大きな虹がでました
今日、夕方の通り雨のあと、横浜で大きな虹を見ました。副虹も見える見事な虹。久しぶりです。
デジカメでその色合いの精妙さは撮れなかったのですが、こんな感じです。
左のふもとから右のふもとまで大きなダブルレインボウが架かりました。
主虹はアーチの一番下が紫のはずですが、その下にもう一度、青色がみえました。(過剰虹)
なので、下から、青、藍、紫色、藍色、青、緑、黄色、オレンジ、赤。
主虹の上にかかった副虹は色が逆なので内側が赤、外側が紫になってます。
この世のもので、一番この世のものと思えないのが虹。
虹ってなかなか見られないからちょっと幸せな気分になりますよね。
見晴らしのきく場所で虹を見ていたのですが、スタンディングオーベーションのライブのようでした。
みんな集まって、見知らぬもの同士で空を見上げながら、感嘆の声。
「きれいですね」「こんな見事なのはひさしぶりですよ」と一緒に盛り上がり。
デジカメや携帯でカシャッとその姿を撮ったり、友達に携帯で虹が出ているのを伝える人もいたり。
20分ぐらい経ったでしょうか。
雲にかきけされるようにして虹が消えるとスタンディングオーベーションのストリートライブは終わり。
それぞれ、あちこちに散ってまた見知らぬ人に戻りました。
虹のふもとには宝物が埋まっているってきいて、追いかけたことはありませんか。
同じぐらいの時間姉から送られてきた携帯で撮影した虹。
こんな風に、今日、多くの携帯同士、虹の画像が飛び交ったのでしょうね。
さて、虹ってなんで虫ヘンなのでしょう。
学生時代に習ったことなのでちょっとうろ覚えですが、古代中国では、虹は蛇が横たわったものと考えられていました。
虫へんの虫はへびのこと。
工はなにかというと、長く横たわったものを表す言葉だそうです。
「空」は穴が長く横たわっているから「空」。
河を表す「江」は水が長く横たわっているから「江」。
「にじ」は蛇が長く横たわっているから「虹」なのだとか。
図版は「山海経海外東経」より。右端が蛇の顔になっているのがおわかりいただけますか。
虹は太陽の光が大気中の水分に反射して現われるものですが、月の光でも現わます。
月の光が作り出す神秘的な夜の虹を撮影されているのが写真家高砂淳二氏。
サンシャインスターライトドーム“満天”でのヒーリングプログラム
『night rainbow 祝福の虹 高砂淳二写真集より ~ハワイの夜の虹は見るものを祝福する~』
でコラボレーションさせていただきました。
night rainbow 祝福の虹
高砂 淳二
高砂さんの写真集『night rainbow 祝福の虹』。自然がプレゼントしてくれる恵みに感謝したくなる写真集です。
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>「空」は穴が長く横たわっているから「空」
って知りませんでした。
古代中国の宇宙観が垣間見得るような…。
虹は七色の蛇なんですね。
投稿: ポポ手 | 2006年5月21日 (日) 21:39
ポポ手さん。学生時代(俗研)の記憶なのでうろ覚えなんですけど、私も漢字の由来をきいて、なるほどって感動した覚えがあります。古代中国の宇宙観まで感じ取られるポポ手さん、さすがです。
投稿: emi | 2006年5月22日 (月) 07:12