金星と三日月と秋の野球ダイヤモンド
今日の夕暮れ、
西の空をご覧になった方はピカリと光る星とその斜め左下に三日月、
というちょっと愛らしい眺めに気づかれたことでしょう。
*
☽
ピカリと輝いているのは金星ですね。
私は今日、野球の試合をグラウンドでみていました。
昼間は直射日光が強烈で、炙り焼き豚状態で応援。
バックネット裏から球場をみるとライトの方向が西南西ぐらいになるのですが、
夕方になってライトを守る選手の上の方にこの三日月と金星がみえました。
日が少しずつ暮れて、空が下から上へと薄いオレンジ色~黄昏の蒼のグラデーションに。
そこにぽっかり浮かぶ三日月&金星。綺麗でした。
最後は夜間照明の中で試合。9回表2アウトから同点に追いつくも、サヨナラ負けでした。残念。
家に戻ると、三日月はもう西の空の地面の下。
金星がかろうじて住宅街の屋根の上に残っていました。
西の空の少し高いところには夏の大三角が。
そして南西の少し下に目をやると木星が。
東南の空に目を向けると秋の四辺形
(野球のダイヤモンドに似ているので秋のダイヤモンドと勝手に命名。
詳しくはこちらに)が姿を現しています。
空の高いところで星が、本塁、1塁、2塁、3塁の内野の形を作っています。
日本シリーズetc.観戦の帰り道。部活の帰り道。野球ファンにはぜひみつけてほしい形です。
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