頭の中に新規フォルダができました
ブッテーロ、リスシオ、ミネルバボックス、しぼ、コパ、サドル、ブライドル、経年変化、ディアマント。
何関係の言葉だと思いますか?
年末、突如、私の頭の中に新規フォルダができ、そこに次々と入りこんだ言葉です。
答えは「革関係」;。
発端は、エルメスのボックスカーフでした。つやっつや、つるっつるの革で大好きなんです。
傷つきやすいのだけど指の腹に吸い付くようななめらかさがたまりません。
赤いボックスカーフだとまるでよく磨いたリンゴのよう。
でも、とにかく、お高い!! 革小物であったとしても。
「エルメスのボックスカーフのような革を使った他の会社はないかしら」が発端となり、
ネットサーフィンしているうちに上にあげたような単語が怒涛のように私の目と脳に飛び込んできて。。。
頭の中に「革」というフォルダが新規作成されたのでした!
一度夢中になると、とことんはまります。
お正月は百貨店他に革小物詣でにいきました。
ネットで閲覧したいろんな個人工房のサイトの中で特に気になったのがNさんとTさんなのですが、
このお二人にもお会いして作品も見せていただきました。
NさんとTさんの作品。美しかったです~。
私は革のへりの処理は縫い返してあるものよりも、
断面(コパ)がコーティングされているような処理が大好きです。
そのコパに指をすーと滑らせて、滑らかさが指の腹に伝わる時「テヘ~」となります。
NさんもTさんの革作品ももちろんこの方法でした。
革小物って民芸的からフォーマルまでいろんなテイストを表現できるのが面白いと思うのですが、
お二人は、その中間。シンプル(もちろんオーダーでデコデコできるでしょうけれど)でいて格があります。
ファッションでたとえるなら、なんのへんてつもない白いYシャツなんだけど仕立てと
素材がすごくいい、というお洒落に通じる「粋」を感じました。
一番惹かれている革はブッテーロとリスシオ。タンニンなめしの革です(エルメスのボックスカーフはクロムなめし)。
時とともに革の味わいが深まってゆくのがタンニンなめしのよさのようですね。
ほしいのは紺色のアイテムです。
最初はリスシオのオルテンシアにそそられました。
鮮やかな青がどんどん深まっていきそうと思ったのですが経年変化がかなり早そうなので、
ブッテーロの方がいいかな、なんて今は思っています。
ブッテーロの紺色は経年変化を確かめていないのですが、
艶やかなのにマットでもあるような質感と光沢と発色が素敵です。
リスシオは赤が時とともにレンガ色っぽく深まってとても綺麗そう。
オリーブ色、こげ茶(タバコ)、茶色っぽくみえる紫色プラムにも惹かれています。
バイオリン、チェロなどの弦楽器の艶のような茶系の革にも憧れます。
個人工房のサイトを拝見すると、オーダー作品がいっぱい紹介されていて参考になります。
革の組み合わせ、糸の色などなど。どうしてこんな素敵な配色を思いつくんだろう!って感動します。
オーダーは、工房によっても、アイテムによっても違いますが、
7ヶ月待ちというのも珍しくはないようですね。
それでも自分だけのデザイン、自分のために作ってもらって、刻印も入れてもらった・・・
そんな「世界に一品」の革小物を毎日満喫されている方々が世の中にたくさんいらっしゃることがわかりました。
これこそ真の贅沢。
私もイメージを早くまとめてオーダーしたいです。
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