ヨーグルトポムポムシリーズ(その2)ヨーグルトポムポム作りました! 激ウマです!!
2014年1月23日のブログでご紹介したマドモアゼルいくこさんのケーキ本『秘密のケーキづくり』。
捨てておらず、ちゃんと家でみつかって感激。
そこで、レシピのトップバッターにしてクラスメートの間でも大人気だった「ヨーグルトポムポム」を作ることにしました。
先日、マドモアゼルいくこさんのことを調べた時に、
ヨーグルトポムポムのレシピはこのケーキを愛する方々によって多様化されていることを知りました。
サラダ油を使わないバージョン。フライパンで焼くバージョン。りんご以外のフルーツを入れるバージョンなどなど。
でもまずは『秘密のケーキづくり』に出ている元祖ヨーグルトポムポムのレシピでつくってみよう!
と取り組むことに。
ヨーグルトは、大好きなパルテノにしてみました。
ギリシャの濃厚なヨーグルトです。
りんごは近所のスーパーで紅玉がなかったので、紅玉2個のところを大きめのふじりんご1個にして、その分生地の量を半分に。
この時点で「元祖のレシピに忠実ではないじゃん」と気づかれた方は察しがいいです。
卵、砂糖、サラダ油、パルテノ、薄力粉を混ぜていったところで気づきました。
生地がとろ~りとなるはずなのですが、固いカスタードクリームのよう・・・。
原因はパルテノ。通常のプレーンヨーグルトよりも濃厚で水分が少ないからなのですね。
型に生地とりんごを入れる時も、生地の量が足りなくてリンゴの間のすきますら埋められません
急きょ、生地を倍の量にすることに。そして焼き上げてみると。
おいし~です~
林檎は甘酸っぱくクッタリ。
タルトタタンにも近いお味に。
生地はスポンジケーキとは違う、
もっちりしっとり生地。
手前の林檎がくったり、少しタルトタタンっぽくなっています
シンプルな甘みの生地が
リンゴの甘酸っぱさを引き立てて、
本当にものすごくおいしいです。
クラフティのような、ファーブルトンやカヌレの内側のもっちりのような
生地もおいしいです。
この本が私のまわりでブームになった頃は何度も作ったはずなのに、
なぜその後、すっかり忘れきっていたのかと空白の25年を悔やんでしまうくらい!!
ヨーグルトポムポム、あつあつもおいしいですし、冷やしてもおいしいですね。
アイスクリームを添えるのも絶対おいしいでしょうけれど、
余計な甘みを足さずに、
素朴なリンゴと生地の甘みだけを楽しみたいところ。
ファーブルトンのようなもっちり生地も、
表面は少しこんがり気味に焼くのがいいですね。
少し香ばしくなり歯ごたえのある表面と中のもっちりとの組み合わせがいいです。
このレシピで感動するのは、そのおいしさもそうですが、
作り方がシンプルでまったく手間がかからないこと。
お菓子づくりというと、泡立てが大変。
粉はダマになってしまう。焼いても膨らまなかった。
などが失敗例として挙げられますが、
ヨーグルトポムポムは、泡立て要らず。薄力粉はふるわなくてもダマにならない
(本では1回ふるうように書かれています)。
スポンジケーキではないので、膨らまないという失敗がない。の3拍子。
すべての家庭科の本で必修調理にしたらいいのに!と思うほどの完全無欠のケーキだと思います。
さて、また作ってみました。
今回はヨーグルトはプレーンヨーグルト(大好きなカスピ海ヨーグルト)を使いました。
パルテノで作った時よりも生地はゆるめです。
こちらでもおいしくできました。
うまく撮れていませんが、外はこんがり、中はむっちり
相変わらずおいしいです!!
次回はパルテノとカスピ海ヨーグルトのブレンドで作ろうと思います。
ヨーグルトポムポムシリーズ
1(マドモアゼルいくこさん)
2(本を発見して挑戦)
3(週1ペースで作っています)
4(ラズベリー、ブルーベリー、プラムで)
5(ラフランスで)
6(バナナで)
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