究極の和モダン、HIGASHIYAさんのひと口菓子
HIGASHIYAさんといえば、究極の和モダン、おセレブ、スタイリッシュ。
ずっと気になっていたんです。特に棗バターに。
ちょうどポーラの3Fでプラントハンター西畠さんの植物展が開催されていたので行ってきました。
↑そびえるバオバブ、圧巻。
日本の襲(かさね)色目を想わせるような配色と木を活かした店内、素敵でした。
(撮影NG)
うやうやしくお菓子が並べられています。
ひと口菓子は1個からの販売はしておらず(2016.9.3現在)、
4個からでした。
木の箱に入っています。(一辺約8㎝)
選んだのは左上から右に
棗バター、薄香、鳥の子、路考茶。
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↑白餡が好きなので選んだら同じような色合いになっちゃいました!
贈答なら、紫色のものとかを混ぜると美しいでしょう。
棗バター(左)と薄香。
棗バター。おいしいです!!
くっちゃりした棗(なつめ)の食感と素朴な甘み、濃厚な発酵バターの旨み、そこに軽く香ばしいクルミ。
棗とバターだけだと口の中がとろんとしてしまう、そこに胡桃のクリスピー感が加わることで
歯切れの良さも生まれます。
思いつかない組み合わせです。自分でドライフルーツを買って真似してみたくなりました。
薄香はよくわからないうちに食べ終わってしまいました。
薄香の断面アップ。
こちらは路考茶(左)と鳥の子。
路考茶は栗の風味が濃厚。
鳥の子。棗バターの次に気に入りました!!!
蜂蜜羹を生姜入りの白餡でくるんだものですが、生姜が本当に効いているんです。
↑あちこちに生姜がみえかくれ
蜂蜜羹のアップ。
小さいけれど、食べごたえがあって、生姜の味も強く残って存在感のあるお味でした。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
HIGASHIYAさんの和菓子。なかなか自分で買うのは…。
贈答されたらうれしい筆頭かもしれませんね。
添えられていたひと口菓子のラインナップが素敵だったのでご紹介します。
星印は私が食べた主観。★なしは未食のもの。
棗バター★★★★★
棗椰子の自然な甘みに香ばしい胡桃とコクのある発酵バターを合わせました
鳥の子★★★★
濃厚な蜂蜜羊羹をさわやかな刺激の生姜入り白餡で包みました
紫根(しこん)
栗の甘露煮を紫芋餡で包み、素朴で上品な味わいに仕上げました
深支子(こきくちなし)
薩摩芋餡に黒胡麻とバターを合わせ、コクのある味わいに仕上げました
路考茶(ろこうちゃ)★★★
香り高いブランデー羹を栗の旨味を存分に活かした餡で包みました
桧枝(ひわだ)
砕いた胡桃を加えた餡にココアをまぶし、口溶けのよい濃厚な味わいに仕上げました
黒紫
小豆の風味が際立つ粒餡に甘酸っぱい干杏を合わせました
柑子(こうじ)
自然な甘みを活かしたかぼちゃ餡に、酸味のあるクリームチーズを合わせました
萌葱(もえぎ)
黒糖焼酎に漬け込んだレーズンを風味豊かな抹茶餡で包みました
牡丹鼠(ぼたんねず)
さらりとした口溶けのこし餡に歯ごたえのよいマカデミアナッツを合わせました。
薄香★★★
黒糖焼酎で仕上げた桃のコンポートをバニラ入りの白餡で包みました
濃紫
コクのある紫芋餡に歯ざわりのよいカシューナッツを合わせました
少しずつお味を制覇できたらいいな~と思います。
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