15貫食べたことになります。
シャリが小さめといえ、たらふく食べました。

大満足
貝柱天ぷらをまた食べにいきたいな~と思ったら、11月30日までの期間限定だったのですね。
食べられてラッキー。

今回、大好きな甘エビ、えんがわ、ほたて、卵などはお預けにして、
調理系のものを中心にいただきましたが、
一皿105円での満足度はコスパがいいですね。
これからは日常生活で100円を1スシローという単位で換算したいです。

バス210円に乗ってしまうところを歩けば2スシロー。2皿分。

地道にスシロー貯金したいです。

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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