ガガーリン18 命日と妻ヴァレンチナさんの写真
昨日3月27日はガガーリンの命日でした。
1968年3月27日、ガガーリンは、セリョーギン空軍大佐とミグ戦闘機で飛行訓練中、
モスクワ北東のウラジーミル地方で墜落事故死。34歳でその生涯を閉じました。
その訃報は3月28日の日本の新聞各紙で報道されていますが、
当時の記事を読んで気がつきました。
1961年4月12日の人類初の有人宇宙飛行からの帰還時は少佐だったのですが、
亡くなる時、ガガーリンは大佐になっていたのですね。
34歳での死。今生きていたとしたとしてもまだ72歳。
伝説になるには早すぎました。
妻ヴァレンチナと9歳、7歳の愛娘レーナとガーリャを遺しての旅立ちは早すぎました。
宇宙史の新たなページを拓き、親善大使として世界を歴訪したガガーリン。
再び宇宙を飛ぶという夢は叶うことはなかったのです。
本人は親善大使として世界各地で脚光を浴びるよりも、
宇宙へ行くための過酷なトレーニングを地道に重ね、
再び宇宙を目指す生活を送りたかったのかもしれません。
新たな宇宙飛行に備えていた矢先の事故死とも言われています。
それでも、短くも充実した輝かしい人生だったといえるでしょう。
ガガーリンはモスクワの赤の広場に面しているクレムリンの壁に埋葬されて眠っています。
昨日の命日に関してロシアの新聞などで何か報道されていないかしら、
と思ったのですがみつけられませんでした。
ただ、2002年4月12日のnews.ru(ロシアのニュース)の記事がヒットしました。
ttp://www.newsru.com/russia/12apr2002/gagarin.html
この記事を開くと、4枚画像がでてきますが、
一番下の画像の眼鏡をかけた女性が、ガガーリンの妻ヴァレンチナさんです。
1962年に来日当時、〔物静かで控えめだけど芯がしっかりとした女性〕と新聞各紙で紹介されたヴァレンチナさん。
この写真をみてもそんな穏やかな印象を受けます。
この記事の見出しは
【ガガーリンは別の飛行機との正面衝突を避けるために命を落とした】で、
宇宙飛行士アレクセイ・レオノフが、
「ガガーリン大佐とセリョーギン大佐は、他の飛行機の衝撃波を受けて、きりもみ状態になって墜落した」
と語っているようです。
ですが、彼らの事故死についてはいろいろ諸説があるようなので、
きちんと調べてみないとはっきりとしたことはわかりません。
(調べてみてもはっきりしたことはわからない気がしますが(^_^;) )。
ガガーリンINDEXはこちら
« ガガーリン17 あひるのガガーリン | トップページ | ブリヤート人アーティスト »
「 ガガーリン」カテゴリの記事
- 今日は4月12日水曜日(2023.04.12)
- ガガーリン103 映画『ガガーリン 世界を変えた108分』を観ました(2015.01.08)
- ガガーリン102 山梨県立科学館(甲府)に行ってきました(2014.04.30)
- ガガーリン101 プラネタリウム番組「はるか地球をのぞむ」。ガガーリンの言葉の翻訳を担当させていただきました。(2014.04.16)
- ガガーリン100 ソチ五輪の開会式でガガーリンが少し登場しましたね(2014.03.02)
コメント