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2009年10月25日 (日)

11月に新宿のプラネタリウムでイベントをおこないます

shine告 知shine

Tuva_hoshi 11月に新宿のプラネタリウムでイベントをおこないます。

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11月29日(日)レガス新宿 プラネタリウム 星空コンサート

「シベリア遊牧民の唄、人と人をつなぐ音」
出演 等々力政彦(トゥバ音楽家) 
ササマユウコ(ピアノ・進行)

シベリアのテント式住居のようなプラネタリウムのドームで歌を聴きながら、
みんなで一夜を明かしたような気分を味わってみませんか?


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レガスのプラネタリウムスタッフの方による星座解説&等々力さん、ササマさんの演奏による星空コンサート。
フーメイ、口琴、イギルなど、めずらしい豊かなトゥバ音楽を、星空の下でお楽しみください。


ササマユウコさん はピアニスト、作曲家。自身作曲によるソロピアノアルバムの他さまざまなアーティストとのアルバムをリリースされています。
昨年このレガスのプラネタリウムでの「星のいのち 星のゆりかご」でご一緒させていただいた素敵な音楽家。


等々力政彦(とどりきまさひこ)さん はトゥバ民族音楽演奏家。
等々力さん、ササマさんのお二人はインディアンフルートの真砂秀朗さんを加えた3人でCD『生きものの音』プロジェクトで共演されていらっしゃいます。
フーメイとは喉唄のこと。ホーミーとして日本では知られていますがトゥバではフーメイと呼ばれているそうです。

私は監修と言うと言葉が大げさになりますが、構成のアドバイザー、MCなどで加わらせていただきます。

トゥバの音楽の中には日本的な郷愁を感じさせるものも。日本の童謡との共演や幾度もシベリアを訪ねている等々力さんのシベリアのお話もおおくりする1時間のプログラムです。
初冬のひととき。シベリアの冬に思いを馳せながら、ウグ(トゥバでの移動式住居)の中でみんなで団欒、夜明かしをしているようなひとときをお楽しみくださいますように。

【詳細】
日時:2009
年11月29日(日)14:00~15:00(13:30開場)※3歳以上入場可
場所:新宿コズミックセンター8階プラネタリウム
    (東京メトロ副都心線西早稲田駅3番出口徒歩5分)

定員:140名(先着順) 
入場料:大人(高校生以上)800円 子供(中学生以下3歳以上)400円

主催:新宿区生涯学習財団(レガス新宿)
新宿区大久保3-1-2
03-3232-5121

http://www.regasu-shinjuku.or.jp/

江戸時代へタイムスリップの医療ドラマ「仁」にはまっています

日曜劇場「仁」にはまっています。録画されたものを3回ぐらい見直してしまうくらい。最初駅のホームで宣伝のポスターをみたとき、失礼ながら、こけると思ってました。医者が江戸にいく、ありえない発想。無謀。乗り気なく第一話を家事をしながら見ていたらはまりました。

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2009年10月22日 (木)

『ハナミズキ』の歌詞をきっかけの出会い

インターネットでは顔がお互いわからなくても「言葉」「思い」を通じて出会える、つながれるということを感じた出来事があります。
それは今年の私の誕生日にQtaroさんとおっしゃる方がこのブログ「今日も星日和」にコメントを書き込んでくださったこと。以来、度々メールのやりとりをさせていただいているQtaroさんのご了承を得て、今日は書かせていただきます。

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2009年10月12日 (月)

恋は孤悲---電車内の広告から

Manyosyukoi 万葉集には
「恋」という言葉に、
「古非」や「古比」に交じって
「孤悲」とあてた歌もある。
なるほど、
いつの世もひとり悲しむものである。


目に留まった方も多いと思いますが、先日、電車の中で見た読売新聞の車内広告です。
「恋は孤悲か~」とすご~く納得。

実際にその歌を知りたくなりました。
<調べ物魂>を駆り立てられ、図書館に突進。以下、私が自分自身でみつけた成果を発表します。

まず、この車内広告の元は、2008年5月24日の読売新聞朝刊の編集手帳です。(朝日新聞の天声人語みたいなものですね)。
万葉集について書かれたコラムの最後が車内広告の上記の文章でしめくくられているのです。

万葉集の全集を一ページ一ページ追い、恋を孤悲と記した歌を29首みつけました。
長歌もありますが、57577形式の歌のみを以下ご紹介します。


67 旅尓之而 物戀之[   ]鳴毛 不所聞有世者 孤悲而死万思
旅にして物戀(ものこほ)しきに鶴(たづ)が聲(ね)も聞えざりせば戀ひて死なまし
(大意)旅にいて物恋しいのに、鶴の声さえも聞えなかったら、淋しさに耐えずにこがれ死ぬことであろう。


102 玉葛 花耳開而 不成有者 誰戀尓有目 吾孤悲念乎
玉葛(たまかづら)花のみ咲きて成らざるは誰(た)が恋(ひ)にあらめ吾(あ)は恋ひ思(も)ふを

(大意)玉葛のように花だけ咲いて実の生らない(誠実の無い)のはどなたの恋でしょう。私はお慕いしていますのに。

325 明日香河 川余藤不去 立霧乃 念應過 孤悲尓不有國
明日香河(あすかがは)川淀(よど)さらず立つ霧の思(おも)ひ過ぐべき恋にあらなくに
(大意)明日香河の川淀ごとに立っている霧のやがて消え去るように、心から消え去って行くような淡い思慕の情ではないのです。


560 孤悲死牟 時者何為牟 生日之 為社妹乎 欲見為礼
恋ひ死なむ時は何せむ生(い)ける日のためこそ妹を見まく欲(ほ)りすれ
(大意)恋こがれて死ぬような時になってからでは、逢ったとて何の役に立とう。生きている日のためにこそ妹と逢いたいと思うのに。


1778 從明日者 吾波孤悲牟奈 名欲山 石踏平之 君我越去者
明日よりはわれは戀ひむな名欲(なほり)山石(いは)踏(ふ)み平(なら)し君が越え去(い)なば
(大意)明日からは私は恋しく思うことでしょう。名欲山を岩を踏みならして越えて行っておしまいになったら。


1921 不明  公乎相見而 菅根乃 長春日乎 孤悲渡鴨
おぼぼしく君を相見て菅(すが)の根の長き春日(はるひ)を戀ひ渡るかも
(大意)はっきりとあなたにお逢いできなくて、この長い春の一日を恋いつづけています。


3505 宇知比佐都 美夜能瀬河泊能 可保婆奈能 孤悲天香眠良武 伎曽母許余比毛
うち日さつ宮の瀬川の貌花(かほばな)の戀ひてか寝(ぬ)らむ昨夜(きそ)も今夜(こよひ)も
(大意)夜は花を閉じて寝る、宮の瀬川のほとりのヒルガオの花のように、夜になるとあなたは恋にしおれて寝ていることであろうか。昨夜も今夜も。


3608 安麻射可流 比奈乃奈我道乎 孤悲久礼婆 安可思能門欲里 伊敝乃安多里見由
天離(あまざか)る鄙(ひな)の長道(ながぢ)を戀ひ来(く)れば明石(あかし)の門(と)より家のあたり見ゆ
(大意)遠い田舎の長い道中を、故郷恋しくやって来ると、明石海峡から、なつかしい家のあたりが見えて来た。


3652 之賀能安麻能 一日毛於知受 也久之保能 可良伎孤悲乎母 安礼波須流香母
志賀(しか)の海人(あま)の一日もおちず焼く塩の辛(から)き恋をも吾(あれ)はするかも
(大意)志賀の海人が一日も欠かさず焼く塩のように辛い、つらい恋を私はすることだ。


3690 与能奈可波 都祢可久能未等 和可礼奴流 君尓也毛登奈 安我孤悲由加牟
世の中は常かくのみと別れぬる君にやもとな吾(あ)が恋ひ行かむ
(大意)世の中というものは、いつもこうしたものなのだと、別れて行ってしまった君を、私は、ただもうわけもなく恋しがって行くことであろう。


3891 荒津乃海 之保悲思保美知 時波安礼登 伊頭礼乃時加 吾孤悲射良牟
荒津(あらつ)の 海潮干(しほひ) 潮満(み)ち 時はあれど いづれの時かわが恋ひざらむ
(大意)荒津の海は潮の満ち干に定まったときがあるけれども、どんな時も私があなたを恋しく思わない時はない。(いつも恋しい。)


3929 多妣尓伊仁思 吉美志毛都藝氏 伊米尓美由 安我加多孤悲乃 思氣家礼婆可聞
旅に去(い)にし君しも継ぎて夢(いめ)に見ゆ吾(あ)が片恋の繁ければかも
(大意)旅に行ってしまったあなたが、毎晩夢に見えます。私ひとりの思いが、しきりに繰返されるからでしょうか。


3931 吉美尓餘里 吾名波須泥尓 多都多山 絶多流孤悲乃 之氣吉許呂可母
君によりわが名はすでに立田山絶えたる恋のしげき頃かも
(大意)あなたゆえに、私の評判はすでに立ってしまいましたのに、おいでが絶えて恋の苦しみを繰返すこの頃です。


3935 許母利奴能 之多由孤悲安麻里 志良奈美能 伊知之路久伊泥奴 比登乃師流倍久
隠沼(こもりぬ)の下ゆ恋ひあまり白波のいちしろく出でぬ人の知るべく
(大意)心の内から恋しさがあふれて、白波の波頭のはっきり見えるように、はっきり様子に表れてしまった。人が知りそうなほどに。


3936 久佐麻久良 多妣尓之婆々々 可久能未也 伎美乎夜利都追 安我孤悲乎良牟
草枕旅にしばしばかくのみや君を遣(や)りつつ吾(あ)が恋ひをらむ
(大意)こうしばしば、わが君を旅に行かせて、私は一人で恋しく思っているのでしょうか。


3977 安之可伎能 保加尓母伎美我 余里多々志 孤悲家礼許曽婆 伊米尓見要家礼
葦垣(あしかき)の外(ほか)にも君が寄(よ)り立たし恋ひけれこそば夢(いめ)に見えけれ
(大意)葦の垣根の外にあなたが寄り立って、私を恋い慕われたからこそ、あなたは私の夢に現れたのでした。


3980 奴婆多麻乃 伊米尓波母等奈 安比見礼騰 多太尓安良祢婆 孤悲夜麻受家里
ぬばたまの夢(いめ)にはもとな相見れど直(ただ)にあらねば恋ひ止(や)まずけり
(大意)
夜の夢にはむやみに妻を見るけれども、直接逢う折がないので恋しさはやむ時がありません。

3987 
多麻久之氣 敷多我美也麻尓 鳴鳥能 許恵乃孤悲思吉 登岐波伎尓家里
玉匣(たまくしげ) 二上山(ふたがみやま)に鳴く鳥の声の恋しき時は来にけり
(大意)二上山に鳴く鳥の声の恋しい季節が来たなあ。


3995 多麻保許乃 美知尓伊泥多知 和可礼奈婆 見奴日佐麻祢美 孤悲思家武可母  (一云 不見日久弥 戀之家牟加母)
玉桙(たまほこ)のの道に出で立ち別れなば見ぬ日さまねみ恋(こひ)しけむかも  (一に云はく、 見ぬ日久しみ恋しけむかも)
(大意)道に出で立ち互に分かれたら、逢うことのできない日が重なって、恋しいことであろう。一にいわく、逢うことのできない日が久しくて恋しいことであろう。


4015 情尓波 由流布許等奈久 須加能夜麻 須加奈久能未也 孤悲和多利奈牟
情(こころ)にはゆるふことなく須加(すか)の山すかなくのみや恋ひ渡りなむ
(大意)心には思いゆるむことなく、須加の山の名のように、すかなく、面白からず思いつつ、鷹を恋いつづけることであろうか。


4019 安麻射可流 比奈等毛之流久 許己太久母 之氣伎孤悲可毛 奈具流日毛奈久
天離(あまざか)る鄙(ひな)とも著(しる)くここだくも繁き恋かも和(な)ぐる日も無く
(大意)遠い田舎にいるとはっきりと分かるように、こんなにもひどく妻が恋しいことだ。その気持の静まる日もなく。


4033 奈美多底波 奈呉能宇良未尓 余流可比乃 末奈伎孤悲尓曽 等之波倍尓家流
波立てば奈呉の浦廻(うらみ)に寄る貝の間無(まな)き恋にぞ年は経にける
(大意)波が立つと奈呉の浦廻に寄ってくる貝のように、間断もなく、あなたを恋しく思ううちに幾年も経ってしまいました。


4083 
都祢乃孤悲 伊麻太夜麻奴尓 美夜古欲里 宇麻尓古非許婆 尓奈比安倍牟可母
常の恋いまだ止(や)まぬに都より馬に恋ひ来(こ)ば荷(にな)ひ堪(あ)へむかも
(大意)いつもの恋しさがまだ消えないのに、この上、都から馬に載せて恋を送って来たらば、背負いきれるでしょうか。


3891の歌の注釈には「恋」を「孤悲」と書くのは、中国の字音によるが、同時に「孤悲」という文字によって、その意味も兼ねて表現している と書かれています。

恋を孤独に悲しむと表現したり、塩のように辛い恋とせつなさを表したり。
人の心は普遍的。1000年も1500年経ってもかわらない。
西暦2900年になっても人がこの世に居る限り、万葉集を開いて「私と同じ気持ちだ」って時空を越えた共感が生まれるのでしょう。

※引用はすべて日本古典文学大系(岩波書店)の万葉集からです。
表記もこの本にならいましたが、一部当用漢字に私が直しています。書き下し文の「戀」を「恋」にするなど。
また、ルビもこのブログでは表記しづらいため()で記しました。
ご紹介するのにあたり、十分チェックしているつもりですが、みつけそこなっている歌、誤字脱字あるかもしれません。どうぞご自身で本をご覧くださいませ。

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emi (秋田恵美)

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。
    コンタクト: メールアドレスはhoshibiyorihappy*yahoo.co.jp このyahooの前の*を@に変えてご連絡下さいませ
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