グラノーラ行脚
マストブラザースのグラノーラをいただいて、
グラノーラの概念を変えるその美味しさに惚れました。
似た味を日本でも探せないかとグラノーラ行脚の旅をしています。
そのレポを。
まずマストブラザーズのグラノーラで目覚めた私がグラノーラに求めるものは。
【味】
香ばしさ(炒った香ばしさ&カラメリゼされたフロランタンのような香ばしさ)
甘さ(ドライフルーツの甘さ&カラメリゼされたフロランタンのような甘さ)
酸味(ドライフルーツの酸味&カカオニブの酸味)
ほろ苦さ(ダークチョコレートやカカオニブのほろ苦さ)
しょっぱさ(塩っ気があるゆえに甘じょっぱい味になるのがマストグラノーラならでは)
【食感】
野趣あふれる食感(穀類ナッツ類のボリボリ、ガシュガシュ&ドライフルーツのムギュムギュ)
ゆえにヤワなコーンパフや不要。
となると、求める構成は。
1.オーツなどの穀類(パフ不要)。
2.ナッツ類。
3.ドライフルーツ類。
4.カカオニブ。
になります。
あくまでも私が求めるこの基準でグラノーラを食べ比べしてみました。
手作りグラノーラを販売しているところが増えていますので、ごく一部。4種だけご紹介。
原材料は表示されているものを私の基準で分類してみました。
右上が1)のマイベストグラノーラのもの。
こんがりきつね色です。
右端が4)、中央の2)ガノリのグラノーラは薄い色をしています。
1)MY BEST GRANOLA( ttp://granola.co.jp/)
の「チェリーアンドピスタチオ」
250g1026円
【原材料】
穀類→有機オーツ麦
ナッツ類→ピスタチオ、有機ひまわりの種、ココナッツ、アーモンドスライス
ドライフルーツ類→有機クランベリー有機サワーチェリー
甘み→きび砂糖、はちみつメープルシロップ
オイル→グレープシードオイル
塩っ気→グランドの塩
その他→シナモンパウダー、バニラエキストラクト
少し色が薄く写っていますがこんがりきつね色のグラノーラです↑
【評価】
炒った香ばしさ→◎きつね色です
フロランタンのような香ばしさ→△
ドライフルーツの甘さ→◎
クランベリーとサワーチェリーの甘さが効いています
フロランタンのような甘さ→△
ドライフルーツの酸味→◎
クランベリーとサワーチェリーの甘酸っぱさが
効いています
カカオニブの酸味→×
ほろにがさ→☓
しょっぱさ→☓
野趣あふれる食感→◎大粒のピスタチオの香ばしさが特に印象的。
【印象】 ピスタチオが香ばしく、クランベリーとサワーチェリーの甘酸っぱさが効いていておいしいです。
塩っ気はあまり感じません。 カカオニブは入っていません。
2)GANORI(ttp://ganori.jp/)の「ガノリオリジナルナッツミックス」
190g 1150円
【原材料】
穀類→有機オートミール、有機全粒粉
ナッツ類→有機クルミ、ひまわりの種、アーモンド、かぼちゃの種、ピーカンナッツ、マカダミアナッツ
ドライフルーツ類→有機カレンズ、チェリー
甘み→有機メープルシロップ、てんさい糖
オイル→米胚芽油
塩っ気→塩
【評価】
炒った香ばしさ→△
色は薄いですが香ばしさはあります
フロランタンのような香ばしさ→△
ナッツ類に少し感じます
ドライフルーツの甘さ→◎
フロランタンのような甘さ→△
ドライフルーツの酸味→◎
有機チェリーの甘酸っぱさが効いています
カカオニブの酸味→☓
ほろにがさ→☓
しょっぱさ→☓
野趣あふれる食感→◎
マカダミアナッツの存在感が素晴らしいです
【印象】
ナッツミックスの名の通り、存在感のあるナッツの香ばしさが楽しめます
3)自由が丘グラノーラ(ttp://www.junoesque.jp/)の「ハニーフルーツ」。
150g 583円
【原材料】
穀類→オートミール
ナッツ類→アーモンド、ココナッツ、パンプキンシード、くるみ
ドライフルーツ類→クランベリー、オレンジピール、バナナ
甘み→蜂蜜、きび砂糖
オイル→グレープシードオイル
塩っ気→食塩
【評価】
炒った香ばしさ→◎
きつね色。非常に香ばしいです
フロランタンのような香ばしさ→○
強くはありませんが、
こんがり焼いたフロランタンを
砕いて混ぜたような香ばしさがあります。
ドライフルーツの甘さ→◎
クランベリー、オレンジピールが効いています
フロランタンのような甘さ→○
強くはありませんが、
こんがり焼いたフロランタンを
砕いて混ぜたような甘みがあります。
ドライフルーツの酸味→◎
クランベリーの甘酸っぱさが効いています
カカオニブの酸味→☓
ほろにがさ→☓
しょっぱさ→△
グラノーラ全体を
「あまじょっぱい」とまではさせませんが、
ほんのり感じられる塩気が
いいアクセントになっています
野趣あふれる食感→◎
ナッツ類やこんがり穀類がクリスピーで
軽くてとてもいい食感です。
【印象】
香ばしさがおいしくフロランタン感もあります。
オレンジピールのさわやかさも効いています。
カカオニブと塩気を加えれば、マストのグラノーラに一番近づける味かも。
4)富澤商店(ttp://www.tomizawa.co.jp/)の「グラノーラ プレーン」
100g 203円
【原材料】
穀類→オーツ麦、小麦胚芽
ナッツ類→ココナッツ、ゴマ
ドライフルーツ類→なし
甘み→砂糖
オイル→大豆油
塩っ気→なし
【評価】
炒った香ばしさ→△色は薄いです。
フロランタンのような香ばしさ→☓
ドライフルーツの甘さ→☓
入っていないので。
フロランタンのような甘さ→☓
ドライフルーツの酸味→☓ 入っていないので 。
カカオニブの酸味→☓
ほろにがさ→×
しょっぱさ→×
野趣あふれる食感→○
【印象】
あくまでもプレーンなグラノーラ。
炒った香ばしさやフロランタン感はありませんが、オーツ麦の香ばしさはもちろん楽しめます。
牛乳をかけずそのまま食べても少し甘みのあるグラノーラでおいしいです。
アーモンドやピスタチオのような大振りのナッツが入っているわけではないので、
野趣はあふれていませんが、オーツ麦のボリボリ感を楽しめます。
自分でナッツやドライフルーツを足すためのベースのグラノーラとして使えますし、
なんといってもリーズナブルなお値段が魅力的。
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↑色の違い他の見比べです
以上、挙げた4つはどれもおいしいです!!!
その上でマストブラザーズの味と比較しました。
1)のマイベストグラノーラと
3)自由が丘グラノーラはきつね色の香ばしさがあります。
こちらにカカオニブと、フロランタン感と塩ッ気を足せば、
マストブラザーズのグラノーラに一番近づくのではないかと思いました。
※ご紹介した値段は2014.12.4現在のものです。
(追記)
自由が丘グラノーラのハニーフルーツに、マストブラザーズのカカオニブ入りチョコ、
市販のカラメリゼされたロースト胡桃を加えてみました。(↓)
ほろ苦さ、甘じょっぱさを足したつもりですが、
やはりマストブラザーズのあの絶妙なブレンド具合には及ばず、でした。
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