木星は上り電車 月と金星は下り電車
この2月の頭は、夜明けの東南の空で木星と金星が接近&月を楽しむことができました。
1月31日からのフォーメーションをアバウトで記してみます。
月(1/31)
月(2/1)
・アンタレス
*(2/5)
金星 *(2/3)
★ 月(2/3)
*
木星* (2/1)
(1/31)
【東南】 【南】
金星(★)が動いていないような図になっていますが、動いています。
金星を基準にしてみると、木星(*)がこんな風な動き、という参考程度にご覧ください。
(2月2日と2月4日の朝は天気が悪く星も月も一切みえませんでした)
同じぐらいの時間に空を眺めると、
月
↙ぐんぐん動く
↙
金星
↙
↗
木星
金星は斜め下に、木星は斜め右上に動きそれぞれが近づいてそのまますれ違って離れていくかんじです。
まるで上り電車と下り電車がすれ違うみたい。金星が下り電車で木星が上り電車になりますね。
そして、月は日一日と細くなりながら、南の空から、南南東、東南と空を下るように、金星と木星に近づき、
2月5日はもう見えない位置へ。
まるで、下りの特急電車のようでした。
空には見えないレールがあって、月や惑星はそこをぐるぐるまわっている。
大いなるルールのもとに。
そんなことを実感します。
毎朝同じ時間に眺める星空。月が特急で、惑星は準急~各駅。
アンタレスとか遠くの星もやはり、少しずつ現われる位置が動いています。
みんな、昨日とどこかが違っている。「だるまさんが転んだ」か「七つの間違い探し」ができるくらい、
何かが微妙に。
「昨日とは違う。毎朝何かが新しい」って感じられることも、朝、星を見る魅力の一つです。
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コメント
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emiさん、先日の日記で星言葉について
書かれていましたよね。
私は、何も思いつかず書けませんでしたが
emiさんなら、毎日星を観ていらっしゃるので、
星座や星占いが生まれた背景、何となく
肌で感じられる部分があるのでは
ないでしょうか?
星の動きが、人の行動にも影響及ぼすことは
あるのか? その時の自分にぴったりの
星占いに出逢うこともあり、驚きます。
でもさすがに、毎週当たるのは、今だお目に
かかってはいませんが、今年の手帳は
石井ゆかりさんの星ダイアリーにして
みました。
emiさんは、星の動きで、何か気持ちや行動に
変化を感じることありますか?
また今日の日記に、直接関係のない内容で
ごめんなさい。
投稿: おんぽたんぽ | 2008年2月 7日 (木) 19:36
おんぽたんぽさん。私も石井ゆかりさんの星占い大好きです。
私自身は空の星を見ている時、星の動きで心理が変化しているという自覚はあまりないかもしれません。
それでも金星の眩しさをみると、愛と美の象徴になることがすんなり感じられます。
火星は赤いので情熱とか男性的な星というイメージも納得。
土星に関しては、星占いでは試練の星だったりしますが、空でみている時は、あれを望遠鏡で覗くと環をかぶった姿がかわいいんだよな~フフフと感じます。
幸運の象徴の木星を見ると、うれしいって感じますが、星はどれも美しくて、みんな幸運の吉星に見えてきます(^o^)丿。
投稿: emi | 2008年2月 7日 (木) 19:59