犬に名前をつけるなら
毎朝、起きるとベランダに出てわんちゃんに挨拶。そう、犬を飼いはじめたから。
なんて書くと、このブログの10月ぐらいからを読んでくださっている方は、
「ははん。あの犬のことだな」って思われるでしょう。
そうです。犬というのは空にいる大犬座のこと。
ステラナビゲータ10で再現してみました
時は確実に進んでいるもので、4時45分の星空ウォッチング。
秋に南の空にどーんといたオリオン座はすでに南のベランダの視界の右端(西の方)に見切れてしまいました。
おおいぬ座のわんちゃんは今は文字盤の2と3の間ぐらいの位置に西を向いた姿でいます。
おおいぬ座の絵を星座の本やプラネタリウムで見ると、
頭がまるっこくって、ずんぐりしていて、
「ポチ」みたいな名前がぴったりの姿で描かれていることが多いですよね。
でも、星と星を線を繋いだ姿をみると・・・・。
シリウスをアゴとする頭は逆三角形で小さく、胴体は細長く、ウエストはキュっと引き締まり、足もすらりと伸び・・・。
その形から浮かぶのは101匹ワンちゃんに出てくるような犬。
敏捷な猟犬のフォルム。
ギリシャ神話でも確かにおおいぬ座とこいぬ座の二匹の犬は猟犬の設定ですし、名前も付けられているんですよね。
皆様だったらどんな名前をつけますか。星座絵のイメージからかわいらしい名前をつけますか?
私は星座絵よりも、星と星を繋ぐシャープな線が描き出す犬の姿から「アレックス」かしら。
さて、朝、星をみることの長所は、夜明け前が一番暗い、といわれるように星を眺めるコンディションがいいこと。
短所は、季節感が狂う、ってことでしょうか。
これから冬本番というのに、もうオリオン座が終わりですよ。
そのかわり東南東の空に、からす座の4つの星とおとめ座のスピカですよ。
(昨日12月2日の朝5時ごろにはスピカのそばに流れ星も走ったような)
スピカって春の星座っていうイメージだから今見てしまうのは季節の先取りすぎて調子狂います。
まるでこれからポインセチアとシクラメンが並ぶはずの花屋で、いきなり桜を見てしまったっていうくらいの季節感のずれが。
今朝6時30頃の南西の空。
今朝、起きたら空がもう明るくなっていて、
ベランダにでたら南西の空がこんな風にオレンジ色だったから夕方まで寝てしまったのかと一瞬焦りました。
鉛色の雲の下がオレンジ色に染まっていて、
雲の下の方も朝日に染まっているからグレーとオレンジ色を混ぜたような色でとても綺麗でした。
(2015.1.28追記。ステラナビゲータ10でこの朝の星空を再現。
おおいぬ座の絵、からす座の絵(4点)。
過去に自分が見た星空にもう一度会えるのはうれしいことです。
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おおいぬ座に名前を付けるなら絶対に「アレックス!」と思いながら記事を読んでいたら、emiさんも同じ名前を書いていたので嬉しくなりました。アレックスは我が家の黒ラブの名前でもありますが、凛々しいイメージがありますね。もっともウチの犬は甘えん坊で、ちっとも凛々しくはないのですが…
投稿: さる子 | 2006年12月 3日 (日) 16:53
さる子さん。読んでいただきありがとうございます。わあ、同じ名前を思いつかれるなんて、うれしいです! と思いながら、私がさる子さんのブログでアレックスくんの名前を拝見していたので、わんちゃん=アレックス。はその印象が残っていたのかもしれません。敏捷で凛々しそうでいいお名前ですよね。
さる子さんの黒ラブアレックスくん。甘えん坊というのもかわいいでしょうし、身内には甘えん坊にみえても、外で会う人はみんな、かっこいい~って思っていらっしゃるかもしれませんね。
投稿: emi | 2006年12月 3日 (日) 17:13