ガガーリン61 ガガーリンの人柄
ガガーリンは科学者ではありません。
科学者が宇宙飛行士の訓練のために心身のトレーニングを積んだ、というのではなくて、
高度な飛行技術とあらゆる危険を乗り越えてきた飛行士が宇宙飛行士のための訓練を積み、
天文学他の知識も同時に学ぶことになった。わけです。
(cf ガガーリン32 飛行野郎)
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ガガーリンは科学者ではありません。
科学者が宇宙飛行士の訓練のために心身のトレーニングを積んだ、というのではなくて、
高度な飛行技術とあらゆる危険を乗り越えてきた飛行士が宇宙飛行士のための訓練を積み、
天文学他の知識も同時に学ぶことになった。わけです。
(cf ガガーリン32 飛行野郎)
眠くなってきて、目をこすりつつニュースステーションをみていたらマックノート彗星がでてきました。
きっれっい~ですね~。肉眼で見たら、一生の思い出になるでしょうね。
ハープの調べがきこえてきそうな、絵のような美しさ。
ふと、なぜか手塚治虫の「火の鳥」を思い出しました。
身を焦がし、天に羽をなびかせるフェニックスのような。
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1月19日金曜日、つくばに行ってきました。
お目当てはつくばエキスポセンターのプラネタリウム。
シナリオを担当させていただいた番組
「星との絆~人と宇宙のものがたり~」。
エキスポセンターの星空、いいですね。
星の瞬き、アルデバラン、ベテルギウスのオレンジ色、青白いリゲルやシリウスの色の美しさ。
〔情緒ある星空〕が広がるプラネタリウムです。その中で繰り広げられる番組を楽しませていただきました。
そこで、長文になりますが、つくばルポをお送りします。
今年の1月12日のブログで、部屋の東側に朝日が、西側に月のタペストリーがあるので、
天井に星があったらいいなと書きましたが、その夢が叶いました。
今、私の家にはホームスターがいます。
ホームスター、いろいろ遊べますね。楽しんでいます。
こうなると、よくばりで、あとほしいものは・・・
と考えると、「虹」でしょうか。
ひなたでボールペンを使っていると、ノートに虹ができるのも楽しいけど、もっとちゃんとした虹。
ひなたに置いておくと、壁に弧を描いて虹がひろがる、そんな置物があったらいいですよね。
しかも主虹だけではなく、赤~紫が逆転した副虹も現れるダブルレインボウが再現!ってなったら素敵。
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今日は音楽の話題をもうひとつ。
12月8日のブログでご紹介したポルトガルギターの名手カルロス・パレーデスの小曲「Meliodia No.2」。
ほしくてたまらなかったです。アマゾンでも取り扱いがあるものの、
そのアルバムの収録リストになぜか「Melodia.No2」が記載されていなくて。
HMVの海外のサイトでは、一曲だけのダウンロードもできるようでしたが、CDとして手元におきたい。
そこで問い合わせたのがポルトガルアートセンターさんでした。
ポルトガルのCD、アート、食品他を取り扱われていることをネット検索している時に知ったので。
アートセンターのChiristinaさんに早速コンタクトを取ってみました。
メールは日本語でOKでした。ローマ字表記で。
在庫はなかったのですが、年末年始にポルトガルに戻られるとのことで、
ポルトガルにあれば購入してくださるよう取り寄せ依頼をさせていただいたのです。
先週、「ポルトガルにCDありました」というご連絡をいただき、そして今日、宅急便で私の手元に届きました。
さっそくプレイヤーでかけると・・・
この曲です。短くてさらり&カラリとした曲。
だけど、なぜかぐっと心の琴線をかきたてて、ノスタルジックな気持ちにさせるのです。
ラジオで聴いた時からもう25年ぐらい経っているのに、あの時感じた強い印象はかわりません。
時を経ても色褪せない、不思議な魅力のある楽曲です。Guitarra Portuguesa
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雪原。どこまでも続くもみの木。
というイメージを思い浮かべながら楽しんでみたい音楽といえば、
まず、シベリウス(Jean Sibelius)のピアノ曲「樅の木」。
「樹の組曲」の中の1曲です。(Five Pieces for Pno, Op.75-5 The Spruce)
少しメランコリックで叙情的。ラフマニノフがお好きな方は惹かれるはず。
フィンランドには森の神「タピオ」という存在がいるそうですが、そんな精霊が棲んでいる森の気配が感じられる曲です。
一番聴いていただきたいのが、舘野泉さんによる演奏です。
舘野さんはフィンランドでも教鞭を取り、フィンランドと日本を拠点にピアノ活動。
数多くのフィンランド音楽を演奏されてきたピアニスト。
2002年に脳溢血に倒れ、右半身不随になられました。
ピアニストとしては致命的なことですが、舘野さんは左手だけで演奏、表現していくことを決意されてピアニストとして復活。
今なお多くのファンに感動を与えていらっしゃいます。
数年前にテレビのドキュメント番組で、
失語症になられた美智子皇后陛下のもとを舘野泉さんが訪ねてピアノを弾かれ、
皇后陛下も舘野さんのために自ら「樅の木」を弾かれたというエピソードをみました。
美智子皇后陛下もこの曲がお好きなのかしらと感激しました。
(録画しなかったので、私自身の記憶が違っていたらすみません)。
舘野泉さんの「樅の木」が収録されているアルバムは
フィンランド・ピアノ名曲集
などがあります。
お部屋の中で樅の木の香りと一緒にこの曲に浸ってみませんか。
(2011.12.8追記 『樅の木』についてあらためて 2011年12月8日にご紹介しました)
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北の大地。なだらかにひろがる雪原。雪をかぶったクリスマスツリーのような針葉樹が視界の果てまで続いている。
しんしんとした空気。春はまだまだ先だけれど、
冬至を過ぎて、少しずつ太陽の力が戻ってきて、日が射せば、積もっている雪がキラキラと輝く。
雪原のあちこちにある雪の吹き溜まりの陰や、森の木の影が少し青みを帯びている。
時折、木の枝から雪が落ちて、音がするけれどまた、静寂の中に吸い込まれる。
そんな風景に心惹かれます。
そして、部屋の中で香りと音楽でウインターランドにイメージの旅をします。
香りは、モミとライムをディフューザーで流すのがお気に入り。いずれも生活の木のオイル。
針葉樹の深い森の中にいるようなモミの香りに柑橘系のライムを加えるのは、こんなイメージ。
<樅の木の雪原が陽にキラキラ光る。時折、空中には輝くダイアモンドダスト>
フレッシュだけど甘すぎないライムの香りがぴったり。
音楽は、シベリウスのピアノ曲「樅の木」と、ロシアの歌姫オリガが歌う少しもの哀しく幻想的な曲で楽しんでいます。
先月、ディフューザーを自分用に買いました。
いろんな香りを部屋に流して楽しんでいます。
アロマランプやキャンドルと比べてディフューザーのよいところは、熱を出さない、光を出さない。
熱を加えず、超細かい振動でオイルを震わすことによって空中に芳香を拡散します。
ですので、オイルの生(き)の香りとエネルギーを浴びることができる気がします。
アロマランプなどですと、部屋の中に香りが広がる様子は「ふわん」ですよね。
ディフューザーですと、「シュワーっ」て見えないくらい細かい香りの粒が空中にはじける気がします。
いいにおいのフルーツに鼻を寄せてにおいをかぐ、
その時のやわらかな雰囲気がアロマランプだとすると、
ディフューザーはそのフルーツをぎゅっと絞った時のジューシーな香りのよう。
私が購入したのは、生活の木。8000円ちょっとだったと思います。
フラスコみたいな容器。理科の実験気分です。
こちらは私の持っているオイルいろいろ。
いつもは冷暗所にいますが、デジカメでうつすために日なたに持ってきてみました。
メーカーによって香りは少しずつ違いますよね。
パチュリはニールズヤードが一番好き。墨のような香りで、お習字をする時を思い出して落ち着きます。
イランイランはグリーンフラスコが私の好み。
赤いボトルのアナリュテージは少しお値段が高いのですが、こまやかな奥行きのある香りがよくて、少しずつ増やしています。
渋谷のロフトでも取り扱いが始まったので、買いにいきやすくなりました。
アナリュテージ。他では、新百合ヶ丘(小田急線)のオーパにも。
表参道にあるボタニカルメディカが直営店になるのでしょうか。
アナリュテージのオイルの販売だけではなくて、アロマテラピーのマッサージもおこなっています。
一番、ゆっくりアナリュテージの香りをいろいろ嗅いでみたい時は表参道のお店おすすめ。
渋谷の「天の香り」。なかなかふだん足を運ばない一角にあるお店ですが、
ラ・フロリーナとプリマライフのエッセンシャルオイルを扱っていますので、
エッセンシャルオイルを求めて、渋谷にいらした方はぜひ訪ねてみてはいかがでしょう。
毎朝、目覚めるとベランダに出てこの鳥にご挨拶。鳥を飼い始めたから。
なんて書くと、12月3日のブログをご覧になった方は、ははん、あの鳥のことだなっと思われるかもしれません。
そう、鳥というのはからす座のこと。毎朝4時40分の(秋より5分早く起きるようになりました)ベランダ星。
時はめぐり、ついこないだまで東南の空にいたおとめ座のスピカと、からす座が南側のベランダ中央に広がっています。
今の時期、私が見ている星空は、6月上旬の20時ごろの星空。
う~ん。またまた季節感が狂いすぎ。
これから、雪が降り、卒業式に、お花見にと進んでいくはずなのに、
それを飛び越えて、梅雨の頃の星空ですからね。
春の星座は冬の星座ほど華やかではないけれど、晴れていれば、からす座の主だった星5つは確実にみえます。
そして目を凝らしていくともっと小さな星が空に点在しているのに気づきます。
(2015.1.28追記)
ステラナビゲータ10は
過去の星空もシミュレーションできるので、
この2007.1.19の朝に見たからす座を再現してみました。
3つの画像はその再現画像です)
南の空にからす座の星が5つ。
星座線を引くと
こんな感じです。
星座絵はこちら。
毎朝、窓を開けてこのカラスとご挨拶!
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年末年始はフィギュアスケートの放送三昧。はや、半月が経ってしまったのですが、
印象的だったことを少しずつまたアップしていきます。まずは中野友加里。
ガガーリンは「地球は青かった」とは語らなかったのですか。
本当は「地球は青いベールをかぶった花嫁のようだった」なんですか?
「地球は青かった」のあとに「神はどこにもいなかった」という言葉が続いていたんですか。
というご質問をたびたびいただきます。
あらためて、現在の段階で私自身が把握していることを書いてみます。
菜の花や 月は東に日は西に
与謝蕪村の句で気に入っているものの一つです。
空間のスケールの大きさ、大自然のリズムの中で生かされていること、などを感じさせます。
さて、こちらが、入手した祖父、楳崎朱雀の絵「旭波」。
朱色があでやかな旭、と鮮やかな碧さの波の絵です。
部屋の東側に掛ける予定です。
というのも、部屋の西側には、月の満ち欠けを描いたタペストリーを置いているので。
こちらが、麻を用いたタペストリーやバッグetc.を展開している中川政七商店で一目ぼれしたもの。
新月~三日月~半月(上弦)~満月~半月(下弦)~逆三日月~新月までの
満ち欠けを9相で描いています。
墨色の地に月の金色が渋く光ります。
「月は西に日は東に」は、蕪村の句とは逆ですが、
東の壁におめでたい朱色の朝日を見て
西の壁に月を愛でて暮らすのも楽しみです。
これで、もし、天井が昼間は水色で、夜に電気を消したら、星がチカチカ浮かび上がったら言うことなし。
祖父の絵 その1 その2
1月7日のブログでちらっと書いたオークションで落札した楳崎朱雀の絵を今日受け取りました。
京都の祖父の家は夏休みのたびに遊びに行っていたけれど、まだ私も小さく、祖父の進行中の作品の絵柄なんて覚えておらず。
家には何点か祖父の絵がありますが、画家としてその他どんなものを描いてきたのか知るすべはなかったのです。
作品を見て、祖父の生きた証の一端に触れた気がしました。
本屋さんで「恋文 女帝エカテリーナ2世 発見された千百六十二通の手紙」
(小野理子 山口智子著)をみつけて買って一気に読みました。
あらためて、2006年秋に放送された山口智子出演のドキュメンタリー「女帝エカテリーナ 愛のエルミタージュ」も視て。
そして、エカテリーナ2世と山口智子の情熱に煽られました。
以下、長文です。
グラデーションマニアさんはどのくらいいらっしゃいますか?
何を隠そう私はグラデーションマニアです。
グラデーションマニアの定義をあげるとすると、
・色の配色に興味がある
・虹が好き
・小さい頃、色鉛筆をケースから出して、色のグラデ順になるように並べかえるのが好きだった
・大きな文房具やの色鉛筆コーナーに行って、60色ぐらいの色鉛筆の配色にうっとりする
・クローゼットの洋服を色ごとに並べている。
・夜明けや夕暮れ時の、地平線間際がオレンジ、空に向かうにしたがって青、藍色という
大気のグラデーションに心惹かれる
・DIC(大日本インキ化学工業)の日本の伝統色、フランスの伝統色、中国の伝統色を仕事で必要な
わけでもないのに趣味で持っている
などなどでしょうか。
私の場合なぜ、グラデマニアになったかと自己分析すると、
それは幼稚園の頃にさかのぼります。
祖父(母方の)は日本画の画家でした。
楳崎朱雀(晩年は洙雀)といいます。
夏休みに京都の祖父の家に遊びにいくと、広いアトリエがあって、
畳4畳分ぐらいの大きな机の上に白い小皿がいっぱい並んでいました。
その一つ一つに日本画の顔料が入っています。
いろんな色が机の上に広がるその光景が、
<いろんな色のグラデ―ションにうっとり>の原体験だったのかもしれません。
今でも、とりわけ思い出すのが、群青色の顔料。
陶磁器の白と、鮮やかな青のコントラスト、その涼やかな美しさ
(おはじきでも白に青の縞という色合いがありますよね)が脳裏に焼きついています 。
↑このビー玉。白と群青色の具合が子供の頃に見た、
白い皿の上の群青色の顔料のイメージです。
さて、なぜ今日は祖父の話題かと申しますと、
もう40年前に亡くなっているし…
ネットで検索しても何も出てこないと思っていた祖父の名がネットの検索をしたら引っかかり、
先日オークションに作品の掛け軸の一つが出品されていることがわかったのです。
今日がその締め切りだったのですが、無事落札することができました。
うれしっ。
競り合ってオークション時間も延長になってしまったので、ゲットできるまでドキドキハラハラしました。
ガガーリンの言葉「地球は青かった」の原文を探しているうちに、
ガガーリンにはまってしまったというのも、グラデマニアのせいかもしれません。
ガガーリンが、大気の層と太陽が創るオレンジから藍色のグラデーションの美しさに魅せられ、
それを言葉で表現していたこと、
それが私にとって「地球は青かった」の言葉以上に心動かされるものだったのです。
ところで、グラデマニアの方、たくさんいらっしゃると思うんですよね。
皆様の原体験はなんだったのでしょう。
ちなみに大きさ順マニアの人もいらっしゃるかも。
私の友人の一人は「色鉛筆を色の移り変わり順に並べかえなかった?」って訊ねたら、
「背の順に並べ替えるのが好きだった」と答えました。
本も背の低い順から並べるのが好きとか、
クローゼットも丈の順に並べているとかそんな方は立派な大きさ順マニアですね。
祖父の絵 その2 その3
もし、皆様の前に宇宙から帰還した宇宙飛行士がいたら、何を訊ねてみたいですか。
地球はどう見えたのか。自分が住んでいる土地はどうみえたのか知りたくなるのが人情というものかも。
1962年5月に来日したガガーリン。
訪問の先々で、宇宙から日本がどう見えたかの質問を受けています。
新春のお慶び申し上げます。今年もよろしくお願いいたします。
お正月になると、「新春」という言葉を使いますが、たしかに光に春の兆しを感じます。
まだまだ日の出は遅いけれど、冬至をすぎて、はや半月。
陽射しが少しずつ強くなっているのを、つい、陽だまりで眩しさに目を細めたていることや、肌に当たる日光の力で実感します。
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