毎日いいことがある日々を過ごす方法
今日も暑かったですね。
朝から出かけ、いろんな街をめぐったので、へろへろ。
夜になって遠方からの帰宅。絶対座ろうと急行を見送って各停に乗りました。
無事席について一休みをしていると、どんどん混んできます。
目の前に立っている人達のすきまからジーンズをはいた女性の足元がみえました。
隣にはキャリーがついた黒い大きな荷物。その時は、スーツケースかしら。
海外旅行の帰りかなと。
しばらく経って、目の前の人が降りるために移動した時にわかりました。
スーツケースと思っていたのはベビーカー。
えっと顔をあげると、その女性は片手でベビーカーが転がらないように押さえ、
もう一方の手だけであかちゃんを前にかかえていたのです。
その赤ちゃんが「ずりり」と落ちそうになりながらのけぞっています。
<アクロバティック白鳥の湖>状態。
これはいけない!と、席を譲りました。
私の下車駅の少し手前の駅でその女性と赤ちゃんは電車を降りたのですが、席を立ち上がった時、
私に何度もありがとうございましたと言って、
そして、まだ言葉がわからない赤ちゃんにも「席を譲ってくれたおねえさんにありがとねー」と呼びかけるのです。
赤ちゃんもかわいかったし、明らかに20歳近く年上の私を「おばさん」ではなく「おねえさん」。
配慮の効いた若いお母さんだと思いました。
へろへろで疲れていたのに、
「席に座れて助かりました」と喜んでくださるとなんだか足が軽いのです。
むくんでいるはずなのに。
すごく心の中にもさわやかな風が流れる気がして、蒸し暑さが減るのです。
疲れてよどんでいたものが、すーと通るかんじ。
冒頭の<毎日いいことがある日々を過ごす方法>。
それは簡単。
いいことがなかった日は自分からいいことをおこせばいいのです。
いいことがあった日はそのおすそわけのつもりでいいことを。
そうすればエブリデー、いいことデー。
ドアを次の人のために手で持っていてあげるとか。
デパ地下の惣菜売り場で、自分は2番手かなと思ったのに、
お店の人が勘違いして「お待たせしました」と先に対応しようとしたら、
ラッキーと思わずに「こちらのかたが先です」って最初に待っていた人に譲るとか。
無理せずほんのちょっとだけ、いいこと。
「プチいいことを」すると自分の奥からコロン1プッシュぐらいの元気が湧いてくる気がします。
近所の雪ちゃん
レンズを向けるとスリスリしに来るから
お顔アップを撮るつもりが
おでことお尻としっぽしか写りません。
↑雪ちゃん、近寄りすぎ
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コメント
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今年は花火を見に、父と行って来ました。
私の真っ正面に上がって、お腹に
ドン!と響いて、体全体で感じました。
まだ退院後、間もないため、途中で
帰りましたが、emiさんの花火の日記が
背中を押してくれたのでしょう♪
ありがとうございます。
投稿: おんぽたんぽ | 2007年8月14日 (火) 08:43
おんぽたんぽさん。花火を楽しまれたのですね!
目に鮮やかで身体にドンと響くのが醍醐味ではありますが、おなかに負担は大丈夫でしたか?
途中で帰られたということでしたが、たくさんの花火が瞳の奥に残ったことでしょうし、おんぽたんぽさんと一緒に花火をご覧になられて、お父様もよろこばれたことでしょう。
投稿: emi | 2007年8月14日 (火) 21:50