紅秀峰(べにしゅうほう)バンザ~イ!
サクランボ。おいしいけれどお高いからアメリカンチェリーほど気安くは買えません。
でもやっぱり食べたい。
スーパーの売り場で「佐藤錦」という品種名は見たりしていましたが、品種は今までとくに気に留めていませんでした。
量と値段を見て「買い時!」と購入していました。
先月のこと。
買ったサクランボを食べました。
一粒を口に入れて、「あれ?」
口の中でウレシイ違和感が。
「このくらいかじったら種に歯が届く」というくらいかじったのに種に歯が届かないのです。
その後、その一粒を口の中でもぐもぐすると
「口の中にこのくらい果肉が広がる」というイメージよりも多く果肉が口の中に充満するのです。
つまり、いつも食べるサクランボより「肉厚!」。
何粒食べてもこのウレシイ違和感が。
たとえるなら、
階段をもう一段あると思って降りたら、もうステップがなかった時、あれ?ってなりますよね。
たとえるなら、
サイダーだと思って飲んだら、ただの水だった時、口の中があれ?ってなりますよね。
私たちは何かを体験する時、事前に脳と体でそれを受け入れる準備をしているのですね。
階段がもう一段あると思う時、足はその段を受け止める準備をしているのでしょう。
炭酸を飲むと思う時、口の中はクイッとくる泡を受け止める準備をしているのでしょう。
サクランボを食べる時、口の中はこのくらいの小ささだからこのくらい噛むと歯がちょうど種に当たると準備しているのでしょう。
その予測をウレシク裏切る 紅秀峰
。
早速ネットで調べてみると。
やはり紅秀峰は大粒であることがわかりました。
でも、アメリカンチェリーほど大きいわけではないんですよね。
よくみたら、今まで食べていたサクランボより一回り大きいかも~ぐらい。
そのわずかな差だからこそ、脳と体は気づかず「今まで」の準備をするから
食べた時、予測外の肉厚感にうれしくなるのですね。
さくらんぼ10粒食べた時の充実感、全然違います。
そして味もおいしい!
紅秀峰、バンザ~イ!バンザ~イ!バンザ~イ!と
手をあげて万歳三唱したくなります。
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紅秀峰、このところ3回ほど買っています。
頭はもう「いつものサクランボより大粒」とわかっているのですが、
まだ体には従来のサイズ感がしみついているのか、
いまだに、種に歯が届かない感覚。
1個の果肉が口の中に広がる充実感に感動しています。
ぜひぜひ紅秀峰、お試しあれ。
(追記)
また、紅秀峰、買っちゃいました~。
おいしい!
今回は売り場で見ただけで大粒なことがわかりました。
プチトマトぐらいの大きさ。
というわけで↓の中にプチトマトを1個紛れさせてみました。
どれでしょう。
答え。右上の赤いのがプチトマト。
プチトマトと同じくらいのサイズ。
おそるべし紅秀峰~。
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