チェシャ猫の笑いのような三日月(のような細い月)
夜明け前の星眺め。このところずーとアウトでした。雨か曇り。
久しぶりに晴れた夜空をベランダから眺めると。
季節はめぐり、南西の一角にぎりぎり見えていたおおいぬアレックス君(おおいぬ座を勝手に命名。
よろしかったら12月3日のブログを参照ください)も姿を消して、
確認できるのは東南の空におとめ座のスピカと、からす座の主な4つの星。
もうちょっと目を凝らせばまだいくつか星は見えそうでしたが、寒さに断念。
5月中旬の夜20時ごろの星空をみている計算になります。
このあいだまで明るい星が多い冬の星座をみていたので、
春の空は見える星が少なくなってちょっぴりさみしいです。
(ベランダのひさしのため、しし座とか高いところにある星は見えません。
もし上の方の星座が見えたらもう少し星空が華やかかなと思うのですが)
しょぼんとしながらも気をとりなおし。それは夜明け時の楽しみ part 2があるから。
それは澄んだ空のコントラストの効いたグラデーション・・・
日の出前、地平線部分にオレンジ色にそして空にむかって藍色にうつりかわる色の連なり・・・
そんな空の色がみたくて、6時頃にもう一度空を眺めたら南東の空に細い月が出ていました。
(正しくは新月二日前の月です)
三日月型の月を見ると不思議の国のアリスに出てくるチェシャ猫を思い出します。
ニカッという笑い口。
チェシャ猫はアリスをからかうと、その三日月の口を残して姿を消してしまうんでしたよね。
今朝の月はパキッとしたちょっとポップな色で、
「あそこでチェシャ猫が笑っている!」って指で差したくなるような月でした。
(↓2015.1.28追記。ステラナビゲータ10でこの朝の月を再現してみました)
(2016.3.12追記。2016年1月7日に撮った月も
チェシャ猫の笑い口のようでした↓
この月を使って
ペイントでお絵かきをしてみました。
チェシャ猫が想像できますでしょうか。
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