キッチン馬鈴薯(その3)幻のジンギスカン定食。40年以上ぶりの至福のよろこび!
早稲田大学のキャンパスのすぐそばの商店街にあった「キッチン馬鈴薯」。
このお店のジンギスカン定食が大好きでした💛
今はそのお店はなく、ジンギスカン定食も幻のお味。
40年以上食べていないのですが、その幻のお味を再び食することができました!
人生ってこんなことがあるのですね。
その1のキッチン馬鈴薯に関する投稿に
コメントを寄せてくださったおひとりの河本啓伸氏が、
キッチン馬鈴薯のマスターさま、ママさまの消息を本格的に探され、
10年ほど人事を尽くした後に、
見事、再会を果たされたのです!
河本さんのライブにお二人がいらっしゃる形で。
(ありがたいことに私もライブにうかがってマスターさま、ママさまと再会させていただきました。
詳細はその2に)
懐かしい再会後、マスターさま、ママさまが、
あのお味をもう一度食べたいという私たちの願いを叶えてくださり、
ジンギスカンのタレを再現して、くださったのでした。
私は。
豚肉とキャベツとニラ、しいたけを炒めて、そのフライパンにジンギスカンのたれを回しがけて
少しジュ~とさせて、食しました。
(画像はクリックorタップで拡大します)
(キッチン馬鈴薯ではつけあわせのお野菜は生だったかと思いますが)
おいしい~~~~~~~~
40年前にタイムスリップ!
なつかしい!だけではなく、本当においしい!
お醤油系のお味ですが、ポン酢のような強い酸味があるわけではなく、
でも、さわやかで
豚肉の持つ甘さとか脂身のコクとかも引き出して。
タレの材料は
しょうゆ、みりん、ごま油、大根おろし、ネギとのこと!!
すりおろしが入っているはずと思っていたのですが、
意外なことに玉ねぎ、にんにく、しょうがのすりおろしは入っていないのです!
だからこそ、後味もよく、毎日でも食べたくなるのかもしれません。
世の中も進み、
日本で食べられる料理は和洋中エスニックいろいろ。
調味料も地方の珍しいものや海外のものも手にはいる時代。
大人になりきった私も、いろんな豚肉料理をこの40年間、食べました。
醤油&ポン酢。オイスターソース系。回鍋肉などの味噌系etc.
その中でも、豚肉と野菜炒め食べる味付けの中でジンギスカンのタレが一番好き!と言えます。
思い出があるから、ではなく、もし、今初めて、ジンギスカンのタレを体験したとしても
一番好きなタレ!になる気がします。
そんなお味に学生時代に出会っていたなんてなんと恵まれていたことか。
さて、この投稿を訪ねてきてくださった方は、
キッチン馬鈴薯のお味を懐かしくなって検索して、この投稿をみつけてくださったのだと思います。
「僕も、私もジンギスカンのあのお味をもう一度食べたい」
って思われるでしょう。
私も、自分だけあのお味を享受してしまうのは申し訳ない。
そこで。
マスター(鵜沢孝雄さま)、ママ(登喜子さま)がご厚意で
あの伝説のタレのレシピを教えてくださり、
このブログで公開してOKと言ってくださいました!キッチン馬鈴薯のジンギスカン定食のタレ レシピ
配分として
しょうゆ 1
みりん 1
大根おろし 1
長ネギ(小口切り) 1
ゴマ油 少々
味の素 少々
以上だそうです!
これを煮詰めるなどの加熱はせず、
よく混ぜてできあがりとのことです。
※長ネギは幅3ミリ以下ぐらいの細い小口切りで作ってくださいました。
--------------------------------------------
あらためてびっくりです。
しょうゆ×大根おろしといえば、
サンマのつけあわせなどでおなじみですが、
かなりあっさり系純和風系ですよね。
このタレは味が全然違います。
しょうゆ×大根おろしに、みりんやごま油が加わるだけでコクがある別物になるのですね。
また、冷やし中華のタレでは
しょうゆ、砂糖、酢、ごま油などを使うので、
少し似ていますが、砂糖と酢がいないだけでやっぱり全然別物になっています。
不思議です~。
このジンギスカンのたれ。
しいて、似ているお味があるとすると
ショウガ焼きを作る時のタレかしら、と思うのですが、
やはり、
お味が違います。
それが、たっぷり入る大根おろしのパワーなのでしょう。
私も今バタバタしているのですが少し落ち着いたら、自家製タレチャレンジしてみます。
そして、キッチン馬鈴薯シリーズ第4弾として、そのご報告をいたします。
キッチン馬鈴薯シリーズ 1 2 3
最近のコメント