名曲『さよなら夏の日』が流れた日
今日、思いがけず山下達郎の名曲『さよなら夏の日』をききました。
ついこのあいだまでお祭りのような賑わいがあった場所。
アトリウムになっていて天窓から秋の陽射しが入ってくる空間で、
小さなホールからもれてきた音楽が『さよなら夏の日』でした。
毎年、今日が夏の最後の日だなと思う時に、この曲をかけて聴いていました。
けれどすっかりその習慣もこの曲が存在していることも忘れきっていたのです。
しばし、たたずみ聴きほれてしまいました。
いつしか蝉の鳴き声もしなくなり、祭りも終わって落ち着きを取り戻した空間、
金木犀の香りも開いている窓から漂う空間で。
他に誰も歩いていなくて、床は天窓からの明かりで光っていて・・・。
ロッカーのようなところには少年のはきふるしたスニーカーがごろんと転がっていて。
まるでCDのPVのようなシチュエーションでした。
今日「さよなら夏の日」を聴けたことは私にとって今日一番のプレゼント。
「明日から、秋をはじめよう。早速ハロウィンの飾りつけをしようかしら」って思いながら、
今、家で『さよなら夏の日』をかけています。
今日いっぱいは、過ぎ行く夏を見送るちょっとしんみりした気分でこの曲に浸ります。
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