万華鏡小宇宙にうっとり
今日、銀座のギャラリーに行ってきました。
万華鏡作家細井厚子さんと、
CGで美しい万華鏡映像(バーチャル・カレイドスコープ)を製作される馬場ふさこさんの2人展です。
馬場ふさこさんが池袋にあるプラネタリウム、サンシャインスターライトドーム満天で
星空に万華鏡映像を展開されたプログラムは見逃しておりましたが、
白金台にあるプラネタリウムバーで星空に広がる馬場さんの幻想的な万華鏡映像に魅せられていたので、
楽しみにしてました。
今日もうっとり。
2006年、満天で上映された作品も拝見することができました。
万華鏡の中心に、宇宙の奥の奥に、吸い込まれていくような感覚があったり、
波打ち際で波をみていると自分が後ろに押し戻されるように、
すーと後退するような感覚になる映像があったり。
雪の結晶に惹かれて生涯何千点もの結晶写真を撮影したベントレーの雪の結晶のようにみえるフォルムが
一瞬一瞬の移り変わりの中でみえたり・・・
青い炎のような万華鏡、虹色にひろがる世界etc,おごそかでした。
万華鏡・・・
教会のバラ窓のようであり、宇宙に咲く不思議な花のようであり、
雪の結晶のようであり、花火のようであり・・・。
そして、今日、あらたにもう一つのものにイメージが重なりました。
それはモノクロの万華鏡映像作品。六角形に映像が広がるというよりも、
12角形とか24角形とか(違っていたら申し訳ありません)だったからでしょうか、
ドイリーと呼ばれる丸いレース編みのよう。とってもラブリーで小粋でした。
丸い万華鏡ではない、鏡面映像作品も不思議な感覚を楽しみました。
細井さんの作品は、
黒地を背景に花びらやゆりのおしべめしべのようなやわらかなフォルムのオブジェクトが繰り広げる世界。
雪の結晶やダイヤモンドダストのキラキラ、のようなピュアな白い世界の作品も素敵でしたし、
琥珀をテーマに、黒バックに、琥珀色~黄色のグラデーションの世界がひろがる作品も渋くてかっこよかったでした。
オイルタイプの万華鏡は、なめらかにゆるやかに覗いた世界が移り変わっていきます。
花のような、宝石のような、万華鏡小宇宙をうっとりと楽しむことができました。
2人展「words on the mirror」は明日11月24日(月)まで
銀座のミレージャギャラリー(銀座2-10-5 オオイビル4F TEL 03-6303-8844)で。
明日は最終日ということで11:00~17:30までだそうです。
もっと早くご案内できたらよかったのですが、私がうかがったのが今日だったために遅くなりました。
馬場ふさこさんご自身のサイトhttp://fiore.cside.com/kaleido/
(残念ながら現在リンク切れです)
でも幻想的な映像を楽しむことができます。
眼福です。
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emiさん、お久しぶりです♪
昨年教えて頂いたクリスマスのCD、
「The Singers Unlimited」
やっと購入しました!
毎日聴いています♪
どれも素晴らしい曲ですね☆
夜空を回しながらのぞき込むことが
できたら、きっと星の輝きが綺麗な
万華鏡になるでしょうね。。。
今年の冬は寒いと聞きます。
どうぞお風邪など召しませんように。。。
投稿: おんぽたんぽ | 2008年11月29日 (土) 16:57
おんぽたんぽさん。コメントありがとうございます。私、すぐにコメントを記入したつもりだったのですが、ミスで反映されていませんでした。
大変失礼しました。
「夜空を回しながらのぞき込むことが
できたら、きっと星の輝きが綺麗な
万華鏡になるでしょうね。。。」
本当にそう思います!
ゆっくりまわりながら二度と同じ星空が現れない(星の位置がほんの少しずつ変わっているので)。星空は万華鏡だなあなんて思います。
投稿: emi | 2008年12月 8日 (月) 23:03