朝焼けにちなんだ音楽
一気に涼しくなりました。
今日、はじめて金木犀の香りがしました。
私のエリアでは毎年9月27日ごろが金木犀の開花日だなあと
自分でチェックしているのですが、今年は一週間遅いです。
それだけ9月が暑かったということでしょう。
このところ曇りの日が多く、今朝もまったく星がみえません。
けれど、空が明るくなった後、5時35分ごろ、東の空がピンク色になりました。
東の空の展望がひらけているところに住んでいる姉が、すかさずその画像を送ってきました。
これが今朝10月3日の朝焼け。
今回は本当に一瞬のことで、すぐにまた朝の蒼い空に戻ってしまいました。
ということで、朝焼けにちなんだ音楽をご紹介します。
1曲目は日本が誇るフュージョングループ、カシオペアの「ASAYAKE(朝焼け)」。
SUPER FLIGHT
イントロでずっとリピートされるチャーラララララ・ラ・ラ・ラーというギターが印象的。
威勢がいいです。弾けています。
幻想的に薔薇色の朝焼けが広がるというのではなく、
夜の帳を自分の力でこじあけて新しい朝を迎えるぞ。
藍色の緞帳の向うにオレンジ色のスポットライトの世界が待っている。そこに向かっていくぞ!
そんな雰囲気です。
バイクも車も運転できないけれど、この曲を聴きながら、
朝焼けの高速道路を突っ走れたら気持ちいいだろうなって思います。
2曲目は「Wear Your Love Like Heaven」
ときめき
ドノヴァンの名曲。
サラ・マクラクラン(SARAH McLACHLAN)が「ときめき(SOLACE)」というアルバムの中でカバーしています。
サラはエンヤやコクトーツインズに似たフェアリーボイス。幻想的で心地いいです。
タイトルを訳すとしたら「至福の愛に包まれて」というニュアンスでしょうか。
歌詞には空の色が綴れています。
紺青色(プルシアンブルー)の空
緋色(スカーレット)の綿雲
薔薇色
アリザリアン・クリムゾン(深い緋色。色見本がこちらのサイトにあります)など。
最初、朝焼けの歌だと思っていました。
明け方、藍色から蒼になった空がその後薔薇色に染まるのをイメージしながら。
ところが歌詞に深紅(クリムゾン)のボールが沈むというくだりがあって、
実は夕空の歌だったとわかったのです。
それでも、朝焼け時の天上の世界のような空の色合いをみると、
おもわず「Wear Your Love Like Heaven」を口ずさんでしまうのです。
Mellow Yellow/Wear Your Love L
元であるドノヴァンの「Wear Your Love Like Heaven」の収録アルバムは「Mellow Yellow」。
私もリアルタイムで覚えてはいないのですが、
硬派のボブディラン、軟派のドノヴァンとして1960年代~ミュージックシーンで影響力を与えた方のようですね。
ドノヴァン版はたんたんと歌うところがいいです。こちらもかけるとついリピートしてしまいます。
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