夜中から夜明けの色
夜中にバリバリズガーンという音で目が覚めました。
目が覚めた後も、ウォンウォンウォンという地響きのこだまが残っているくらいの凄まじい轟音。
零時半頃。猛烈低気圧による雷だったのですが、爆撃かと思いました。
その後はカーテンを開けて、雷の光をしばらく眺めていました。
ビカビカッって光ると空全体がブルーベリージャムをヨーグルトに混ぜたようなパープルに染まります。
雷は危険なものだけど、美しい色を魅せてくれました。
日の出の頃は雨も上がりました。
でも、まだ雲が空を覆っています。
雲は暗い鉛色のシルエット。低く垂れ込めていて、
棒高跳びの選手だったら、ぴょんって飛び乗れてしまうんじゃないかというくらい、すぐ上にありました。
雲のない部分は水彩絵の具を薄く水で溶かしたようなペールブルーに。その配色が綺麗。
そして東南の空が薄ーいコーラルピンクに染まっていました。
その配色を、家にある大日本印刷の日本の伝統色チップで再現してみると・・・。
夜中の雷に染まる空は紅藤(ブライトパープル)
日の出頃の鉛色の雲は浅葱鼠(あさぎねず/グレイッシュスカイ)
日の出頃の空はわすれなぐさ色(スカイブルー)本当はもうちょっと暗い色だったかも
東南の朝焼けの空は浅緋(うすあけ/ディープピンク)
台風一過の夕暮れの空もそうだけど、
穏やかじゃない気象が過ぎた後は置き土産のように美しい色彩が空に広がりますね。
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