気鋭の和菓子職人、佐藤玲旺(Reo)さんの花水木、鯉のぼり~、花菖蒲。美しくおいしいです~。
去年のことです。
雪華(雪の結晶)があしらわれた素敵な和菓子はないかな~と
検索していた時に出会ったのが
Reoさんの「六花寒色」でした。
キラキラした雪の結晶があしらわれた練り切り。
生地の淡いアクアブルーも雪が降ってきた時の
空気感が感じられて。
なんて、リリカルで美しい和菓子を作られるのだろう。
Reoさんのインスタ(ore888reo)を一気に拝見すると、
どの作品も造形、名前、み~んな素敵。
和菓子メイキング動画では所作も美しい~。
以来、インスタのいろんな作品を見ては
いつか、食する機会があるといいな~と思っていました。
そのいつかが訪れたのです!
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きっかけは、先日、インスタに投稿された練り切りの「花水木」。
白い花と赤い花があって、
4弁のはなびらがふっくら広がっていて
とても愛らしい。
なによりも惹かれたのが、花びらの先端の少しへこんで
焦げた茶色みたいになっているところも再現されていること!
やられました~
(「ハナミズキ 練り切り」で検索すると、
いろんな方が作ったハナミズキがヒットしますが、
茶色部分がないものがほとんど)
なおさら、Reoさんの花水木をいただきたくなりました。
端午セットに花水木が入っていることがわかりました。
Reoさんにご相談して、兜(こちらも食べてみたかったですが)を白いハナミズキに換えていただいて、
端午セットを注文させていただくことにしたのでした。
5月4日発送で5月5日午前中にクール便で到着!
(以下、画像はサムネイル。
クリックorタップで拡大してご覧くださいませ)
じゃ~ん。
花水木、本当に愛らしい~。
鯉のぼりもかわいい~。
花菖蒲もおしゃれ~。
↑ どれも一つ一つパッケージに納められていて、
クール便で揺られるはずなのにまったく崩れずに届きました~。
鯉のぼりの縁がちょっと直線じゃないところは、
私がお皿に移した時に箸で触ってしまったから。
「ハナミズキだ~」エヴァちゃんたちもやってきました。
アップで。
生地の光沢、おわかりいただけますでしょうか。
白い4弁の花びらの曲線の優美なこと!
そして先端がちょっとくびれて茶色になっているところ、
中央の緑色の粒粒感。
丁寧にハナミズキの造形を写し取られたことがわかります。
↑ 実はこの中央の黄緑が花で、
白いところは総苞。花びらではないのですよね~
花水木と花菖蒲は練り切り。
お味も美味しいです~。
生地はなめらか。中のこしあんも甘すぎず、上品な甘さです。
口どけもいいです。
繊細なビジュアルと確かなお味。
情報なしで口にしたら、
俳優の中原丈雄みたいな雰囲気の京都の老練の職人さんの作品と思ってしまうでしょう。
まさか、若い方が作られたなんて思わず。
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3色の鯉のぼりは羊羹。
こちらもセンスが光ります
写実、ではなく、立方体でモダンシンプル。
うろこ、エラなどの少しの筋だけで鯉の造形を表現。
そしてどの味も美味しいです!
黒い鯉は黒胡麻羊羹
黒ゴマの香ばしい甘みが広がります。
ピンクはいちご練乳羊羹
羊羹というよりもババロアのよう。
甘酸っぱいイチゴ味と練乳のほんのりした甘さがいいです。
黄緑色は抹茶羊羹
ほろ苦い抹茶の風味も効いています。
羊羹の新しい魅力を愉しめるお味でした♪
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Reoさんのインスタでは節分の赤鬼・青鬼、早蕨、牡丹の花の「豪華絢爛」、真っ黒な「雷鳴」etc.
見ているだけでうっとり。
東京でもイベントなどに出店されることがあるようです。
近隣で、イベントや催事に出店してくれたらいいな~と思います。
最後にGWで出かけた先での鯉のぼりの様子を。
池にくっきり映っていました。
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