« 中田悟さんの音の世界(その1) | トップページ | 中田悟さんの音の世界(その3) »

2008年5月 9日 (金)

中田悟さんの音の世界(その2)

中田悟さんが今後、あらたな世界として確立されたかったであろう<自然の音とアンビエントの融合>。

亡くなられてしまった今、その発展を追えないのが残念。
ですが、今まで着うたとして発表された作品が
『ナチュラルハーモニック』という1枚のアルバムにまとめられました。
自然の音+サヌカイトetc.の楽器によるナチュラルアンビエントアルバム です。

そして、有難いことに中田さんのPCには
これから着うたとして発表するための作品がいくつも遺されていたのです。

『ナチュラルハーモニック』にはその遺作も収録されています。
着うた用ですので、いろんなテーマの音が1分ぐらいの長さで次々展開する怒涛の全56曲。
自然の音と中田さんによる様々な楽器の音のコラボがとてもいいです。
ミュージシャンが互いに相手の呼吸をとらえておしゃべりするみたいにセッションするように、
<中田さん>と<さえずりや波や虫などの自然音>が対話しています。
メロディーが無く、鳥や虫の音だけで1分という作品もありますが、それも「自然音」というよりも、
鳴き声のかけあいがリズミカルでジャズセッションのように「音楽的」です。

音が弾けてます。大げさですが、部屋でCDをかけながらPCを打っていると、
せせらぎの音では、机ごと小川の上に移動して、膝から下をせせらぎに浸しながらキーボードを打っている気分に。
波の音では、部屋全体が満ち潮になって波に漬かっている感覚に。

中田悟さんの音の世界(その1)はこちら
中田悟さんの音の世界(その3)はこちら

星と楽しむ音楽INDEXはこちら

« 中田悟さんの音の世界(その1) | トップページ | 中田悟さんの音の世界(その3) »

星と楽しむ音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 中田悟さんの音の世界(その1) | トップページ | 中田悟さんの音の世界(その3) »

emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

googleでサイト内検索↓

  • グーグルの検索窓に ■■ site:http://hoshi-biyori.cocolog-nifty.com/star/ をコピペして、■■部分を任意のものに変えていただくとサイト内の検索ができます。 ■■の後ろは半角空きです。
2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

今日も星日和の衛星

  • ガガーリン地球は青かった 原文探し旅
    今日も星日和の第一衛星。  カテゴリー「ガガーリン」の  一覧と更新情報の アップブログ。ガガーリン中心にご覧になりたい方はぜひこちらをブックマークください
  • おいしくってしあわせ
    今日も星日和の第二衛星。 おいしーいものを少しずつ  紹介していきます

music

お散歩に行くブログ

  • 笑店 - 楽天ブログ(Blog)
    おんぽたんぽさんの心の琴線に触れたものが紹介されています。キラキラと大切なものが光ってる宝箱のようなブログ。
  • さる子の「こんな毎日」
    暮らしを豊かにする様々な美が満載のブログ。さる子さんは新ブログに移行され、こちらは基本停止中のようですがご紹介させていただきます
  • always in heaven
    「笑店」のおんぽたんぽさんの新ブログ。森羅万象のネットの中で素敵なもの、こと、ひとをみつけだされていて、訪ねるたびに素敵なエネルギーをいただきます。