お星さまと金銀すなご
月曜日は七夕でしたね。
そして、内輪では姉の誕生日。
7月7日生まれだから美しい織姫という意味で叙情的な名前をつけられた、
なのにガラッパチな姉の誕生日、でした。
七夕の夕暮れ時、地元の住宅街を用事ついでに散歩。
あちこちに地植えのラベンダーが綺麗でした。
そして、いくつもの家の玄関先に笹飾りをみかけました。
達筆な文字で家族みんなの健康と円満を願う短冊あり、
太いマジックでたどたどしく、「サッカーがうまくなりますように」と書かれた短冊あり・・・。
折り紙でロケットの形をつくったものもぶらさがっていたり。
七夕行事っていいですよね。星を「見る」存在で終わらせず、擬人化した存在「お星さま」に語りかける、
思いを送る、ことを小さい子供にも無意識にさせるところが。
七夕の唱歌の「おーほしさーま きーらきらー 金 銀 すなご」の歌詞も好き。
砂子とは、細かな金箔を蒔絵や和紙に、砂のようにちりばめたもの。
漆黒という言葉の通り、<黒い漆のような宇宙>に、
金銀の砂子をちりばめたように流れる天の川。
この歌詞を歌うだけで頭の中に和テイストの宇宙が広がります。
ハロウィーンが日本でもポピュラーになったように、
七夕も世界でポピュラーになるといいですよね。
ちょうどサミットで各国の首脳たちが短冊に願い事を書きましたし、
7月7日は世界中で星にお祈りや願い事をする日、ってなるかもしれませんね。
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