ヨーグルトポムポムシリーズ(その4)ラズベリー、ブルーベリー、プラムで作ってみました。
冬から春にかけてヨーグルトポムポムのおいしさにはまり、
一週間に1回は作っていました。
リンゴの時期を過ぎたこともあり、しばらく作っていなかったのですが、
その後リンゴ以外のものでも作ってみたところ
とてもおいしかったので4つご紹介します。
私が作ってみたのは、ラズベリー、ブルーベリー、生プラム、砂糖で煮詰めたプラムの4パターンです。
1)生ラズベリーバージョン
ヨーグルトポムポムの魅力は、生地作りに手間がかからないのにおいしいこと。
リンゴバージョンだと皮を剥いて切る手間がありますが、
ラズベリーは洗うだけなのでさらに時間が短縮されます。
どのくらい手軽かというと
200度設定にしたオーブンを余熱スタートして、
余熱が終わるまでの時間(約15分)ですべての準備が終わってしまうこと!
その手順をご紹介。
私のお宝本である『秘密のケーキづくり』マドモアゼルいくこ著(主婦と生活社 1978)
掲載の「ヨーグルトポムポム」のレシピを半分の分量にしたものです。
オーブンを200度、焼き時間25分で余熱スタート。
ラズベリー(生。スーパーで売っている1パック)を
洗って水気を取ります。
18センチのセルクル型にバターを塗ります。
私はバター仕立のマーガリンを使用。
冷蔵庫から出したてでも簡単に塗れて重宝。
ボールに卵一個、砂糖(私はきび砂糖使用)40g、
サラダ油1/4カップを入れて混ぜます。
私は泡だて器を使っていますが、泡立ては不要。
ただ、さっくりまわします。
プレーンヨーグルト1/2カップを
に加えて混ぜます。
紅茶にミルクを入れて混ぜるくらいの感じで
軽く混ぜればOK。
薄力粉50gにベーキングパウダー小さじ1/2を加え、
スプーンでさっくり混ぜ、 に加えます。
本では粉類を一度ふるうように書いてありますが、
私はふるっていません。ノープロブレム。
少しくらいダマがあったとしても大丈夫。
この生地を半分ぐらいセルクル型に流します。
(底がちょうど隠れるくらい)。
ラズベリーの半分弱をちらばせて、
残りの生地を流します。
上にラズベリーをまんべんなくちらします。
これで準備はできあがり。
私の場合、このあたりでちょうどオーブンの余熱が終わります。
つまり~の工程が約15分の所要時間。
もしここで20分以上かかっていたら混ぜすぎだと思います。
泡立てる必要もこねる必要もありません。
小麦粉を入れたあとも、「あれ、少しダマがある」と思っても
焼いている時にうまく溶けるみたいなので気にしないでOK。
200度のオーブンで焼きます。本の半分の量なので焼き時間は20分ほど。
このくらいの焼き色の時に引き上げました。
立派なスイーツがあまりに手軽にできることに感動です。
カットするとこんな感じ。
厚さは3センチ弱。
加熱でとろっと柔らかくなったラズベリーと
もっちり生地が絶妙でおいしいです!
あつあつでも冷やしてもOK。冷凍して、そのあと自然解凍でもレンジで温めなおしてもOK。
本当に万能のスイーツです。
ヨーグルトポムポムは加熱でリンゴが甘くなりますが、ラズベリーは加熱だけではさほど甘くなりません。
かなり酸味が残ります。
酸味が苦手な方は、粉糖をまぶすとか、泡立てた生クリームやアイスクリームを添えるのもいいかもいしれません。
2)生ブルーベリーバージョン
ラズベリーバージョンが、あまりにも簡単でおいしいので、
ブルーベリーバージョンでつくってみました。
こちらも生地は本の半量です。
上記の生ラズベリーのところを生ブルーベリーにかえただけです。
ですので所要時間は同じくらい。
つくろう!と思いたって、オーブンの予熱をスタートさせて
余熱時間の15分の間に生地が完成していて、
20分焼いて出来上がり。
思いたってから40分足らずでできあがってしまうということにいつもながら感動します。
ブルーベリーは生だと少しぼやけた味ですが、
ヨーグルトポムポムにしたら味がギュッと濃くなって甘酸っぱさが引き立って超おすすめです。
ファーブルトンのような生地とブルーベリーがぴったりです。
3)生プラムバージョン
プラムが多かったので分量は本の通り。
焼き時間も30分以上でつくってみました。
これは食べれなくないけれど、
かな~り酸っぱくなりました。
4)砂糖煮プラムバージョン
プラムをあらかじめ砂糖で煮てジャム状にし、ヨーグルトポムポムにしてみました。
おいしいです。
以上の組み合わせでは
生ブルーベリー ★★★★★★
実を切らない手軽さ。
加熱して甘酸っぱくなったブルーベリーとクラフティのような
まったりした生地の味がぴったり。誰のお口にもあう味でしょう。
生ラズベリー ★★★★。
実を切らない手軽さ。
加熱しても酸味は強いので、酸っぱいのが苦手な方は、
粉糖をまぶす、砂糖を加えて泡立てた生クリームや
アイスクリームを添える必要あり。
砂糖煮プラム ★★★
酸味がやわらいでおいしくいただけます。
生プラム ★★
酸味がかなり強いです。
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ヨーグルトポムポムシリーズ
1(マドモアゼルいくこさん)
2(本を発見して挑戦)
3(週1ペースで作っています)
4(ラズベリー、ブルーベリー、プラムで)
5(ラフランスで)
6(バナナで)
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