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2008年4月29日 (火)

ダシ・ナムダコフにご興味持ったら竹橋へ

浅野忠信主演の映画「モンゴル」公開で、美術を担当しているブリヤート人アーティスト、ダシ・ナムダコフにご興味を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。
日本ではまだ作品展開催などの情報はわからないのですが、東京竹橋にある東京国立近代美術館のアートギャラリーには作品集などの資料が5点あります。(ロシア語や英語)。
DVD資料もあり。友達の友達ぐらいには似ている人がみつかりそうなほど、日本人と似ている顔立ちのダシ・ナムダコフの日常風景も映し出されています。
白い馬で草原を颯爽と駆けるナムダコフの姿はやはり騎馬民族の血筋なのかしらと思わされます。
私がアートライブラリーで資料を閲覧したのは大分前のこと。
現在も所蔵されていると思いますが、行かれる方は念のためお確かめください。

美術館のライブラリ検索http://www.momat.go.jp/opac.html の図書検索で「Dashi Namdakov」と入力してでクリックを。

ダシ・ナムダコフ一覧はこちら

2008年4月24日 (木)

あたりまえの日常はあたりまえでなくてはならない

毎日ニュースをみていると痛ましい事故、事件が報道されています。
特に先日たてつづけに報道された学校でのいたましい事故、胸が痛みます。

事故に遭われた生徒さんが意識不明の重体ときくと、奇跡的に助かってほしい。
若い体力と生命力で奇跡的に回復してほしいと願ってやみません。

そして被害者になってしまった方や家族の支援と、加害者になってしまった生徒の心のケアはもちろんのこと、目撃してしまった生徒たち(事故を目撃したショックだけではなくて、自分たちがあの時ああしていなかったらと自分自身を責めているかもしれないから)のケアなどまわりがスクラム組んで守って取り組んでほしいものです。

毎朝、「いってらっしゃい」と送り出す家族。その先は学校だったり会社だったり。けっして戦場最前線ではありません。出兵する息子と敬礼で別れをする、そんな覚悟も必要もなく、ただ「いってらっしゃい」で送り出す家族です。

その家族はごく普通に「疲れたー」「おなかすいたー」と家に戻ってくるべきなのです。
また、学校や会社で、昨日会った仲間に今日も「おはよう」って挨拶ができる。
それがごくあたりまえのことなのです。
この世の中、それが本当は有難い幸せなのかもしれないけれど、
やはり、今日も明日も家族も仲間もいつもどおり。それが、あたりまえのことでなくてはならないのです。

大人は働きはじめたら絶対、責任があるのです。
学校で働いている人は、その学校に通学している生徒さんを安全にお家に帰してあげる責任があるのです。
食品を作っている会社の大人は、その食品を食べた人が健やかになっていく責任があるのです。
旅行会社の人はツアー参加客が満足して、そして安全に旅から家に戻れるようにする責任があるのです。

大人になっていくにつれ、出会った人をなんらかの形で失うことが増えていきます。
私のまわりでも事故で命を落としてしまった友人がいます。
テレビで報道された大きな事故で重体になりながらも奇跡的に助かり、社会復帰されている先輩もいます。

誰かは誰かの大切な存在だから、奇蹟、起きてほしいです。

そして、医者が患者を守るように、学校は生徒を、会社員はお客様を、
「私が守るんだ」と思うことが大事と感じます。思うだけじゃなにもできないかもしれないけれど、そういう祈りのバリアで相手を包もうとすることって、そうしないよりは0.1%でも違うと信じたいのです。
そして一つの命にかかわる重大な事故の後ろにはあやうく大事にいたらなかった事故がいくつもあるはずだから、私たち、大人はいろんなことを見過ごしてはいけないのです。

今朝の天使のエスカレーター

20080424tenshi 今朝、身内の気象班Mが携帯から画像を送ってきました。

「おおー!天使のハシゴどころか天使のエスカレーター。ぶっとい光の道じゃー」のコメント付きで。

まさに、天使のエスカレーター。
映画『未知との遭遇』などで地球に着陸した宇宙船のドアが開いて、地上へ伸びるタラップみたい。
たくさんの天使たちが今朝、地上に降りてきたのかもしれません。

光っているのはどの辺でしょうか。たぶんそこのエリアの方々は、今朝は曇り空だけど太陽が照ってるなあって思うだけで、まさか自分たちのところだけ光のタラップが伸びているなんて気づいていないのでしょうね。

虹が出ている時、その橋の下の人たちは天気雨のさなかで気づかないように。

遠くからの方がわかることがあるのです。
近すぎて&リアルタイムのため、かえって気づけないだけで、思いがけない恵みの瞬間に今自分がいることがある、そんなことを感じました。

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2008年4月19日 (土)

春は三段階でやってくる

春本番。私のエリアではソメイヨシノは散りましたが、八重桜が見頃。そして梨の白い花も。梨は格子状に張ったところに枝を這わせて育成されているので花が白い天井のように格子を覆う様子が綺麗です。
菜の花も、新緑も目にまぶしいです。

ロシアの作家ミハエル・プリシーヴィンは、春は三段階でやってくると語りました。
まず最初が「ひかりの春」。これは私たちも実感できますよね。12月の冬至をすぎて太陽は少し高度が上がり、日差しが強くなり、そして日が長くなってくることから。
ロシアのような高緯度の北国では、冬=「寒い」だけではなくて、「暗い」。太陽が出る時間が遅く出たと思ったらすぐ日没。そんな環境の人にとって、冬至は太陽の復活の日。そんなわけで冬至をすぎて、まず「光」から春を感じるのですね。

次はなんの春でしょう。
日本でも雪深いところに住んでいる方は推測できるかも。
冬、雪が根雪となり、池や川さえも凍る北国。「ひかりの春」の日差しが、大地をあたためます。気温も高くなり、川に張った氷が解けて流れだします。森を覆っていた雪が解けていきます、というわけで「水の春」

春の川というと、日本では童謡「春の小川」のイメージ。さらさら、水面は春の日差しでキラキラ、のどか。ですが、北国では春の川=一気に氷や雪が解けて流れ出すことによる「氾濫」なのですね。
ロシア語では「春の出水」という単語すらあります。
ラフマニノフにバレエでも使われる「春の水」という小曲があります。うねるようなダイナミックな曲でどうして、これが春の水、と思うのですが、雪解け氷解けの氾濫の水のほとばしり、と思えば納得できます。

さて、「ひかりの春」「水の春」ときて最後はなんの春でしょう。
それは「緑おりなす草の春」「森の春」
雪が解けた大地に草が生え、森の木々の新芽が芽吹きがはじまるのです。

日本でも北国では3段階の春を感じられるのかもしれません。冬が過酷だった分のご褒美。美しい春を満喫してください。
私のエリアは「ひかりの春」「緑の春」の2段階。
里山も新緑がモリモリしています。レモン色に黄緑を混ぜたような色から、黄緑に少し赤をまぜたような色から、水彩絵の具だったら何と何を混ぜたら作り出せる色かなあなんて思いながら、眺めています。

2008年4月17日 (木)

セルゲイ・ボドロフの「モンゴル』観ました

セルゲイ・ボドロフ監督の映画「モンゴル/MONGOL/МОНГОЛ」を観ました。

浅野忠信が若きチンギス・ハン、”テムジン”を演じた映画です。
興味があったのは、美術をブリヤート人アーティストのダシ・ナムダコフが担当しているから。

一言で言うならかっこいい映画でした。浅野忠信は不思議な目をしていますね。クォーターときいたことがあります。色素が薄く茶色っぽい瞳といっても、西洋人っぽいという目でもなく、90才ぐらいのご高齢のおじいちゃまやおばあちゃまの色素が薄くなった瞳のような、木像の仏の目のような雰囲気。人間を超えた目のよう。テムジンの先祖は狼といわれているそうですが、それを納得させる人間離れした目。
決して南国系のような濃い瞳ではないのに、静かな熱を感じさせるまなざしで、浅野忠信はたけだけしさと慈悲、正反対の要素を持つテムジンそのもの。圧倒的な存在感を放っていました。

妻、ボルテを演じた女優。アリー・マイ・ラブのルーシー・リューみたいな目元。テムジンの妻、モンゴ女性、母のたくましさを演じていました。
全編に渡って使われるモンゴル独特の発声歌唱、ホーミーや、モンゴルの夏、短い秋、冬、短い春、壮大な景色の美しさも堪能できました。

そしてなにより素晴らしかったのは出てくるすべてのモンゴル人の顔立ちの味わい深さ(日本人や中国人の俳優も参加していますが)、衣装の色使い、装身具。刀。甲冑。セットの町のたたずまい、器やタペストリーetc. フィルムに写るすべてのもの、色彩に心奪われました。ブリヤート人のダシ・ナムダコフによる美術。どこまで当時のモンゴル的なものとなっているのかわかりませんが、すべてが美しかったです。

髪型、コスチューム。メルキト族がかぶっているお面etc.スターウォーズの東洋的な雰囲気が好きな方や、風の谷のナウシカ(とくに漫画編)の中世的な雰囲気が好きな方にもおすすめ。

欲をいえば、合戦シーンの血しぶきシーンを減らして、そのかわり、テムジンをハーン(リーダー)として崇拝し、ついていく人が増えていった過程、テムジンの帝王学などをもっと描いてほしかったでした。

ダシ・ナムダコフ一覧はこちら

2008年4月14日 (月)

ガガーリン80/「地球は青かった」の言葉が突出したわけ(その2)

日本でガガーリンの言葉「地球は青かった」が定着していく流れは以下のようになります。
(※当時のラジオやテレビでの報道のされ方は確かめられていません)

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2008年4月12日 (土)

ガガーリン79/「地球は青かった」の言葉が突出したわけ(その1)

Manchikyu20080405 今日は4月12日。
ガガーリンが人類初の有人宇宙飛行をおこなった日(1961年)です。

ニュースで月からの満地球の画像を
ご覧になりましたか?
2008年4月6日(日本時間)に
かぐやによって撮影されたもの。
地球でみるまあるい満月、のように
月から見るまあるい地球。
青く輝くしゃぼん玉のよう。

さて、久しぶりのガガーリンカテゴリのアップです。

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2008年4月 8日 (火)

フランネルフラワーがつぼみをつけました

Flatsubomi20080408フランネルフラワーシリーズ(7)

フランネルフラワーってご存知ですか。
マーガレットのような雰囲気ですが、
花びら全体が薄緑色で葉っぱもシルバーがかっていて、
フランネルという名前がつくとおり、
フランネル生地みたいにもわもわした触感の花です。

私は一昨年切花で出会い、昨年は鉢物もみつけて、ベランダで育てはじめました。
この冬、初めての冬越え体験。ちゃんと初夏に花をつけてくれるかなあ、と今日鉢をみたら、なんと、つぼみがいつの間にかついてました!おとといぐらいには全然きがつかなかったのに。しかも14個も(^o^)丿 

フランネルフラワー。鉢物が市場に出回りはじめたのが昨年ぐらいからだと思うので、私と同様、昨年から鉢を育てているという方々いらっしゃると思います。ほとんど育成の情報もない手探りで。

皆様のフランネルフラワーはいかがですか。

私の育て方は、昨年秋にもう一度小さな花が咲いたあと、花がついている茎を切るくらいのプチ切り戻しをしました。大きめの鉢に植え替えることはなし。2週間に一度ぐらい薄めた液肥を撒く。
冬でも最低気温が氷点下になることがほとんどない南側のベランダにだしっぱなしという育て方でした。

日光はたっぷり好むのかもしれません。日が当たる鉢の南側の株はよく育ち、北側の株はあまり育っていません。そして南側の株も、より日光を浴びたいと思うのかさらに南へ南へと茎が伸びています。

春の成長、2大速いもの。私はアルテシーマとイチョウかなと思っています。
アルテシーマ。今日小さな芽がでたと思ったら、翌日には薄黄緑色の葉っぱが3cmぐらいニョキ。さらに翌日にはそれが5cmぐらいに。芽→若葉の成長の速さに驚かされます。
それからイチョウ。今、街路樹のイチョウがちょうど芽ぶきの時なのですが、土曜日には茶色の幹と枝だけだったのに、月曜日にはいっせいに小さな黄緑色の芽がでていました。そして火曜日の今日は、木全体に黄緑色の点描を描き添えたぐらい緑のボリュームが多くなっています。
1cmにも満たない小ささなのにちゃんと真ん中が割れて、いっちょまえにイチョウの葉の形になっている、若芽がとっても愛らしいです。

このアルテシーマとイチョウくらい、フランネルフラワーのつぼみ→開花も速いのかも、なんて思いました。

フランネルフラワーシリーズは右側のカテゴリー「フランネルフラワー」からご覧ください。

2008年4月 4日 (金)

舞う桜とともに聴きたい音楽

今年は花冷えの日が続いたせいか、桜がもっています。私のエリアでは、今、ちょうど満開。
そして、はらはら舞うひとひら、ひとひらが美しいです。

風が桜の木を撫でて、ひらひら、ひらひら。
音もなく舞うのを眺めるのも好きですが、一番好きなのが、空から花びらが降ること。

たぶん、2分ぐらい前の風が花びらを巻き上げたのでしょうね。
風がやんだのに、桜の木は少し離れているのに、上を見上げると空しかないのに、
ひらひらって薄紅色の足袋みたいな形の花びらが降ってくるのがたまりません。
空を見上げると、青空の奥から手品みたいにひらひら、ひらひら現われて、仰ぐ私の元へ、
そして通りこして地面へと舞い降りる花びらたち。季節はずれの雪のよう。

花散り見ごろ。美しさと儚さと幽玄。甘酸っぱさ。そんな気持ちにぴったりな、
桜にちなんだ名曲を2曲ご紹介しましょう。

まずは、二胡の名手、賈鵬芳(ジャーパンファン)の名曲「桜(チェリーブロッサム)」。
収録アルバムは『月光』(パシフィックムーン)。

桜にちなんだ楽曲を集めたオムニバスアルバム『桜』にも「桜(チェリーブロッサム)」は収録されています。



それからもう1曲はユーミンの「花紀行」。荒井由実時代のアルバム『コバルトアワー』収録曲です。

COBALT HOUR

さらりとした小曲ですが、薄紅色の花びらへのいとおしさがこめられた隠れた名曲なんです。

星と楽しむ音楽INDEXはこちら

2008年4月 1日 (火)

春爛漫と桃源郷

春爛漫。桜が満開です。地方によって梅、桃、桜の咲く順番が違うそうですね。
春が遅い地域では3つの花が一気に咲き乱れるところもあるとか。
私のエリアでは梅2月。桃3月。桜3月終わり~4月はじめ。
なのですが、今年は桃が遅かったため、今、桃と桜が豪華共演。
そして黄色いれんぎょうに白い雪柳も彩を添えています。
なだらかな里山がこっちもあっちも、淡いピンク色に覆われている様子はみているだけでしあわせ。
茶色い山は固くみえるけれど、ピンク色の山はまるで巨大な綿菓子がそこかしこに置いてあるみたい。
先週の水曜日からケキョケキョとうぐいすも鳴き始め、一層のどかさを演出しています。

30日に、やっと桃源郷に行ってきました。さる子さんのブログで知って、
去年初めて訪れたところです。
日曜日は花冷えの一日だったのですが、それでも桃源郷は新興住宅地のかたわらで
そこだけ別世界となっていました。
鮮やかな桃色とその奥にある桜(ソメイヨシノよりももう少し濃いピンク)が並ぶ様子も、
まるで平安時代の襲(かさね)の色合いのよう。

Uma 桃源郷へいく途中、ポニーがいました。

080330_1411 桃源郷。たまプラーザが近くとは思えないエリアです。






Nioisumire 少し離れた青葉農園にも遠征。
少し前に訪ねた時、バラの苗は葉も出ておらず茎が目立っていましたが、
今は葉がぎっしり。
この薔薇が咲き誇るのは4月下旬ぐらいからでしょうか。

ニオイスミレがいいにおいでした。
小さい頃、香水消しゴムとか匂いのついたノートがありましたが、
あんな感じの懐かしくなるほのかな匂い。

2007年の桃源境はこちら
2009年の桃源境はこちら
2010年の桃源郷はこちら

この他の桃源郷に関する記事は右サイドバーの「花INDEX」からぜひ訪ねていただけましたら。

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emi (秋田恵美)

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。
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