祈り/Aesthetic 関山藍果 と聖歌
今プラネタリウムで一番聴きたい音楽は関山藍果の「Aesthetic」。
フジテレビ系列で放送中のドラマ「医龍」の挿入歌です。
はまってしまうと音楽って一曲を延々リピートして聴いてしまうものですが、
昨日、今日でのべ7時間は聴いてしまっているかも。
ふわーとした関山藍果の歌声。
透明で祈りにも似た、どこか懐かしいところへ還ってゆくような世界。
この歌声を星の瞬くドームの中で聴いてみたいです。
2番のサビ前でウーウーと歌っているところで、
わずかな間、もう一つウーウーと音がかぶさるのですが(シンセ?)、
それもスラバの声を想わせてうっとり。
この曲が収録されている「医龍 The Team Medical Dragon」のオリジナルサウンドトラックが6月7日に発売されたので、
この曲を使おうって計画しているプラネタリウム解説員も大勢いらっしゃるのかも。
作曲者澤野弘之氏は知らなかったのですが、いろんな方に楽曲を提供されていたのですね。
追記/サントラには歌詞カードが入っていないのですが、
上記のユニバーサルミュージックのページに歌詞(英語詩)がアップされました。
最後の部分は「ほの暗い空の金星のように」だったんですね。
さらにプラネタリウムで聴くのにぴったり。
祈りに満ちた曲は、星が広がる聖なる空間にぴったりですよね。
曲調は違うのですが「Aesthetic」を聴いて思い出すのが、
メラニー・ロスの「今宵キリストは生まれ給えり~グレゴリオ聖歌より」。
これは私が使用した楽曲ではなく、
池袋のサンシャインスターライトドーム満天の2004年春のオープニング番組「満天星に抱かれて」というプログラムで使用されていたものです。
夕暮れの海。浮かぶ島影。そんな風景が360度パノラマで広がる中で、
この曲とともにゆっくりゆっくりと日が暮れ、夜の帳が降りてゆき、私達の上には満天の星が広がりました。
その静かにおごそかに夜になってゆく呼吸と、おごそかでしっとりとした歌声がぴったりでした。
収録されているアルバムは「サロン・ド・カノン2」(力塾)。
ところで、プラネタリウムは施設によっては、一般の人に場所貸しをされてるところもあります。
コンサートやファッションショーなどで利用されている人もいます。
大掛かりな興行ではなく個人でも借りれたらいいですよね。
たとえば15分だけの貸しプラネタリウム。流したいCDは持ち込み。
仲間と好きな楽曲で星空を楽しめたらいいと思いませんか。
星の演出はプラネタリウムの通常番組に影響がないように、手動でできるもののみ
(それでも夕暮れ満天の星、夜明け、流れ星は楽しめるはず)。
でも、プラネタリウムを借りるのは予算がかかります。
キャパがありますから。
もし、15分借りることが可能だととしても、スタッフの星空操作費を含めたら、かなり奮発しないと実現不可能かも。
バンド練習のため貸しスタジオを借りるように、手ごろな値段の貸しプラネタリウムがあったら素敵!
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