宇宙へ飛び立つ黒猫ちゃん
2009年12月21日、野口聡一さんら3人の宇宙飛行士を乗せたソユーズTMA-17宇宙船(21S)が打上げられ、
現在野口さんはISS長期滞在中。
私は、この打上げの様子をテレビで見ることができませんでした。
今日やっと、JAXAのサイトでビデオ視聴しました。
トップページ(ttp://iss.jaxa.jp/)
→右上の「サイトマップ」
→国際宇宙ステーション-JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在
→左サイドの「野口宇宙飛行士」
→「ビデオライブラリ」
→画面を下へ辿って「ソユーズ宇宙船(21S)打上げ」をクリック。
1時間15分13秒もある映像です。
この映像で私が一番気に入ったのは船内に吊るされている黒猫のぬいぐるみ。
無重力になった時に、ふわっと遊泳する様子がとてもよくて。
発射の瞬間より、「やった~」と興奮しました。
地球にいる私たちに無重力の瞬間を身体を張って伝える猫ちゃんがかわいいし、
ハイテク最先端の空間にぬいぐるみっていうミスマッチさにしびれます。
46:02
3人の真ん中の宇宙飛行士(この画面では右側、コトフでしょう)が
ぬいぐるみをカメラの方に向けています。
黒い中に白い○があるところが猫の顔。
46:06 英語でblack catという言葉が聴き取れます。
46:30
船内を撮るアングルが変わります。
黒猫(中央やや右)は後ろ姿に。奥には野口さんが。
52:00
打上げ。
その後、黒猫はメトロノームのように
静かにぷらんぷらん揺れます。
1:00:49
画面がややモノクロに。
わかりづらいですが、黒猫は中央手前。
こちらに白い顔をみせてぶらさがってます。
1:00:52
シュッと猫は上に吹っ飛んで画面から消えます。
1:00:55
画面の上に消えた猫が戻ってきます。
2つの足が画面の右上に現れてきました。
ゆら~と
身体の向きが変わる様子が
いかにも無重力遊泳。
最初の位置に戻ってきて
1:00:57
また漂って
画面の左上へと消えてゆきます。
この画面で猫の顔が大きく見えるのは
このカメラの方向に昇っているからですね。
さて、この黒猫、RIAノーボスチの12月3日の記事
ttp://www.rian.ru/science/20091203/196850922.html
で名が明かされています。
名前はДимЛер。
搭乗者のコトフ飛行士の二人のお子さん、
Дима (ディーマ)くんと Лера (レラ)ちゃんの名前から名づけられたようですね。
読み方は、ディムリエルでしょうか。
ДимЛерはすごい猫で、このソユーズが初搭乗ではないんですね。
コトフと一緒に過去に宇宙へ行ってる経験者。
今度、チェブラーシカやガチャピン(宇宙飛行士経験者。詳しくはこちらを)や
どらえもんもぶらさげて宇宙へ連れていってほしいですね。
※画像はすべてNASAの映像からです。数字は映像のタイム表示です。
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emiさん、ジャックリーヌさんの本、
読みました☆ ブログでも、emiさんの
日記で紹介されていたこと、本の感想等
アップしました。
この日記に関係のないコメントで、
ごめんなさい。
最近抱えていた疑問のヒントと
なる様なお話が、「みどりのゆび」に
書かれていました。
とても素敵な本の紹介、ホントウに
ありがとうございました♪
投稿: おんぽたんぽ | 2010年1月20日 (水) 19:35
おんぽたんぽさん、こんばんは。
ブログ拝見しました。
今日も星日和のご紹介もありがとうございます。
私は「みどりのゆび」は購入して、それぞれのページの絵を楽しみながら、まだお話はじっくり読んでいないのです。
おんぽたんぽさんがお読みになった感想をうかがって、私にもタイムリーなメッセージが書かれているような気がしました。
近々本腰いれて読んでみたいと思いました。
NHKの番組で取り上げられた犯罪学者の方についておんぽたんぽさんが書かれたことも興味深いです。
投稿: emi | 2010年1月20日 (水) 23:00