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2009年1月17日 (土)

こんな隙間にも星の光は届くから

昨日少しへこたれることがありました。
駅のホームで電車を待っている時に、油断すると涙がでそうになり・・・

隣のホームでこちらを向いて立っている人から顔を見られるのが嫌で反対側を向きました。

起伏のある立地。ホームの柵の向こう側は少し下に細い道路があり、向かい側には飲食店の看板が並んだビルが。柵のそばまで行って見上げると、ホームの屋根と向かい側のビルの壁の間に、わずかに空がみえました。
月でも見えないかなあと、電線が走る空を見上げたら、星がみえました。
あ!と思ってもう少し身を乗り出すと、もう一つ星が。

こんな限られた空の一部で星が見えたことがうれしくなりました。

そして、以前住んでいた場所を思い出しました

私が以前住んでいた場所は、都会にありがちなのですが、南側に大きなマンションが建ってしまってベランダからみえる空は、大きな空のごく一部。細長い帯のようになってしまったのでした。

それでも、月や星がその空に現れることがありました。
クイズ番組などで、有名な人物を顔写真の一部分だけで当てるというものがありますよね。右目、鼻、口元などパーツが次々オープンになって、人物名を当てるというような。
そんなかんじで、空全体がみえず、星の並びもみえず、一つ二つ、瞬く星。何座の何という星か判別しきれないまま。それでも、星が見えることに感動していました。

宇宙の広さからみたら、ビルの谷間なんて、とんでもなく狭いわずかな隙間。
でも、こんな隙間から星が見えるということは、こんな隙間でも<星の光が差し込む>ということ。
<星と私が光で一直線で結ばれている>ということ。

そして、私から星が見えるということは、<星から私が見えるということ>。もし、その星に宇宙人がいて、とんでもなく性能のいい天体望遠鏡で地球を覗いていたら、私が見えるということなんですよね。
銀河系の太陽系の第三惑星の地球の片隅の日本の都会のビルのごくごくごく狭い隙間のベランダから身を乗り出して見上げている顔が。

頭の中でSF映画のCGみたいに、宇宙の彼方から地球の日本の東京のビルの片隅の私までぐわーっとズームアップする画像を想像してわくわくしたのでした。

都会じゃなくて夜空が真っ暗な田舎で、見晴らしのいいところで満天の星を楽しむことが<星日和=星を満喫できる絶好の日>の王道だけど、

都会の小さな空に一つだけ星を発見する、それも間違いなく、星日和。
星の光がこんなところにいても届けられると、星の存在を満喫できるから。
と、昨日、ホームの柵に手を置いて空を見上げながら改めて感じたのでした。

昨夜見た二つの星。方角もわからないし、目印となるオリオン座もないので、判断は難しいけれど、星の明るさからシリウスとプロキオンかなあと推測。シリウス(推測)は、ビルのネオンに負けない煌々とした輝きを放っていました。

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コメント

見上げる人の顔も瞳もきっと、明るく澄んで輝いていたことでしょう。

日常の雑事に濁ってゆきがちな心、疲れて俯きがちな視線を、清々しく励ましていただきました。
ありがとうございます。

COMOさん、はじめまして。
たずねてくださってありがとうございます。

そうですね。つい疲れてしまうとしまうとうつむいてしまいますよね。
どんな時も顔をあげるといいことあるのかもしれませんね。
「ほら、顔をあげてみて。私たちがみてるから」
そんな風に星が励ましてくれる気がします。

その星に宇宙人がいて、とんでもなく
性能のいい天体望遠鏡で地球を覗いていたら、
私が見えるということなんですよね。

ここに↑笑ってしまいました。^^

以前TVで放送されたのですが、
大家族の石田家で、お父さんとお母さんが
倦怠期のため、長男夫婦がハワイ旅行を
プレゼントしたそうです。 オアフ島では
また冷戦状態。 でもマウナケア山頂&
星空ツアーで、満天の星空を仰いだ途端、
仲直り♪

星の力は、偉大ですね☆

追記:じゃがりこ、美味しかったです♪
甥っ子、次の日またリクエストしてくれました。

おんぽたんぽさん。
宇宙人からドアップで私の顔まで、をご想像いただけましたか(^。^)

冷戦常態の夫婦が満天の星空を仰いで仲直りだなんて、本当に星の力は偉大ですね!

じゃがりこ、甥っ子さんもよろこんでくれてうれしいです。

はじめまして。遼と申します。ずっと読ませていただいておりました。
星・宇宙が大好きです。
私は比較的田舎の、星を見るにはいい条件の場所に住んでいるのですが、冬は天気が悪い日が続きやすく、なかなか星を見ることが出来ないことが多いです。でも、雲の切れ間から星が見えた時の嬉しさといったら。建物の間から見える星もいいですよね。
満天の星空でなくても、星空と、宇宙と繋がっていることを実感できるのは、とても励みになります。

遼さん。はじめまして。今まで「今日も星日和」を読んでくださっていたのですね。ありがとうございます。うれしいです。
空は暗く星の見えやすいところに暮らしていらっしゃても、確かに冬の天候のために星がみえづらいということ、ありますよね。
だからこそ、雲間に星が見えた時のうれしさを遼さんが書いていらっしゃって、想像してみました。

雲間にやっと見える星、ビルの谷間に見える星、ありがたさ、うれしさ、ひとしおですよね。
特に、雲間にみえる星は、目の錯覚でぐんぐん星が動いてみえたり、の面白さもあることでしょう。

遼さんのブログ「見知らぬ世界に想いを馳せ」を拝見させていただきました。
準星空案内人の資格をお持ちなのですね。そして、フィンランドやピアノ音楽に関する記事。
私はロシアやカレリアに血が騒いでしかたありません。そして一番好きな作曲家はラフマニノフ。

フィンランドや星空のこと、ドビュッシーのことを書いていらして、いろんなことがシンクロするようなうれしさを感じました。

明日以降さらにブログをじっくりと拝見させていただきます。

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emi (秋田恵美)

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。
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