久しく待ちにし/沢知恵のソウルフルな聖歌
聖歌を聴きたくなる季節。透明感あるソプラノの清らかな聖歌、もいいけれど違うタイプのアーティストの聖歌が聴きたい。
甘い歌声ではなく、ゴスペルシンガーのような、大地を感じさせる歌声で。
という方にぜひ聴いていただきたいのが沢知恵(さわともえ)さん。
ご両親が牧師で、子供の頃、賛美歌が子守唄がわりだったというだけあって、
歌われる聖歌に確かな血の通ったものを感じます。
ソウルフルという言い方はちょっと違うかもしれないですが、声質と歌い方がとても素敵です。
(ライブで美空ひばりの歌も歌われますがそれもしっくりあうのです)
プラネタリウムのクリスマス時期の番組で沢さんの歌う「久しく待ちにし」を使わせていただいたことがあります。
すごくよかったです。ドームの上から星の光のようにふわっと声が舞い降りる、というのではなく、
ドームの下の方から歌声が天へ向かって這い上がってゆく雰囲気。
抑制されながらつややかに伸びてゆく歌声に静かに胸の奥が揺さぶられました。
「久しく待ちにし」が聴けるのは沢知恵さんのアルバム『いいうたいろいろ 4 世界の讃美歌』。
世界の讃美歌を沢さんが日本語で歌っていてクリスマスにぴったりのアルバム。
「きよしこの夜」「アメージンググレース」他が収録されています。
鳥居忠吾郎訳の黒人霊歌「あなたも見ていたのか」も魂に響きます。
沢知恵さんのオフィシャルサイトはこちら。CDの試聴もできます。
ぜひ「久しく待ちにし」etc.聴いてみてください。
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