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2014年4月 7日 (月)

ヨーグルトポムポムシリーズ(その3)おいしくて週イチペースで作っています

20140407yogurt_pomme_pomme14040301
ヨーグルトポムポム。
マドモアゼルいくこさんの伝説的レシピ本『秘密のケーキ作り』の
トップバッターを飾るお菓子です。

この本を久しぶりに手に取り、ヨーグルトポムポムを作ったことは
2014年1月23日、1月31日のブログで書きましたが、
以来、頻繁にヨーグルトポムポムを作っています。
空白の約25年間を埋めるかのように、週イチペースぐらいで。

あまりにも簡単な手順なのに絶対失敗しない。
そしてものすごくおいしいことに、毎回感動しています。

20140407yogurt_pomme_pomme14040302
まわりの方に差し入れをするとみなさん気に入ってくださいます。
そしてレシピをお教えすると、
みなさん、早速作られ、あまりに手順が簡単なことに驚かれます。

----------------------------------------
マドモアゼルいくこさんのレシピによると
直径22cmのパイ皿1枚分
薄力粉          100g
ベーキングパウダー 小さじ1
砂糖           80g
卵             2個
サラダ油         半カップ
プレーンヨーグルト   1カップ
りんご                     2個
レモン汁                  少し となっています。

私が持っている型、18㎝のセルクル型でつくりたいな~と分量を変えたり、リンゴを変えたり試しました。
私が一番うまく気に入っているのは以下の分量です。

薄力粉          100g
ベーキングパウダー 小さじ1
砂糖
           75g(本より少なめ)

卵             2個
サラダ油         75cc(本より少なめ)
プレーンヨーグルト   1カップ
りんご 
                   1個
レモン汁                  少し

20140407yogurt_pomme_pomme14020901
○林檎は甘酸っぱい紅玉ももちろんおいしいですが、
手ごろなサンふじりんごを使うのが一番好きです。
紅玉を使うとパンチのある甘酸っぱさが引き立ちます。
サンふじだとほんわりした甘さになります。
○プレーンヨーグルトは、ギリシャヨーグルトパルテノもおすすめ。
ただし水分が少ないので生地の分量が少なくなります。
一度パルテノを試してから、プレーンヨーグルトとパルテノを半々にしてみるなど
するのがおすすめです。
○切ったリンゴにかけるレモン汁は使わないことも。
切ってからオーブンに入れるまでに10分ぐらいかかるので少し変色しますが、
焼いてしまうと目立ちません。
----------------------------------------------------------
とにかく手軽すぎます。つくろうと思ってからオーブンに入れるまで30分かからないのです。

レシピまるまるを公開してはいけないのかな~と思い、私アレンジの要所だけを書きます。

①まずセルクル型に塗るバターは「バター仕立てのマーガリン(雪印)」を使用。
やわらかいので冷蔵庫から出して室温でやわらかくしておく手間がいりませんし、
マーガリンなのに風味がいいのです。

②リンゴを切ります。皮をむいて厚さ3~5ミリぐらいのくし形に。

③りんごを切ったところでオーブンを予熱スイッチ。

④砂糖、玉子、サラダ油をまぜるのは念入りじゃなくて大丈夫。
しゃもじで充分ですが、私は泡だて器使用。でも別に泡立てるわけではありません。

⑤ヨーグルトを入れたあとも、簡単にぐるぐる。

⑥小麦粉はふるわないで入れてもノープロブレム。
 混ぜる時に少しだまができてもノープロブレム。
 焼いたあとまで残っていることはありません。

 カスタードクリームより粘度が少ないかな、
 というぐらいの生地ができあがります。

20140407yogurt_pomme_pomme1403120_2
⑦18センチのセルクル型の底に生地を入れ、りんご、生地、りんご、生地の5層に。


生地(表面)
りんご
生地(この生地はリンゴをカバーしきれていなくてOK)
りんご
生地(底)

生地の分量が多くはないので、3層目の生地は隅々までいきわたらなくて大丈夫。
ここで生地をたっぷり使うとトップに使う生地が足りなくなります。
ヨーグルト生地が焼けた食感が好きなので、表面は生地が覆うようにしています。

⑧型に生地とりんごを流し入れ終わった頃、
余熱完了の合図がなり、200度のオーブンで30分焼きます。

焼き立ても、冷蔵庫に入れてさましてからも、冷凍してそれを温めなおして食べてもおいしいです。

あらためて復唱といいますか復書しますが、
思い立って、オーブンに入れるまでが30分弱!!!

その内訳は
型にバターを塗ってリンゴ切る------所要時間15分弱。                         
生地の材料を測る&混ぜる&型に入れる------所要時間15分弱。

ですから、オーブンの予熱スタートもリンゴを切ったすぐ後がちょうどいいのです。

生地はスポンジケーキとは違います。
ヨーグルトポムポムが市販されているわけではないので、
正しい生地の食感がつかめないのですが
クラフティのような、ファーブルトンのようなしっとりもっちりした生地になっていればOK。

本当に手軽で、だけどおいしくて。冷凍までOK。
そしてあっさりしているから飽きることがない。
それでケーキを作る楽しさと達成感を味わえる魔法のようなレシピ
家庭科の調理実習の必須メニューになったらいいのにと思います。

独り暮らしの男子が知っていて損がないメニューですし、
プレーンヨーグルトがつい余ってしまったという時にも便利です。

ぜひお試しあれ。

ヨーグルトポムポムシリーズ
1(マドモアゼルいくこさん) 
2(本を発見して挑戦)
3(週1ペースで作っています)
4(ラズベリー、ブルーベリー、プラムで)
5(ラフランスで)
6(バナナで)

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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