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2025年5月17日 (土)

キッチン馬鈴薯(その3)幻のジンギスカン定食。40年以上ぶりの至福のよろこび!

早稲田大学のキャンパスのすぐそばの商店街にあった「キッチン馬鈴薯」。
このお店のジンギスカン定食が大好きでした💛

今はそのお店はなく、ジンギスカン定食も幻のお味。
40年以上食べていないのですが、その幻のお味を再び食することができました!
人生ってこんなことがあるのですね。

その1のキッチン馬鈴薯に関する投稿に
コメントを寄せてくださったおひとりの河本啓伸氏が、
キッチン馬鈴薯のマスターさま、ママさまの消息を本格的に探され、
10年ほど人事を尽くした後に、
見事、再会を果たされたのです!
河本さんのライブにお二人がいらっしゃる形で。

(ありがたいことに私もライブにうかがってマスターさま、ママさまと再会させていただきました。
詳細はその2に)

懐かしい再会後、マスターさま、ママさまが、
あのお味をもう一度食べたいという私たちの願いを叶えてくださり、
ジンギスカンのタレを再現して、くださったのでした。

私は。
豚肉とキャベツとニラ、しいたけを炒めて、そのフライパンにジンギスカンのたれを回しがけて
少しジュ~とさせて、食しました。
(画像はクリックorタップで拡大します)
20250517bareisyo
(キッチン馬鈴薯ではつけあわせのお野菜は生だったかと思いますが)

おいしい~~~~~~~~

40年前にタイムスリップ!

なつかしい!だけではなく、本当においしい!

お醤油系のお味ですが、ポン酢のような強い酸味があるわけではなく、
でも、さわやかで
豚肉の持つ甘さとか脂身のコクとかも引き出して。

タレの材料は
しょうゆ、みりん、ごま油、大根おろし、ネギとのこと!!

すりおろしが入っているはずと思っていたのですが、
意外なことに玉ねぎ、にんにく、しょうがのすりおろしは入っていないのです!

だからこそ、後味もよく、毎日でも食べたくなるのかもしれません。

世の中も進み、
日本で食べられる料理は和洋中エスニックいろいろ。
調味料も地方の珍しいものや海外のものも手にはいる時代。

大人になりきった私も、いろんな豚肉料理をこの40年間、食べました。
醤油&ポン酢。オイスターソース系。回鍋肉などの味噌系etc.

その中でも、豚肉と野菜炒め食べる味付けの中でジンギスカンのタレが一番好き!と言えます。
思い出があるから、ではなく、もし、今初めて、ジンギスカンのタレを体験したとしても
一番好きなタレ!になる気がします。

そんなお味に学生時代に出会っていたなんてなんと恵まれていたことか。

さて、この投稿を訪ねてきてくださった方は、
キッチン馬鈴薯のお味を懐かしくなって検索して、この投稿をみつけてくださったのだと思います。

「僕も、私もジンギスカンのあのお味をもう一度食べたい」
って思われるでしょう。
私も、自分だけあのお味を享受してしまうのは申し訳ない。

そこで。
マスター(鵜沢孝雄さま)、ママ(登喜子さま)がご厚意で
あの伝説のタレのレシピを教えてくださり、
このブログで公開してOKと言ってくださいました!

キッチン馬鈴薯のジンギスカン定食のタレ レシピ

配分として
しょうゆ 1
みりん 1
大根おろし 1
長ネギ(小口切り) 1
ゴマ油 少々
味の素 少々

以上だそうです!

これを煮詰めるなどの加熱はせず、
よく混ぜてできあがりとのことです。
※長ネギは幅3ミリ以下ぐらいの細い小口切りで作ってくださいました。
--------------------------------------------
あらためてびっくりです。

しょうゆ×大根おろしといえば、
サンマのつけあわせなどでおなじみですが、
かなりあっさり系純和風系ですよね。
このタレは味が全然違います。
しょうゆ×大根おろしに、みりんやごま油が加わるだけでコクがある別物になるのですね。

また、冷やし中華のタレでは
しょうゆ、砂糖、酢、ごま油などを使うので、
少し似ていますが、砂糖と酢がいないだけでやっぱり全然別物になっています。

不思議です~。

このジンギスカンのたれ。
しいて、似ているお味があるとすると
ショウガ焼きを作る時のタレかしら、と思うのですが、
やはり、
お味が違います。
それが、たっぷり入る大根おろしのパワーなのでしょう。

私も今バタバタしているのですが少し落ち着いたら、自家製タレチャレンジしてみます。
そして、キッチン馬鈴薯シリーズ第4弾として、そのご報告をいたします。

キッチン馬鈴薯シリーズ 1 2 3

2025年5月10日 (土)

一番好きな柑橘系に名乗り上げ! 小さい湘南ゴールド!

私が一番好きな柑橘は美生柑。

①大きいけれど包丁を使わず手で皮がむける
②白い薄皮は食べられませんが、身離れがよく
きれいに剥ける。
③甘すぎず、甘さと酸味のバランスが絶妙

だからなのですが、
「ちょっと待った!」っと
トップに名乗り出た柑橘が現れました!

鳥、花を愛する方からいただいた湘南ゴールド。
湘南ゴールドって結構大きいものを以前食べた気がするのですが、
ピンポン玉ぐらいの大きさでした。
(↓ 画像はクリックorタップで拡大します)

ピンポン玉ぐらいの大きさです。
20250510syonangold1

剥いた一房の大きさがこのくらいです。
20250510syonangold2

まずびっくり。
①手で皮を剥くのですが、すごく薄いです!
②このサイズなら白い薄皮ごと食べられるかな~と思ったところ、ビンゴでした!
薄皮が厚くないので、違和感なく食べられます。
③お味もさわやか! 美生柑と同じく、甘すぎず、甘味と酸味のバランスが最高!

味は美生柑と湘南ゴールド、どちらも優劣つけがたいくらい美味しいです。

以下のポイントで湘南ゴールドが上回りました。
・皮が薄いので剥くのが簡単。
・白い薄皮ごと食べられるので手が汚れない。汁をこぼすさず、余すことなく口にできる。
・種がないので食べやすい。

湘南ゴールドがもう少し大きいサイズであれば、
皮を剥くのがちょっと力が必要だったり、白い薄皮も少し厚くなったり、種があったりするのでしょうか。

いずれにしてもピンポン玉サイズであれば、私の中では柑橘界のトップです~。

2025年5月 9日 (金)

緊急連絡網で回したいぐらいの情報です。 ジュヴァンセルの「望の月」。青葉台の東急フードショーで13日(火)まで

京都の洋菓子やさん「ジュヴァンセル」の「望の月(もちのつき)」。
きなこがお好きな方にはぜひ召し上がっていただきたい逸品

ふにゅ~んと伸びて、クリームが口の中で溶けて。
ブログで望の月を取り上げるたびに、
毎度、同じ表現になりますが、天にも昇る気持ちになります~。

コレステロール対策が必要な私ですが、
私も催事の会期中に1回はたべようと思っています(かつ運動しようと思います)

どんなケーキなの?と興味を持たれた方は
弊ブログの過去記事(たとえばこちら)をご覧いただけましたら♪

2025年5月 6日 (火)

気鋭の和菓子職人、佐藤玲旺(Reo)さんの花水木、鯉のぼり~、花菖蒲。美しくおいしいです~。

去年のことです。
雪華(雪の結晶)があしらわれた素敵な和菓子はないかな~と
検索していた時に出会ったのが
Reoさんの「六花寒色」でした。

キラキラした雪の結晶があしらわれた練り切り。
生地の淡いアクアブルーも雪が降ってきた時の
空気感が感じられて。

なんて、リリカルで美しい和菓子を作られるのだろう。

Reoさんのインスタ(ore888reo)を一気に拝見すると、
どの作品も造形、名前、み~んな素敵。
和菓子メイキング動画では所作も美しい~。

以来、インスタのいろんな作品を見ては
いつか、食する機会があるといいな~と思っていました。

そのいつかが訪れたのです!
-------------------------------
きっかけは、先日、インスタに投稿された練り切りの「花水木」。

白い花と赤い花があって、
4弁のはなびらがふっくら広がっていて
とても愛らしい。

なによりも惹かれたのが、花びらの先端の少しへこんで
焦げた茶色みたいになっているところも再現されていること!

やられました~ 

(「ハナミズキ 練り切り」で検索すると、
いろんな方が作ったハナミズキがヒットしますが、
茶色部分がないものがほとんど)

なおさら、Reoさんの花水木をいただきたくなりました。

端午セットに花水木が入っていることがわかりました。
Reoさんにご相談して、兜(こちらも食べてみたかったですが)を白いハナミズキに換えていただいて、
端午セットを注文させていただくことにしたのでした。

5月4日発送で5月5日午前中にクール便で到着!
(以下、画像はサムネイル。
 クリックorタップで拡大してご覧くださいませ)

じゃ~ん。
花水木、本当に愛らしい~。
鯉のぼりもかわいい~。
花菖蒲もおしゃれ~。
20250505reosan_tango1
↑ どれも一つ一つパッケージに納められていて、
クール便で揺られるはずなのにまったく崩れずに届きました~。
鯉のぼりの縁がちょっと直線じゃないところは、
私がお皿に移した時に箸で触ってしまったから。

「ハナミズキだ~」エヴァちゃんたちもやってきました。
20250505reosan_tango2

アップで。
生地の光沢、おわかりいただけますでしょうか。
白い4弁の花びらの曲線の優美なこと!
そして先端がちょっとくびれて茶色になっているところ、
中央の緑色の粒粒感。
丁寧にハナミズキの造形を写し取られたことがわかります。
20250505reosan_tango3_up
↑ 実はこの中央の黄緑が花で、
白いところは総苞。花びらではないのですよね~ 

花水木花菖蒲は練り切り。
お味も美味しいです~。
生地はなめらか。中のこしあんも甘すぎず、上品な甘さです。
口どけもいいです。

繊細なビジュアルと確かなお味。
情報なしで口にしたら、
俳優の中原丈雄みたいな雰囲気の京都の老練の職人さんの作品と思ってしまうでしょう。
まさか、若い方が作られたなんて思わず。
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3色の鯉のぼりは羊羹。
20250505reosan_tango5
こちらもセンスが光ります
写実、ではなく、立方体でモダンシンプル。
うろこ、エラなどの少しの筋だけで鯉の造形を表現。
そしてどの味も美味しいです!

黒い鯉は黒胡麻羊羹
黒ゴマの香ばしい甘みが広がります。

ピンクはいちご練乳羊羹
羊羹というよりもババロアのよう。
甘酸っぱいイチゴ味と練乳のほんのりした甘さがいいです。

黄緑色は抹茶羊羹
ほろ苦い抹茶の風味も効いています。

羊羹の新しい魅力を愉しめるお味でした♪

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Reoさんのインスタでは節分の赤鬼・青鬼、早蕨、牡丹の花の「豪華絢爛」、真っ黒な「雷鳴」etc.
見ているだけでうっとり。

東京でもイベントなどに出店されることがあるようです。
近隣で、イベントや催事に出店してくれたらいいな~と思います。

最後にGWで出かけた先での鯉のぼりの様子を。
池にくっきり映っていました。
250504155732370

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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