金星と木星と月、大接近のドラマ
金星と木星が大接近。
そこに月までも絡んで、波乱の三角関係か!
のようなドラマが日の出前の空で繰り広げられているのですが、
残念ながら今朝2月2日の朝は一面曇りで星も月もみえませんでした。
昨日2月1日の朝6時頃はこんなかんじでした。
月
・(アンタレス)
31日よりぐっと月がアンタレスに接近。
★(金星)
*(2月1日の木星)
*(1月31日の木星)
【東南】 【南】
1月31日と違うところは、月が細くなってアンタレスの右斜め上に近づいていたこと。
木星が時計の針の7の位置から6と7の間ぐらいに動き、金星との距離もさらに縮まっていたこと。
8倍のスポーツグラスで覗くと丸い視野の中に金星と木星がおさまる近さでした。
(2008年2月1日朝6時の星空をステラナビゲータで再現してみました。2015.2.4追記)
アンタレスは6時6分までみえました。
その後6時20分に空を見た時、アンタレスはもう見えず。
金星と木星は6時20分のかなり明るくなった空でも見ることができました。
きっともう少し遅くまで蒼い空に残っていたと思うのですが、
私自身が窓辺から離れてしまい、チェックできませんでした。
今朝、晴れていてご覧になれた方はどんな風に楽しまれたのでしょう。
明日は天気が悪いのですが、朝、雲が切れているといいなと思います。
星やプラネタリウムINDEXはこちら
« 早春の金木犀、もとい金木星が見頃です | トップページ | 雪華図説と続雪華図説---土井利位(その3) »
「 星見るシアワセ」カテゴリの記事
- 2020年7月2日の火球は見られませんでしたが、1996年のつくば隕石は(2020.07.02)
- 夕空に星が一つ一つ。まるで魔法のよう。(2020.02.01)
- 月の満ち欠け日記 2019年6月3日~7月2日(2019.06.09)
- 写真集を思い出す夕焼けと夏の暑さ、でも夜中は冬(2017.09.13)
- 星のささやき---その23.1800年代初頭、ゲデンシュトロムの体験(2016.02.13)
「 月見るシアワセ」カテゴリの記事
- 2023年2月22日のお月さまと金星は笑顔のよう(2023.02.23)
- インク沼シリーズ(その5)月の名前がついたインクの引力にあらがえません~(2023.02.17)
- 梵天山(鷺沼)は絶景(その5)スカイツリーのそばから月が(2023.01.14)
- 月にちなんだ「二十三夜」という地名を浦和に発見(2022.12.11)
- 梵天山(鷺沼)は絶景(その4)宮前平はあちこちでスカイツリーが(2022.11.27)
コメント