桜とたぬきと春が来た
私の住んでいるエリアでは、ソメイヨシノが桜吹雪となって散り見ごろ。
そして八重桜と銀杏の新芽がうれしい季節となりました。
銀杏って樹木の中で春の芽が出るのが遅い植物の代表選手だと思います。
それでも、幹や枝から小さな若緑の芽をみると小指の爪にも満たない大きさなのに、
しっかり中央が割れた銀杏の葉の形をしているからラブリーだなって思います。
このあいだは、バスに乗って発車を待っていると、他の乗客の方の「あら、たぬき」の声。
窓の外をみると、桜の木が並ぶ通りのアスファルトの上を普通にたぬきが歩いていました。
猫がのそのそって歩くのとまったく同じように。
茶色くて、しっぽがぶわっと太くて、鼻先がちゅんと尖っていて。
檻にはいっていない生たぬきを住んでいるエリアで見られたことに感激しました。
桜並木の下を歩くたぬき。風流を解しているのかしら。
春だから、春をいっぱい感じられる音楽をきいてみたいですね。
おすすめの音楽「春が来た」「春の小川」はこちらに。
画像はいずれも横浜青葉区の「こどもの国」で。
一番上はまだ桜が満開になる前。淡いピンクのグラデが綺麗。
中はしだれ桜の少し濃いピンクとだいこんの花の薄紫色の組み合わせが素敵。
下は「乙女椿」。色合いと花びらの形が薔薇のピエール・ロンサールみたい。
そして和菓子の練り切りの椿の造形みたいだったので気に入りました。
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この辺りにはまだたぬきがいるんですよね。私も以前はよく見かけました。夜だと一瞬「猫?」と思うのですが、ふさふさの尻尾を見てたぬきだと知るのです。それにしても、子供の国の桜は見事ですね。来年は私も見に行こうと思います。
投稿: さる子 | 2007年4月 9日 (月) 22:26
わあ。さる子さんのおすまいのエリアにもたぬきがいるんですか! 「よく見かけた」なんて素敵ですね。やはり里山が残っているからでしょうか。
たぬきって日本童話の中の生き物っていう感じがして、なんだかファンタジック&ユーモラス。私はこのエリアを歩くたびに、今日も会えないかなと思うですが、まだ一度だけです。
こどもの国は桜も芽吹きも美しいですね。平日年間パスポート3000円(確か)は使い勝手あります。
投稿: emi | 2007年4月10日 (火) 00:59