学校のハナミズキ
ハナミズキが2週間ぐらい前から街を彩っていますね。
開花時期が長いこともあるのでしょうけれど、
こんなにあちこちにハナミズキってあったの!
というくらいどこに出かけても
可憐な白い花とピンクの花を見ることができます。
ソメイヨシノが散るのとバトンタッチするかのように
八重桜が咲いてハナミズキも咲いて、イチョウが芽吹いて・・・。
春は毎日、植物の成長が楽しみです。
さて、身近に埼玉の大宮高校卒業生がいます。
GWのまっただなか、大高にハナミズキを見にいきました。
大宮高校は校章にハナミズキが使われているんです。
正門入ってすぐのところに説明の碑がありました。
右側の校章の下に
アメリカ花みずきの葉と実を配したものと
書かれています。
昔は女子生徒は制服の襟元にブローチをつけていたのですが、それがこのデザインでした。
身内のOGがかつてつけていた
花みずきのブローチです↓
同窓会が「山ぼうし会」という名前なのも学校のシンボルのハナミズキ=山ぼうしだからなんですね。
ハナミズキは明治末期に東京都がアメリカに桜の苗木を贈ったことの返礼として大正4年に贈られたもの。
そこから花言葉は「返礼」となっています。
大宮高校のハナミズキにもエピソードがありました。碑に書かれていることを要約すると・・・
大宮高校の前身の学校が昭和18年に新校舎を竣工した際に、
学園理事長を勤めた今井五六氏の発案でハナミズキを植えたようです。
そのハナミズキは信州松本から移植したものだそうですが、
今井氏の父親が昭和初期にアメリカのルーズベルト大統領に
桜を贈ったお返しにいただいたものという説があるそうです。
↓このハナミズキは校内に現存していました。
この後もハナミズキが何本も植えられたそうで、
校舎やテニスコートの周りetc.にハナミズキがいっぱい。
かなり大きな木です。
右手の校舎の2階と3階の窓にも
ハナミズキが映っていて存在感があります↓
ピンクと白、2本のハナミズキが並んで咲いている場所も綺麗。
卒業生たちにおともする形で部外者の私もハナミズキを見にいったわけですが、
部活帰りの在学生が「こんにちは」と快活な挨拶をしてくれたのが嬉しかったです。
ハナミズキというと一青窈の名曲で脚光を浴びた感がありますが、
学校の花、市の花、区の花などで親しんできた方も多いことでしょう。
私も身近の「ハナミズキ好き」の影響で大好きな花です。
ブログ内のハナミズキの記事は
2006年9月11日、2008年6月10日、2009年10月22日にもあります。
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