ガガーリン44 ガガーリン・ブルーの庭
恋をすると、何をしていても、何を目にしても、
好きな人の笑顔が心に焼きついていて消えることがない。
たとえるならそんな感じです。
ガガーリンに惹かれてから、
宇宙から地球を眺めた時の、
青い大気のグラデーションが瞳の奥に残像のようにずっと映っている気がします。
空色の絵の具を水で溶いたようなアクアブルーから青、藍、すみれ色にかわる色合いを、
目を閉じるとすぐに思い描けます。
このあいだ見た虹の縁にもみられた色調。
ガガーリンが見た地球の青のグラデーション・・・。
ガガーリン・ブルー(勝手に命名)の波長にチューニングしているせいか、
今年、青系の小花に心が動いてしまい、気づいたら、ベランダに増えてしまいました。
一番上はブルースター。青い星という名前の花。
淡い水色の花びらと中心の濃い青の色合いは、
宇宙から見た時の、ソーダアイス色の雲に包まれた青い地球のイメージ。
清楚なブルースターは結婚式で花嫁が身につけると幸せになるという
「サムシングブルー(何か青いもの)」のアイテムとしても好まれる花です。
アズーロコンパクト。アズーロは「青」のこと。
少しずつ咲き始めました。小さな花がふんわり山盛りに咲く花です。
お酒などでおなじみのsuntryが生産している花なんですね。
(suntryの花とおしゃべりon-lineのサイトは楽しいです。
pcで寄植えシミュレーションもできます)
シノグロッサム(支那忘れな草)。
本当はもう少し紫がかっています。
点描画のようにベランダを彩る小花が素敵。
ラベンダーデンタータ。
よくみかけるイングリッシュラベンダーの濃い青紫の花に
比べ、青味が少ない藤色の花です。
デルフィニウム。
コバルトブルーと紫色が溶け合う美しい花びら。
瑠璃色の深淵な世界に吸い込まれます。
地球と宇宙空間の境にある聖なる青の世界。
決して手で触れられない彼方に広がるアクアブルーから青、スミレ色へと移り変わるあの色彩。
それを、ベランダで咲く花々に再現して目の前で感じることができるのです。
大気の青も花の青も自然が創り出した美なのですね。
さて、今心ときめくブルーといえば、もう一つ忘れてならないのが
サムライブルー。
5月31日に行ってきました。
横浜・赤れんが倉庫広場にあるサムライブルーパークへ。
選手へのメッセージを書いて、フラッグをゲット!
『日本人選手の偉大なる数々の勝利の力になっているのは、サムライ魂だ』というジーコ監督の言葉がプリントされています。
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