市居みかさんの心がほっこりする個展
〔光り人〕のカテゴリーでは音楽のジャンル以外で、輝いている方々をご紹介します。
プラネタリウムの番組でコラボさせていただいたアーティスト、
様々なジャンルで光を放っている方、
私が文章を書く上で心の師匠と勝手に師事させていただいている方々を。
最初は、市居みかさんの個展に行ってきた話題からお送りします。
市居みかさんは関西在住で活動されているイラストレーター。
「いつかのあの家」という個展が現在恵比寿のギャラリーでおこなわれています。
昨日が初日で、市居さんもいらっしゃるということで早速うかがってみました。
素朴なタッチの版画、水彩画、ガラス絵が並びました。
水彩やガラス絵の色づかいは、少しパキッとはつらつなかんじ。
版画は落ち着いたほっこりする色合いで、懐かしい感じがします。
市居さんの作品はユーモラスでハートフル。
いろんなものに姿を変える雲のように自由でのびやかな発想を楽しんで絵にされていらっしゃるのが伝わってきて、
見ているだけでうれしくなります。
猫のひげがぴくぴくってなるように、心のどこかがむずむずってします。
猫が気持よさそうにのびをするみたいに、心のどこかがう~んって伸びをして起きだす気がします。
展示されている市居さんの作品を納めた額もとても味がありました。
まるで木造校舎を思わせるような、古い木でできた額。市居さんに訊ねてみたら、
額は和歌山に住んでいる方が流木や廃材をもとにつくっているのだそう。
その額の一つ一つ(へりが直線ではなくてやわらかなカーブになっていたりとても暖かみがあります)の表情から
作品が浮かぶこともあるのだとか。
ろうそくが描かれた絵の額は風になびく炎のような曲線になっていました。
目盛が記されている木を使った額がありました。
その目盛が鍵盤に見えるということで、その様子から発想された作品はピアノの鍵盤を弾く猫でした。
市居さんご自身は、とてもしっとりとはんなりした印象があります。
関西のたおやかな言葉を話し、ゆったりとしながらも、すくっとたたずまいよく立っていらっしゃるという。
その市居さんから生まれるたくさんの「遊びごころ」のバランスがいいなあと思うのです。
市居さんの作品には空に浮かぶような絵や、星が登場するモチーフもあります。
描かれる星が、これまた可愛いのです。星というよりも「お星さま」。
プラネタリウムの星空のドームに市居みかさんの作品が映し出されたらいいなあ。
まるで素朴な幻灯機を楽しむみたいに。
そんな想いから実現したのが市居さんのイラストが夜空に広がる「プラネタリウムでみつけた12の素敵なこと」
(サンシャインスターライトドーム満天で2005年春上映)でした。
「星」でも「star」でもない。「スペイシー」とか「最新科学」でもない。
「お星さま」がプラネタリウムに広がり、幻灯機の世界を創りだす。
そして大人が楽しめる。
市居みかさんの作品が広がるプラネタリウムシリーズ第二弾もできたらいいな!
なんて私の心もむずむずぴくぴく目覚めてギャラリーを後にしたのでした。
市居みか展「いつかのあの家」は10月17(火)より22(日)まで。
恵比寿駅近くのギャラリーMalleで。
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