サンシャインスターライトドーム満天
それぞれ魅力のプラネタリウム その4
サンシャインスターライトドーム満天(池袋)
2003年に惜しまれつつ閉館した池袋サンシャインプラネタリウムのスペースに
コニカミノルタプラネタリウムが母体となって2004年、新たにオープンしたプラネタリウム。
288席。
ロビーもドーム内も深い青い色が印象的な空間です。
星を映し出すプラネタリウムはコニカミノルタプラネタリウムのインフィニウムγ。
星の数は40万個だとか。天の川も美しいです。
プログラムは一日3番組上映。19時からの投影もあり、平日の夜、仕事のあとにプラネタリウムに寄ることができるのも魅力ですね。
通常はオート番組で生解説はないようですが、時折スペシャルプログラムとして名人による生解説やコンサートなども開催されているよう。
プラネタリウム機が映し出す星空だけではなくて、いろんな絵や実写をドーム全天を映した番組も上映されています。
ドームの上から降ってくるような雪の結晶の絵と星の組み合わせの演出。
魚眼レンズで撮影されたという「暮れてゆく海と島々」の実写映像が360度ドームのまわりにパノラマで投影され、
その景色が暮れてゆくに従ってドームの天頂あたりにプラネタリウム機の星が一つ二つと増えてゆく演出。
などなど、プラネタリウムが映し出す星と、映像やスペイシーな絵などをうまく生かした演出シーンも楽しむことができます。
そして、このプラネタリウムのもう一つすごいのは、隣が水族館のところ。
もし水槽が移動になっていなければプラネタリウムのわずか10メートル先くらいで、バンドウイルカが泳いでいるはず。
同じフロアーの中で、海の中から宇宙の果てまで楽しめることができるのが面白いですね。
“満天”で一番好きなのはやはり星の瞬き方とドームの形とほどよい広さです。
どぎつい感じがない星々の光は、シンプルな演出にした時に、星の瞬きと夜のとっぷりとした闇を堪能することができます。
そしてここのドームの空間の丸みは落ち着きます。
同心円ではなく一方向へ向かって席が並んでいる施設ですが、階段状に席があるというわけではなく床がフラットだからでしょうか。
圧迫感がなく、包まれるという空間の広さがいいです。
本当に空中に浮かんでいるように見える雲投影機も健在なのがうれしいです。
サンシャインスターライトドーム満天さんのHPは こちら
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