星愛で(その16)「星愛で茶会」でいろんな宝物
「今日も星日和」のブログ。3週間ブランクがあいてしまいました。
星愛で茶会に全力を投球してきました。
あらためて感じることは、無を形にするのは一人の力ではできないということでした。
自分の言葉だけで形になるものもあります
(たとえばこのブログは私が文章を書いて、クリックするだけでブログ中にその文がアップします)が、
空間を使って何かをおこなうというイベントとなると、まったく違うのですね。
「星空が闇の中に浮かぶんです、万華鏡が闇の彼方に薔薇星雲のように広がるイメージ」、
なんて口でいうのは簡単です。
けれど、それを実現させるためには、それに取り組んでくださる作家の力が必要。
そして、制約がないから言葉で簡単に表現できるイメージをどれだけ実際に形にできるか。
それはとてつもない試行錯誤とアイデアが必要。想像以上に想像していた世界を
バーチャルではなくこの3次元の世界に創りだせたのは作家川村忠晴さんと山見浩司さんの尽力のおかげです。
今回、企画が生まれてから形になるまで作家の方々だけではなくいろんな仕事仲間、友人が参加、サポートをしてくださいました。
企画がまだ生まれたばかりで形にまとまっていない頃、私が迷うたびに相談させていただいた友人がいます。
また、お茶とのコラボとしてなかなかまとまらなかったときに、
神楽坂の山庵さんと、それから茶席のコーディネートを具体的にまとめてくださったのは岡田静さん。
星にちなんだ和菓子を制作してくださるお店を紹介くださったのは、
プラネタリウムでのヒーリング番組運営時に力になってもらった仕事仲間。
星愛で茶会の、和を楽しみながらも、カジュアルでというスタイルのテイストを
見事に表現したイラスト提供や葉書デザインをしてくださったのはイラストレーターの北條千春さん。
当日の運営スタッフとして加わり、時間軸、スタッフ一人一人の動きの把握ふくめて、
俯瞰で流れを掴むことに優れた才能を発揮してくれた仕事仲間。
星愛で茶会を面白いと思ってくださり、いろんな方にご紹介くださった皆様。
そして、はじめての催し物で、
どうなるかわからないのに信頼して楽曲使用をさせてくださったアーティストの方々や、
このはじめての催し物にぴんと惹かれるものを感じて訪ねてくださった皆様。
企画が一滴の雫から道筋が固まっていって川となり、流れていく中でいろんな場面が折々あり、
その都度いろんな方々が力を貸してくださいました。川の一つとなり参加くださいました。
最初の小さな川だったころ、私がもういいやってストップすればそのまま水は蒸発して消えてしまうぐらいのものだったころ、一緒に関わることはできないけれど離れたところでできる限りの応援をする、と言ってくれた骨太の友人もいます。マラソン選手が走る脇で歩道からタイムを見守るトレーナーのように、細くても流れ続けようとする小さな一筋の川を岸から見守り声援をくれました。
以前このブログで、川の気持ちになって楽しんでみる、ということを書かせていただきましたが、今回の星愛で茶会。本当にまさに、一滴の雫が川になってゆく、そんなことを実感いたしました。
関わってくださった方、ご来場くださった方、物理的に茶室に来ていただくことはできなかったけれどブログで興味を持ってくださった方々、皆様との出会いが宝物です。
ようやく一段落ついてきました。「今日も星日和」もまた少しずつアップしていきますのでこれからもよろしくお願いいたします。
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