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2018年12月28日 (金)

「越の雪」の大和屋さんの「こはくのつみき」。情緒たっぷりのお菓子です。

新潟、大和屋さんといえば「越の雪」で有名ですよね。

大和屋さんのHPを拝見すると
文化6年(1809年)に長岡藩の贈り物用菓子の御用達を命じられた、とあります。

古河藩を家老として支え、殿様土井利位侯の雪の結晶観察のサポートもつとめた
鷹見泉石も、自らの日記で「越の雪」を贈答されたことを綴っています。


小山周軒来、越後長岡大和屋製森橋台と有之越の雪一折貰
弘化3年(1846年)12月15日の日記より。(『鷹見泉石日記』7巻p337)
(詳細はこちら

この大和屋さんにとてもファンタジックなお菓子があったのですね。
「こはくのつみき」をいただきました。

パステル調でほわんとしたあたたかさ。
書体も絵もとってもレトロ。
20181228kohaku1


開けると。
20181228kohaku2
まあ。なんということでしょう。
パステルカラーの積木のよう。

お皿の上で並べてみました。
20181228kohaku3
愉しい~。
お皿は架谷庸子さんの雪花のお皿です。

クマさんも立ちました。
20181228kohaku5

干菓子です。砂糖、黒糖、卵白がつかわれています。

かじると。周りはシャクッ。砂糖がけをかじる食感。
中はとろっ。口どけのいい、ゼリーのような食感とやわらかな甘み。

コントラストある食感がおいしいです。

大和屋さんのHP(ttp://www.koshinoyuki-yamatoya.co.jp/)から
辿るのが難しいのですが、
ttps://koshinoyuki.official.ec/items/10971183
で紹介されています(2018.12.28現在)
寒天を乾かして作る優しい甘さの琥珀糖で、手のひらサイズのつみきを作りました。
とのこと。

ファンタジックな和菓子。素敵です。

2018年12月24日 (月)

30年間憧れだったお皿を手に入れました。エルメスの「ピエール・ドリアン・エ・ドクシダン」と卵菓子(その3)

その2の続きです。

この(その3)ではお皿の現物と、カタログ内の石の記載の紹介です。
(お皿の画像はクリックで拡大します)

私の写真の腕がよくなくて、写りが悪いのですが
こちらが私が入手したピエール・ドリアン・エ・ドクシダン。
八角のデザートプレート24cmです。
中央に扇が描かれています。
Hermes_p1
八角で花鳥が描かれているからでしょうか。
オリエンタルな雰囲気がありますよね。
Hermes_p2

ゾエ氏は大理石のテーブルにインスパイアされ、
嵌め細工の鉱物の色や模様を再現しようとしたのですね。

その1でご紹介したカタログによると、
23色以上を使って、27種類の石を再現したのだとか。
カタログには27種類の石のサンプル画のうち、18種が掲載されています。

見開きページを小さくご紹介しましょう。
Hermes_p3
眺めるだけでうっとり。
写真ではありません。鉱物をスケッチ(絵)で再現したものです。

それぞれの鉱物の名前がフランス語で記されています。
日本でおなじみの名前に私が訳して挙げてみますと。

ラピスラズリ(アフガニスタン)、ジェード(ガテマラ)、ジャスパー、
アンバー、メノウ(アゲート)、斑岩(ポーフォリー)、珪化木などが描かれています。

お皿の柄の石模様を私の推測であてはめてみました。
Hermes_p4

Hermes_p4name

ところで作品名の「東洋の石と西洋の石細工」
東洋の石とはなに?と思う方もいらっしゃることでしょう。

1998年秋冬のスカーフのカタログに答えが書かれています。


果実と葉と花が、繊細な構成で石の中にちりばめられています。
これは、フィレンツェにあったメディチ家の大理石を飾った細工を模したものですが、
この細工は、その後17世紀のイギリスやフランスの黒壇家具の飾りにも用いられていました。
いにしえの石工たちが、硬質な石を飾るモチーフとして柔らかな植物をあえて選び、
しかも限りなく優しく、はかなさを感じるほどまでに描こうとしたことは、考えてみれば不思議なことです。
が、創作とは、常に挑戦であると理解すれば、
これは素材を調節した幻想の勝利なのです。
スカーフの名前にある「東洋の石」は枠部分の大理石(中国の大理という都市に由来)を、
「西洋の石細工」は中央のアサンブラージュを指します。


つまり、
東洋の石とは、縁を飾る大理石のことなのですね。

東洋の石が使われている、ということからでしょうか。
花鳥の描かれ方からでしょうか。

オリエンタルな雰囲気のこのお皿、
私は勝手に江戸時代の殿様を想像してしまうのです。

江戸時代は鎖国されていましたが、セレブな大名たちや商人はかなり西洋舶来文化を享受。
西洋の辞書や科学的な本を入手していたり、
遠目鏡(望遠鏡)、虫眼鏡(顕微鏡)で観察に興じたり、
おらんだ正月と称して、今でいうクリスマスのお祝いのようなことをしていたり。

そんな江戸時代の舶来文化を受け入れていた殿様たちが
このお皿を目にしたら絶対、手に入れ、愛でていただろう。
そんな想像をしてしまいます。
とりわけ、鳥類、植物類のスケッチなどを自らもおこなうなど
自然科学に造詣が深い「博物大名」だったら
絶対このお皿に心を奪われたでしょう。
今からタイムスリップしてお見せしたいくらいです。

ピエール・ドリアン・エ・ドクシダンに「エド」って入っているってことも
江戸を思い出させる一因かしら。

というわけで、ピエール・ドリアン・エ・ドクシダンは
私の中で「江戸時代の博物大名が愛でたお皿」。というイメージ。

なので、白木のテーブルや明るい北欧風のインテリア。
ではなく。
この皿を載せるなら黒い我谷盆。
その背景は。
こげ茶色の木の柱が目立つ古い洋館。暗い照明。ギヤマンのグラス。

というのが似合うと思うのです。
いつか我谷盆か黒い木のテーブルを手に入れたいです。

江戸時代の博物大名が愛でた皿、というイメージがするため
最初にこのお皿に盛りたいものは
カステラでした。

天保時代の文献などをみているとカステラは
「嘉寿天伊羅」「加寿天羅」などの漢字もあてはめられたりしていましたが、
当時大変ハイカラで高級な食べ物で大名たちが贈答で使っていたのです。
(江戸時代のカステラについてはこちらにも)

じゃ~ん。
Hermes_p5
やっぱり、カステラ、合う! と思います。

気をよくして、別の日。
南蛮渡来の卵菓子三種盛り~!
Hermes_p6
カステラ(奥)、カスドース(左手前)、鶏卵そうめん(手前右)。
Hermes_p7



【鶏卵そうめん】
濃い黄色は神々しいほど。
糖蜜に卵黄をくぐらす、歯がしみるほどパンチのある甘さ。
甘~いけれどそうめん状の歯ごたえがいいんです。
タイにも鶏卵そうめんそっくりなスイーツがあるんですよ~。(詳細はこちら)。

【カスドース】
カステラに卵黄をからめ、糖蜜にくぐらせたもの。
中がカステラ、外は鶏卵そうめんの甘さ。
そこにザラメのサクサクが効いています。

シンプルなお皿もいいけれど、
目の中に光が飛び込む!くらい
カラフルでゴージャス(でも自分好みの色や柄)もいいな~と思いました。
--------
先日、銀座に行った時、エルメスカラーのオレンジ色のケリーちゃんたちがいっぱいいました。
レゴで作ったかのようなギザギザのフォルムで。
Hermesginza1

後ろのケリーちゃんが、「ひょっこりはん」しています。
Hermesginza12

このギザギザはインベーダーゲームのインベーダー風だったのですね。
エルメスのHPで、インベーダーケリーちゃんのゲーム&メッセージがあることを
今日教えていただいて、キュンとなりました♥
---------------------------------------------
私メモ
鶏卵そうめん(鶴屋八幡さんのパッケージより抜粋)
我が国が鎖国をしている間にも、長崎出島を窓口として外国の文物と共に伝わってきた物の一つ。
古法通り熱々の糖蜜の中へ糸を垂らすように卵を流し込み束ねる製法


2018年12月17日 (月)

30年間憧れだったお皿を手に入れました。エルメスの「ピエール・ドリアン・エ・ドクシダン」(その2)

その1の続きです。

デザイナーのゾエ氏は大理石の嵌め込み細工のテーブルに着想を得て、
ピエール・ドリアン・エ・ドクシダン(東洋の石と西洋の石細工)の柄を発表しました。

私の推測ですがそのテーブルというのが
フランスの国立自然博物館の鉱物学と地質学のギャラリーに所蔵されている
この作品と思われます。

Plateau_de_table_en_marbre_noir_d_2


Plateau de table en marbre noir des Ardennes avec oiseaux, Italie, XVIIe
by Eunostos/WIKIMEDIA COMMONS


手持ちのカレ(スカーフ)の柄と比べてみましょう。

エルメスのスカーフは同じ柄で色違いのバリエーションがいくつも作られます。
この柄は、テーブルウエアの印象そのままの鮮やかな、コントラストの強いものが多いのですが、
私はシックな色合いのものを選びました。
地はベージュ。落ち着いた赤、青、深緑が基調。

ですので、黄色いジャスパーをイメージして描かれたところも赤などになったり、
石細工の鉱物の色は厳密な再現とはなっていません。

色数も少なく、地味な色合い。
それでもシルクの生地自体の艶やかさもあり、
<地味な色でも華やかさを醸し出して>います。
それがエルメスのスカーフの魅力だと思います。

物撮りって難しいですね。
スカーフの色が綺麗に写っていませんが、
テーブルとの比較をご覧いただきましょう。

Hermes1_1plateau_de_table_1
鳥がリボンがひゅるんひゅるんとした上に立っています。

Hermes1_2
スカーフでも鳥がひゅるんひゅるんの上に立っています。
翼が2段階で描かれているのも一緒です。

Hermes1_3
テーブルでラッパ水仙のようなものが描かれていますが(中央右上)、
このスカーフにも同じようなフォルムの花が描かれています。

Hermes1_4
花や葉の躍動感あふれる動きも
テーブルに肉薄。

Hermes2_1plateau_de_table2
テーブルでは真珠もひゅるんとしていますが、

Hermes2_2
スカーフでも真珠がひゅるん!

Hermes3
スカーフに記されたデザイナーZoeの署名。

ゾエが鉱物のギャラリーで見たテーブルにいかに心動かされ、
それをリスペクトして作品に仕上げたのか、
その時の感動を追体験できてうれしくなりました。

さて、このスカーフ。黒地で縁の色がブラウンのものもあったんです。
この色合いは一番、黒大理石のテーブルのテイストに近い気がします。

昔の雑誌の切り抜きから↓

Hermes4_1

雑誌では、ベージュのステンカラーコートの首元に巻いていました。
「ゴージャス」ではなく、「小粋」な雰囲気がとても素敵でした
Hermes4_2

その3に続きます。

2018年12月16日 (日)

30年間憧れだったお皿を手に入れました。エルメスの「ピエール・ドリアン・エ・ドクシダン」(その1)

ゴージャズで派手な色合いのものより、
シンプルで渋い色合いのものが好きです。器も。

でも、例外的にときめく柄があります。

それがHERMES(エルメス)の
「ピエール・ドリアン・エ・ドクシダン(東洋の石と西洋の石細工)」。

1988秋冬の新柄。30年前の柄です。

スカーフやブラウスなどのテキスタイルとテーブルウエアで発表されました。
スカーフは手に入れました。
が、食器類は手が出ませんでした。
作家の1点ものではないのに高額。
セット買いできるセレブでもないし。

それでも当時、カタログだけはいただいていました。
Hermes_pierres1
↑この柄の制作時のエピソードも詳しく書かれ、
写真も美しいマイお宝カタログ。


掲載されている食器類の写真を見ているだけで、
目の前にパ~っと光が溢れるような美しさにうっとり

以来、折々、カタログを見返すたびに、
相変わらず食器の写真にうっとり。
そこで、平成の終わりに思い立ったのです。
「持っている他の器とテイストは合わないけれど。
高額だけど買おう。
30年間変わらず好きなんだもの!」

が、時すでに遅し。知らないうちに廃番になっていたのですね。
でも
諦めきれずユーズドを手に入れました。


感動です。
今、ピエール・ドリアン・エ・ドクシダンに興味を持っている人は
少ないのかもしれませんが、

褪せない私のときめきのままに
この柄の魅力を3回に分けて綴ります。

今回のその1では、
発売当時のカタログと、この柄のインスピレーションの源となったテーブルについてです。

【柄の名前】
MARQUETERIE DE PIERRES D'ORIENT ET D'OCCIDENT

ピエールドリアン・エ・ドクシダン
(東洋の石と西洋の石細工)

MARQUETERIE=細工
PIERRES=石
ORIENT=東洋
OCCIDENT=西洋
 ですね。

【カタログから抜粋でご紹介。引用部分は青文字】


◆「モチーフ」の項より抜粋で。
16世紀フィレンツェにみられた大理石に石を嵌込む細工からインスピレーションを得て創られました。
ラピス・ラズリと珪化木を背景とし、縁を花と果実で飾った中央に、小鳥、扇、真珠の首飾り、貝殻を描写しています。

◆デザイナー「ゾエ」が1988年12月15日に寄稿したコメントから抜粋。

ある日の午後、私は宝石を見に行くつもりで植物園の中にある鉱物ギャラリーへ出かけました。
足を踏み入れた瞬間に目に入ったのは、形といいスタイルといい、
あらゆる点で私を引きつける素晴らしいテーブルでした。
(中略)
そこに使ってある全ての色が私の中でぐるぐる回るような錯覚に陥ってしまいました。

私がそのモチーフに圧倒されたのは、そこに見られる自然の緻密な研究、
「動き」の正確な把握、動植物の様式化されながらも明確な描写、
そして多種多様な石の使用でした。純粋状態にある美が引き起こした感嘆であるがゆえに、
その感動はもう二度とないのではないかと思われる程のものでした。


ゾエ氏をインスパイアしたこの美しいテーブル。気になります。
フランスには行ったことがありません。
ネットで調べてみました。手ごたえあり!!

私の推測ですが

「植物園の中にある鉱物ギャラリー」とは

パリ植物園(Le Jardin des Plantes de Paris)の敷地にあるという
国立自然史博物館(Le Muséum national d'histoire naturelle)の
鉱物学と地質学のギャラリー(La galerie de minéralogie et de géologie)」
だと思います。

「メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド」(ttp://www.mmm-ginza.org)の
海外の特集「国立自然史博物館 鉱物学と地質学のギャラリー」のページ

(リンク切れになるかもしれませんが
ttp://www.mmm-ginza.org/special/201603/special01-02.html)

で興味深い記述をみつけました。


巨大な黒大理石のテーブルに鳥や花々などのモチーフをラピスラズリ、アガット、アメシスト、
真珠などではめ込んだ息をのむほど精緻なマルケトリー作品は必見です。


マルケトリーとは「細工」のこと。
エルメスのこの柄も正式名は
MARQUETERIE DE PIERRES D'ORIENT ET D'OCCIDENT
マルケトリーが入っています。

ゾエが魅了された巨大な黒大理石のテーブル。
画像を見てみたくなりますよね。

「調べ物刑事(デカ)」の私。めぼしをつけました~。

「Plateau de table florentine」だと思われます。

国立自然史博物館HP内のPDFをご覧ください。

http://www.galeriedemineralogieetgeologie.fr/sites/galeriedemineralogieetgeologie.fr/files/documents/201409_dp_expo_tresors_terre_2014_gmg.pdf

同博物館で現在開催中の「exposition tresors de la terre」(私メモ:地球の宝展)の資料です。
24枚にわたるリリースの
p8、p9、p22に黒大理石テーブル「Plateau de table florentine」の画像があります。

赤と青の2色の羽の鳥、花の咲き方、ひゅるんとたなびくリボンや真珠。
美しいです~。
まさにピエール・ドリアン・エ・ドクシダンの世界。
ゾエが感動し、インスパイアされたのはこのテーブルに間違いないでしょう。

この自然史博物館のテーブルの画像とエルメスのピエールドリアンエドクシダンを見ていると、
ゾエがテーブルに感動して、これをスカーフや食器で再現したかったという熱い想いが伝わってきます。

上記のPDFを見ていただくのが一番いいのですが、
ウィキペディアコモンズで画像をみつけましたので
その画像をご紹介します。
(画像はクリックで拡大します)
Plateau_de_table_en_marbre_noir_des

(画像整備中。↑2022年秋以降に再アップします)
Plateau de table en marbre noir des Ardennes avec oiseaux, Italie, XVIIe
by Eunostos/WIKIMEDIA COMMONS

ピエール・ドリアン・エ・ドクシダンの柄をお好きな方は
まさにこのテーブルが源になっている!とお感じになることでしょう。

近日のその2では、このテーブルの柄にインスパイアされたゾエ氏が
どう作品化したのか。
上記の画像と、私の手持ちのスカーフとで見比べてみます。

2018年12月12日 (水)

チーズと胡椒のマリアージュ。トラットリア・ダ・テレーサの絶品カチョ・エ・ペペ。

横浜・中山駅近くのイタリア料理店「トラットリア・ダ・テレーサ」さんは美味しい。
カチョ・エ・ペペもおすすめ、
とうかがっていました。

中山で用事があり、念願のお店を訪ねました。

ランチも賑わっています。
メニューを見ると、が~ん
カチョエペペがありません。

でも、お尋ねすると
ランチコースのパスタなどをカチョエペペに差しかえる形で
注文OKと言ってくださいました。やった~
(食材がない時はできないそうです)。

次の用事が控えていて長居できないこともあり、
一番カジュアルなランチAを頼みました。
それでもサラダもデザートもいただけるんですよ。

パンとサラダ。
サラダのドレッシング、酸味もあっておいしかったです。
20181212_1

カチョ・エ・ペペ。
運ばれてきた時からチーズのいい香りがしています。
20181212_

美味しい~。
もちもちしたパスタに、とろりとチーズが絡まっています。
ツヤツヤ。
これがカチョ・エ・ペペを作るポイントの「乳化」ね!と
とろり具合に感動しながらいただきました。

胡椒のスパイシーさ、ツンと来るかんじもたまりません。

このお料理はチーズと胡椒のマリアージュだと思うのです。

結婚は似た者同士の場合と、
まったく正反対の者同士がくっつく場合があると言いますが、
カチョ・エ・ペペは後者ですね。

まったりこゆくてとろ~んとしたチーズと
ツン! ガツン!と尖った胡椒。

お互いが引き立て合っています。
漫才で言えば、
チーズがボケ、胡椒がツッコミでしょうか。

でもチーズもまったりだけでありません。
ほのかな酸味や旨味があるからこそ、
胡椒の辛さを受け止められる。

ゴルゴンゾーラのペンネ好きにもオススメしたい一皿です。

食後にはパンナコッタと飲み物はチョイスでカモミールティをいただきました。
20181212__2

↑ちょっと暗く写ってしまいました。

大満足~。

2018年12月 9日 (日)

ロシア料理屋さんイクラバルで大満足

用賀駅から徒歩5分ぐらいのところにあるロシア料理屋さん「イクラバル」。
すごく行きたかったのです。
ロシア語を習っていた時の先生とお仲間5人で訪ねました。

いただいたのはビーフストロガノフランチ一人分と、いくつかの料理をシェア。

ビーフストロガノフランチは
ビネグレットとオリビエサラダ(黒パンつき)と
ビーストロガノフ(ライスかバゲットつき)と
コーヒーか紅茶がセットになっています。

ビネグレットとオリビエサラダ。
美味しかったです~。
Ikurabar1
左側がポテトなどをつかったオリビエサラダ。
右側がビーツの赤が美しいオリビエサラダ。
ディルの風味も大好き。

東急沿線の情報誌「サルース」で
イクラバルさんのお料理とそのレシピが紹介されていたのです。
ビーフストロガノフは丁寧に時間をかけて作ったスープストックを使うのがポイントであることが書かれていました。

だからなのでしょう。ビーフストロガノフ、味わいは濃厚で奥深いですがあっさり、さっぱり。
Ikurabar2
飽きることなく一皿たいらげられます。
美味しかったです。

このほか、みんなでシェアしたのはニシンのオイル漬け。
シェア後の姿を。
Ikurabar3
ニシン大好き!

ペリメニ。シェア後の姿。
Ikurabar4
こちらも大好き。

にんじんとくるみのサラダ。
シェア前の一皿を撮りました。
Ikurabar5
こちらも美味しかったです。
サルースでニンニクが隠し味に使われていることが書かれていたのですが、
なるほど、それがコクにつながっているのですね。
ニンジンの切り方もキャロットラぺのような細千切りではなくて、
すりおろし切りみたいなのがコツなんだなと思いました。
タレがよく絡んでいます。

自分でも作りたくなりました。

ニンジンのサラダの手前にいるのは
シェアしてカット後の
ピロシキのクレープ包み。
Ikurabar6

私、ブリンチキというメニューが好きなんです!
神田のサラファンにある。
ピロシキの具をブリヌイの皮で包み、パリッと揚げる。
少し太った春巻きのような料理が。

イクラバルさんのピロシキのクレープ包みは
揚げてはいませんでした。
パリッではなく、トルティーヤのようなしっとりふんにゃりした生地です。
その中にピロシキの具が。
私が大好きな揚げたブリンチキとは違いましたが、
あっさりしていて美味でした。

食後のデザートは
カッテージチーズを使ったチーズケーキと
スパイスをつかったマズルカを友人と分けました。
カッテージチーズは形状がホロホロポロポロというイメージがあったのですが、なめらかで濃厚で美味しいです。
マズルカはシュトレンに近いイメージ。
スパイス系パウンドケーキが好きなのでこちらも気に入りました。
Ikurabar7

どのお料理も美味しくて、ロシア料理を満喫できました。。

松野ナタリヤさんはお母様がロシア人で
そのお母様からいろんなロシア料理を教わったのですね。

まだまだ気になるメニューがいっぱい。
ロシアンオープンサンドも、ボルシチも
ロシアの煮込み風ハンバーグもつぼ焼きもロールキャベツも
ナスのキャビアも食べたいです~。

近くにお住まいの方がうらやましいです~。

2018年12月 4日 (火)

カルディで販売されているオランダのワッフル大好き!

以前オランダのお土産でいただいたワッフルがすごくおいしくて。

カルディでも売っていると教えてもらってから
たびたび購入しています。

オランダではいろんなメーカーが作っているのかしら。
カルディで買うのはこちらです↓
(画像はカルディのオンラインページからお借りしました)
20181204wafels1



ダールマンズ キャラメルワッフル

しっとり焼き上げたワッフルで
ソフトなキャラメルフィリングをサンドした、
オランダ生まれのキャラメルワッフルです。
温かい飲み物を注いだカップの上にのせてしばらく置くと、
キャラメルフィリングがとろけて
さらに美味しくお召し上がりいただけます。

約8枚入り


というものです。

お皿にのせて。
20181204wafels2

私はあたためて食べたことはありません。

割るとキャラメルフィリングが、ヌガ~とのびます。
20181204wafels3

個包装ではないけれど、常温でOKですし
ちょっとした差し入れにも喜ばれて重宝しています♪

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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