広島のバッケンモーツァルトさんのバタークリームケーキ「ケーク・オ・ブール」潔いおいしさです
広島のバッケンモーツァルトさんの「ケーク・オ・ブール」を買いました。
バタークリームのケーキなんです。
といっても、バタークリームで作った薔薇の花をあしらった華やかなデコレーションケーキではありません。
直方体の表面がバタークリームにおおわれ、そこには花もなんの模様も描かれていない、本当にシンプルな外観。
そのいさぎよいほどシンプルで端正なたたずまいに一目ぼれしました。
早速、買って、家で開けてみると。
バターのように銀紙に包まれていました。
大きさは横12センチ強。縦6センチ強。高さ6センチほど。
この「ケーク・オ・ブール」は広島の砂谷(さごたに)牛乳(ttp://www.sagotani.net/)の
牛乳から作ったバターを使っているようです。
パッケージにこう書かれています。
新鮮な地元の牛乳を煮詰めて加え自家製のバターをつくりました。
そして生地の中にはタップリのアーモンドが入っています。
が、独自で輸入しコーヒーの様に挽きたてを入れるようにしています。
自家製バターとフレッシュなアーモンド風味をお楽しみください。
【お召し上がり方】
半冷凍でお召し上がりいただくと一層おいしくお召し上がり頂けます。
早速、銀紙を剥いて、カットしてみると。
いわゆるクリーム色の表面が美しいです。
とても清楚でクールな雰囲気。
お味は。
私はバタクリスイーツをレトロ王道派、レトロシンプル派、酸味派、フルーツ派の4つに分類しています。(cf.2010.4.29)
半解凍ぐらいでいただくそのクリームはフォークで割る時はほろっと固く、
口の中に入れた時もまだかたく、でもすぐにすっと溶ける。
まさにバタークリームならではの食感。
杏ジャムとオレンジジャムが使われているというのもツボですが、
たくさんはさまっているわけではなく、
あまりジャムの強さは感じられませんでした。
バタークリームのケーキはともすると、味がぼやけたもったりしますよね。
だからこそ、コーヒー、キャラメルでクリームに味を付けたり、
ラズベリーやカシスなどの酸味を加えたバタクリケーキが人気になるわけで。
酸味もフルーツも加えない「ケーク・オ・ブール」。
王道でシンプル。
だからこそバタークリームの口どけ命です。
買って帰って冷蔵庫に入れた時もそのまま食べるのではなく、
直前に少し冷凍庫に入れることをお勧めします。
また、自分で少し酸味のあるジャムやラズベリーなどのベリー類を添えていただくのもいいかも。
ジャムやベリー類がない場合のおすすめを一つ。それは「塩」。
ほ~~~~んの少しだけ、塩を添えて、
「ほんのり塩バタークリームケーキ」にすると、一層バターの風味を強く感じられます。
画像で一緒に写っているのは、同じくバッケンモーツアルトさんの甘酒ジュレ。
こちらもヒットのおいしさ。甘酒ジュレについてはこちらに。
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