2020三越英国展(その1)。スコーンとクロテッドクリーム食べ比べ
最近の私は体の30%ぐらいがイギリス人になってしまっています。
発端は調理室池田さんのビクトリアケーキ。(詳細はこちら)。
この美味しさからイギリスのお菓子に興味を持つように。
↓
スリーティアーズさんからの取り寄せのスコーンの美味しさに目覚める。(詳細はこちら)
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本場のスコーンを食べ比べしたくなる(←今ここ)
です。
コロナ禍。
1月中旬からずっとマスクをして臨戦態勢を取っていて、不要不急の外出を控えていた私。
「繁華街へのおでかけ」は避けてきました。
でも日本橋三越での英国展の魔力にさからえず。
二日目に行ってきました。
田舎のねずみが都会に行くような、大冒険するような緊張感で。
列は並びました。かなり密。
でも、天井は高いですし、マスクはずして電話する、飲みもの飲む以外の人はマスクしているし、
ほとんどの人が一人で並んでいるので、しゃべらないということが少し安心でした。
買ったスコーンはデバラベーカリー(左)、ハフキンス(中)。
一番右は先日購入した神戸珈琲店のミニスコーン。
いずれもプレーン。
ハフキンスが標準サイズかなと。
デバラが大きいです。
クロテッドクリームは2つゲット。
ランゲージファーム(左)、ロダス(中)。
中沢のクロテッドクリームと並べるとこのサイズ感です。
(中沢は自主回収に。私がすでに購入していたものは特に味の違和感はなかったでした)
ふたを開けてビックリ!
黄色い!
そして焼いたチーズケーキの表面みたいな感じの膜が。
これがクラストと呼ばれるもののようですね。
早速、自家製のプルーンとラズベリージャムと一緒にいただくと。
すっっごく美味しい。
スコーンにあえて順位をつけると。
私の一番の好みは神戸珈琲店でした!
外側のほどよいさっくり感。
内側もボソボソではなく、ほどよい、ほろっ感。
しかも小さい分、まわりのさくっと感の比率が増えて、ちょうどいい「さくほろ」を楽しめます。
デバラとハフキンスは私のこのみよりも少ししっとり系でした。
(オーブンでの温めなおしを強くして、好みの水分の抜け具合になるよう調整できたのかもしれませんが)
先日のスリーティアーズさんのスコーンが冷凍パッケージから開けただけですごく香り高かったので
私の中での近々に食べた4種のスコーンでは
スリーティアーズ>神戸珈琲店>ハフキンス>デバラです。
クロテッドクリームに関しては。
3つともお味は濃厚な生クリームとバターの間のようで似ていますが、
あきらかに食感が違いますね!
中沢さんはスプーンですくうと「とろ~と垂れる感」がありますが、
ランゲージファームもロダスもまったくありません。
こちらに塩を加えたら、やわらかめのバタークリームと区別がつかないかも。
バタークリームのくちどけが大好きなので、感動。
ロダスに比べてランゲージファームは少し動物くささをかんじました。
(あえて味の違いを比べたらであって、単独で食べたら特に気づかないくらいですが)
というわけで順位をあえてつけるなら、わずかな差ですが
クロテッドクリームは味だけでなく、バタークリームをおもわせる「くちどけ」も愉しむ
という観点で、
ロダス>ランゲージファーム>中沢
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スコーンの生地だけではそんなに食べられない。クリーム。ジャムもしかり。
3つが合わさることでお互いの良さを何倍にも引き出しあう。
素晴らしいチーム力!
戦国大名の毛利元就の時代、もしスコーンが日本に伝来していたら、
彼はきっと3本の矢の代わりに
スコーンとクロテッドクリームとジャムの3つを挙げて3人の息子に結束を促したでしょう。
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翌日はハフキンスのエルダーフラワーのスコーンをジャムなし、ロダスのクロテッドクリームのみで食べました。
外側のさくっと感が増すようにオーブンで長めに温めて(焼いて?)。
外側のさくっ、内側のしっとりの不思議な食感が美味しかったです。
美味しいスコーンを美味しいクロテッドクリームだけ、というのも
生地の味が引き立っていいですね♪
英国展その2はこちら
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