星愛で(その19)星愛で茶会の様子その2和菓子 春の一番星
星愛で茶会から1ケ月半たちましたが、当日の様子をもう少しご紹介していこうと思っています。
お茶席で召し上がっていただいたのは春の一番星。
この星愛で茶会のために、武蔵小金井にある老舗の和菓子屋・亀屋本店さんに作っていただいた練りきりです。
<春の野山。その黄昏時、かすみがかった空に輝く一番星>
そんなイメージとラフスケッチを亀屋本店さんの斉藤浩社長にお渡しして、社長と職人の皆様に創っていただきました。
桜が咲いた野山の上に霞がかったすみれ色の空。桜と若草色に染まる野山の上の一番星。
そんな2つの色合いのものを仕上げてくださいました。
ちょこんと輝く星の後ろにはキラキラって光の雫が。画像でご覧いただけますか。
こちらの和菓子、とてもおいしくて大好評でした。
餡がくどい甘さとは無縁の奥深い滋味という甘さ。
2つくらいぺろりといけそう。ほ~んとに美味。
星愛で茶会。五感で星を愛でるひととき、という企画に、目と舌でも星を愛でるという愉しさをプラスすることができました。
また、この茶席で使用させていただいた器(皆様にお抹茶を召し上がっていただくお茶碗やお抹茶を入れる容器など)は
山庵さんが快くお貸しくださったのですが、
その茶器も模様から「天の川」「きらきら星」に見立てられるものを使用させていただいたのです。
五感で星を愛でる、いろんな方々のご協力とアイデアで実現ができたのでした。
武蔵小金井 亀屋本店(JR武蔵小金井駅前) 電話042-385-8181
p.s.先日、広島に行った方からお土産でもみじまんじゅうをいただきました。
それが今までのもみじまんじゅうのイメージを変えるおいしさで、餡がとにかくおいしい。
この餡の味はどこかで食べたことある、と思ったら、亀屋本店さんの「春の一番星」の餡でした。
餡が苦手な方もおいしい餡に出会うと変わるかもしれません。
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