今年もニューサマーオレンジ合宿
少しさかのぼって4月30日のことですが、
今年も伊豆でのニューサマーオレンジ合宿に行ってきました。
去年に続いての参加です。
ニューサマーオレンジ(日向夏)のジャムを作ってみなさんにふるまってくださる素敵な女性(本業はアート関係)がいます。
ジャムの希望者続出で彼女がみんなの分を作る負担が大きくなり、
それならジャム希望者も現地に行き、自分でオレンジをもいで、作り方を教わって
ジャム(マーマレード)づくりをしちゃいましょということになりました。
そこでこの女性を部長とする合宿方式が数年前からスタートしたのです。
一泊二日だったのですが、私は翌日仕事だったので日帰り参加。
それでも充実して楽しめました。
場所は城ヶ崎海岸駅から歩いていける場所です。
行ってびっくり。ニューサマーオレンジがぜんぜん木になっていないのです。
今年ははずれ年&リスや鳥に食べられたせいとのこと。
合宿一行の顔は青ざめます。
現地のおじさんは「甘夏ならとれるよ」というけれど私たちはニューサマーオレンジ命なのです。
まずは果樹園を見させてもらいました。
確かに黄色い実が全然見当たりません。
去年は、どこもかしこもたわわにニューサマーオレンジがなっていたなあと残像が浮かびます。
おじさんはニューサマーは全滅と諦めているようでしたが、私たちは諦めません。
(→くそ!きれいに食べていやがる、と
鳥やりスに対して対抗心が湧く私たち)
よく目を慣らしてみると・・・。
鳥もリスもはいりづらいのか、木の内側に小動物が取り残したニューサマーオレンジがいくつかあるではありませんか。
実がなかなかみつからない分、ゲーム性もくわわり、一つみつけた時のうれしさといったら!
木に登って、「リスに食べさせてなるものか、リスに勝ったぜ」
と実をもいで渡してくれる女性はすでにお孫さんもいらっしゃるのに軽やかなバイタリティです。
皮が汚いと去年なら排除するようなものまで今年はもぎましたが、
結果的には去年と同じくらいのニューサマーオレンジが収穫できたのでありました。
今年のジャムづくりは、実をみつけることができるかというゲームのようなワクワク感とみつかったという充実感、ラッキー感付きです。
果樹園のおじさんもまさか私たちがこんなにオレンジを採取できたとは思わなかったでしょう。
「もうない」と思っても、丹念に眺めればまだまだそこに存在しているものがあること。
焦ったり、がっかりしそうな時でもあきらめないこと。そんなことを肌で感じました。
これがニューサマーオレンジの白い花
お孫さんがいる女性から青い器をいただきました。
銀河となづけられた器は陶芸作家の娘さんによるもの。ジャムの黄色が映えます。
私はふじっこのとろりとしたカスピ海ヨーグルトと一緒に食べるのが好み。
ジャムを作ったあとは去年からの恒例で回転寿司魚磯へ。
魚磯のおいしい炙り寿司に関してはこちらに。
さて、この記事をアップするのが大幅に遅れてしまいましたが、
合宿で作った分も生の果実を持って帰って家であらたにジャムにした分ももうとっくに完食です。
また、来年が楽しみ。
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