おとめ座---春はそこまで夜明けまで
冬至を過ぎて、太陽の力も少しずつ増しているなあと感じます。
それでも寒い季節の早起きは、ベッドから抜け出す瞬発力を必要としますが。
12月上旬からの早起きの楽しみは、
明け方の南東の空(今だとかなり南寄りの空)におとめ座とからす座の星が見えること。
春の星座乙女座の一等星スピカ(左の星)とからす座の四角形を作る4つの星と右下の星が1.0ぐらいの視力で肉眼でみえます。
(おえかきソフトで描いてみた星。位置は厳密ではないです)
スピカは青白くて、おとめという言葉にふさわしい清楚な輝きです。
8倍のスポーツグラスだとどのくらい見える星が増えるかなと試してみたのですが、
一個星が増えただけ。からす座の四角形の左上の星の上に記した赤い点がその星です。
(赤くみえるわけじゃなくて、この絵で識別するために赤く塗っただけです)
寒さはこれから本格的になるけれど、明け方にはもう春の星座が出ているっていうのが面白いですね。
受験生や、スポーツで今がオフシーズンで春まで長い地道な練習、という方たち。
春はそこまで来ていると実感しにくいかもしれません。
植物も着実に枝の内側で春に咲かせる花の準備をしているわけですが、みえにくいですものね。
そんな時は少し早起きして夜空に春の星座を眺めるのはいかがでしょう。
着実に春はそこまで、春は明け方まできています。
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