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2010年6月28日 (月)

はやぶさがアボリジニの聖地に遺したカプセルは未来を拓く種子

少し前のことになりますが、はやぶさの帰還に心踊りました。
小惑星イトカワの探査ミッションを受けて宇宙へ飛び立って7年。
地球に帰還する時、大気圏に突入して燃え尽きる様子(スーと光の線が空を走りその先に光の球がある)は
まるで火の鳥が身を焦がすようで、
「献身」という言葉がうかびました。
鳥が燃えつきてもその中から新しい若鳥が現れ、
未来へつなぐというというのは手塚治虫の『火の鳥』そのもの。

燃え尽きる前、はやぶさが地球を撮った最後の1枚を見ました。
→毎日新聞2010年6月19日の記事より。
(ttp://mainichi.jp/select/science/news/20100620k0000m040020000c.html?inb=yt)


アラビア半島やカスピ海が写っているのですね。
これがはやぶさが最後の見た地球の姿なんだと」思うと、ちょっとせつなくなりますね。

宇宙から「はやぶさ」という鳥が地球を目指してまっしぐら。
(カプセルが)堕ちたのがオーストラリアのアボリジニの聖地というのはまるで神話かSFファンタジーのよう。

小惑星イトカワで採取したものが入っていることが期待されていたカプセル。
1ミリ以上の砂はなかったと判明しましたが、微量のガス成分が検出されたわけですが、
イトカワから持ち帰ったものか、帰還時等のものなのか確認中ということで楽しみ。

カプセルから微量のガスというところは『浦島太郎』の玉手箱のようでもありますね。

アボリジニの神話に、宇宙から鳥が飛来して~みたいなものがないかしらと、何冊か読んでみました。
どんぴしゃりのものはみつけられなかったのですが星や宇宙に関する記述を抜粋or要約していくつかご紹介すると・・・

・ミルンガヤ(天の河)は死者の魂が帰るべきところのひとつ。
(『アボリジニ美術』ハワード・モーフィ著 p214)
・明けの明星は昼間は網み袋の中に入れられ、夜ごとその袋から出される。
星は1本の糸でつながれており、空に放たれてもけっして逃げることはない。
(『アボリジニ美術』p227~229)
・「先祖霊」は、夜空の特定の位置に輝く星座へ赴く。
星の煌めく夜空一面には、見ればすぐそれと分かる星座だけでなく、
不可知のエネルギーが織り成す特殊なパターンも存在している。(略)
天界のエネルギーは、身体に描かれた氏族デザインと共鳴し、
霊が天国へと旅立つさいの導き手となる。
(『アボリジニの世界』ロバート・ローラー著p462)
・アボリジニの宗教では、鳥は死者のエネルギーを吸収し、
それをはるか彼方まで送り届ける。
・プレアデス星団は「メイヤーメーイ」という七人の姉妹
(『アボリジニー神話』K・ラングロー・パーカー著p155)
・オリオン座の三ツ星は「ベライ・ベライ(若者たち)」。
メイヤーメーイが地上から永遠に去って空に昇ってしまったことを嘆き、
やつれて死んでしまったベライ・ベライたちが空に召し上げられた
(『アボリジニー神話』p175)・マゼラン星雲はワシタカのマリアン(『アボリジニー神話』p291)
・南十字星は精霊の木(『アボリジニー神話』p291)


~~~~~~~
アボリジニに関する本を読むと必ず出てくるキーワードが「夢見(ドリーミング)」ですが、
ドリーミングと同じように重要な言葉・概念が
「グルワリ」のようです。

グルワリとは
大地が宿している「種子の力」を意味する言葉。
植物の中に種子が内在するように、大地、山並み、岩、河床、池といった地形には宿された振動があって、
その地形を生み出した出来事がこだましている、と考えていたようです。
(『アボリジニの世界』p17より要約)

別のページでは「グルワリ」とは、
想像力溢れた先祖が、大地や森羅万象の内に埋め込んだ、
肉眼では見えない種子や生命を生み出すエネルギーなのだ。(p62)
とも書かれています。

私たち が言うところの「気」や「オーラ」みたいなものをアボリジニの人たちはもっと強く体感してきたのかなと思いました。
現地ではやぶさはどんな風に受け止められたのでしょうか。
カプセルはいわば「種子」。
小惑星イトカワの物質がたとえ入っていなかったとしても宇宙へ行って探査して戻ってきたということは、
エポックメーキング。アボリジニ神話の聖地に堕ちたこのカプセルはいろんな発展の花を咲かせる「種子」といえるのでしょう。

さて「はやぶさ」といえば、小惑星イトカワ。
そして小惑星イトカワといったら
「らっこ」です。
なぜ、らっこ?とい思われる方は、どうぞ、このブログの2007年7月22日の記事をご覧ください。

宇宙では、愛らしいラッコがぷかぷか遊泳しているんですよ~。

2010年6月13日 (日)

銀杏の芽生え

私の住む街では最近、朝、ホーホケキョが鳴いています。
この時期に。今朝も8時前後に美声を披露してくれました。

先週、とある銀杏並木の名所に行ったのですが、驚きました。
並木の脇にある植え込みのところに、にょきにょきと明るい緑色の植物たちが。
みると、銀杏でした。

秋になると多くの方々が銀杏拾いにくる場所なのですが、
拾われそこなったものから芽生えたのでしょうか。
誰かがわざわざ土に埋めるとかしなくても、
春に勝手に芽生えてすくすく育つほど銀杏って発芽率いいのでしょうか。
Ichohatsuga1_2
大きなイチョウ(右)の左側に点在する
明るい黄緑色がイチョウの芽たちです。↑

以前、屋久島に行った時のことを思い出しました。
踏み分けて入った森で、年季の入った太い屋久杉にも感動しましたが、
それ以上に心動かされてたのはその大木、老木の根元近くに、
5センチ、10センチほどの背の高さの若い屋久杉があったことだったのです。

この芽が隣の大木になるにはどれだけの月日が必要なことだろうと
はるか未来(私はもういない)に思いを馳せ、
古い世代が何かあってもそれを受け継ぐ新しい世代が産声を上げているこの森をたのもしく思ったのでした。

明るい黄緑がすべてイチョウ。
Ichohatsuga2jpg_2
まるでたんぽぽのように無造作にあっちこっちニョキニョキ。
全部育ってしまったら(ということはないのでしょうが)、
5センチぐらいの太さの幹になった段階でギュウギュウですよね。

Ichoagain_2
そのうち、
管理の方に間引かれてしまうのでしょうか・・・・

さて、この写真。植え込みに入れないので
これ以上アップで見ていただくのがむずかしいです。
そこで、別のエリアのミニイチョウを。

銀杏並木に面したマンションの植え込みでみつけました。
Ichohatsuga3

植え込みの石組の囲いと歩道のアスファルトとの間に若干隙間が。
そのわずかな土の部分に植物が生えていたのです。
まるでど根性タンポポのように。
すくっと芽生えた葉は、切れ込みとフォルムがどうみてもイチョウ。
こんなに小さくてもイチョウの形をしているのがかわいいですね。

今は気づかれていないのかもしれませんが、きっとそのうち引っこ抜かれてしまうのでしょうね。
ここで育ってしまったら、植え込みの囲いが崩されてしまいますものね。

2010年6月10日 (木)

大住良之---サッカーを通して普遍的な大切なものに触れる

いよいよワールドカップ開幕ですね。
私は熱烈なサッカーファンというわけではないのですが、
サッカージャーナリトの大住良之さんの文章が好きです。
引越しなどを機に購読をやめてしまったのですが、
ずっと愛読していた新聞の一つが東京新聞でした。

東京新聞に3つの目当てがありました。
その一つが水曜日夕刊の大住さんのコラム「サッカーの話をしよう」(現在も連載中)だったのです。
書かれているのはタイトルどおりもちろんサッカーのこと。
試合の論評や、選手にまつわる記事をメインとしながら、
その目線は、サポーター、試合を追うカメラマン、田舎でサッカーを楽しむ少年にまでおよびます。
大住さんが「サッカー」を愛し、「サッカーを愛する人」を愛していることが伝わってくるコラム。
特に心を打たれたものを切り抜いて保管していますが、このクラップ帳は私の宝物の一つです。

連載『サッカーの話をしよう』の1996年~2001年までのコラムは、
『サッカーの話をしよう』というタイトルで6巻出版されています。

けれど絶版。
すばらしいコラムなのにもったいないです。
ご興味があり、この単行本もしくは東京新聞のバックナンバーを所蔵する大きな図書館に行かれる機会がある方は、
ぜひご覧いただけたらと思い、
おすすめのコラムを引用(青字部分)を交えてご紹介させていただきます。

※日付は新聞掲載日。丸数字は便宜上私がつけました。

報道の渦に埋もれた優れた写真にも光を  
1997年9月29日。
1970年ワールドカップのメキシコ大会でペレ(ブラジル)とボビー・ムーア(イングランド)が
試合後にユニフォームを交換しようと歩みより、笑顔を交わす写真を紹介し、大住さんはこう語ります。

勝負は争っていても、選手同士は結局のところ一緒にサッカーで「遊んで」いる。
だれもが忘れがちだが、レフェリーたちもその役割を通じてサッカーを楽しんでいる。
観客もサポーターも、みんなサッカーを楽しむ仲間なのだ。

そんなメッセージを伝わる写真を撮ることが
得点シーンを撮ることと同じように大切だと語っています。

真実の瞬間逃さぬ伝説のカメラマン  
1998年5月11日
1978年のワールドカップアルゼンチン大会での体験が書かれています。
カメラマンへのビブス(ゴール裏への入場許可を示す)の割り当てが厳しかった中で、
決勝戦の報道陣の控え室で大住さんは、ビブスを着て、報道機材とはいえないような小さなカメラを首から提げた老人をみかけます。
コネでビブスを手に入れた引退カメラマンだろうと怒りを覚えたそうです。
けれど、後にこの老カメラマンが撮った写真を見ることとなります。
その写真というのは「魂の抱擁」というタイトルで大会の最優秀写真賞を受賞した1枚。
地元アルゼンチンの初優勝が決まった瞬間を撮影したもの。
ゴール前で抱き合う二人の選手のそばに走り寄る一人のファン。

だがよく見ると、彼には両腕がなく、セーターの袖の部分がだらりと垂れ下がっている。
彼は選手たちに抱きつくことはできない。
しかし気持ちの中では、しっかりと抱きしめていたに違いない。

大住さんはこのアルゼンチン人の名カメラマン、ドン・リカルド・アルフィエリを、
コネでビブスを手に入れたカメラマンと思ったことを恥じます。

私は物事の表面しか見ない自分を恥じた。
小さなカメラ一台でも、天才は「真実の瞬間」を切り取り、
多くの人に感動を与えることができるのだ。


コラムとともに掲載されている「魂の抱擁」。すごくいい写真です。

フェアプレーへの信念  
1999年2月17日
イングランドFAカップ、アーセナル対シェフィールド・ユナイテッド戦(1999年2月)でのこと。
試合中、負傷者の手当てのためにボールを外に出す。
そしてスローインで相手にボールを返す行為。
ルールではなく善意でおこなわれきたこの慣習を把握していなかった選手が、
スローインのボールを奪って得点に結びつけてしまったことが書かれています。
決勝点になってしまったこの行為に負けたチームが怒ったのは当然のこと、
勝ったチームのベンゲル監督も試合終了後
「あの2点目はスポーツ的な観点で正しいものではなかった」
と再試合を申し出たのだとか。
プロにとって、勝利は何よりも優先させなければならないものだ。
しかしひとりのスポーツマンとして、ベンゲル監督はこのゴールで勝利を得ることを望まなかった。
そして自らの信条に従って試合を「振り出し」に戻す勇気が、彼にはあった。

とベンゲル監督のフェアプレーへの行動を讃えています。

対戦国の国歌に敬意を   
1999年6月9日。
国際試合の試合前におこなわれる両国の国歌斉唱・吹奏について書かれています。
相手の国歌が流れている時に動いている人が多いのが残念であること、
けれども、日韓ワールドカップの予選---なんとしてでも勝ちたい韓国戦、イラン戦の時であっても

日本のファンは韓国やイランの国家に敬意を表し、拍手を惜しまなかった
と観客の様子が述べられています。

自分たちが非常に大事にしているもの、人によっては神聖とさえ思っているものを、
他人が軽視し、無視するような態度をとったら、どんな気持ちがするだろうか。
逆に、しっかりと敬意を表してくれたら、どれほど気持ちのいいものか。

と、他の国の国歌に礼儀正しい態度で臨もうと呼びかけています。

「景観」となったゴー  
1999年8月11日
コラムとともに掲載されている写真が印象的。
それは、世界各地のサッカーのゴールポストの写真集「ポスト」
(イギリス・ペンギンブックス)からの1枚。
ボツワナの乾いた大地に、2本の枝を立てそこにもう1本の枝を横に渡しただけの
素朴なゴールポストが立っている様子を写した写真です。
この写真集が取り上げているのは、公式戦がおこなわれるスタジアムのゴールではなくて、
チュニジアの砂漠、ラトビアの雪原、パラグアイの農場の片隅などなどのゴールポストなど、
大半は手作りで草サッカーのためのものだそうです。
大住さんは、

ページを追っていくと、それぞれのゴールが見事に「景観」の一部になり、
その土地に住む人々の生活ぶりをあまりに的確に表現しているのに驚く。
そして。サッカーが世界中にくまなく広がっていることが、あらためて認識させられるのだ。

と語っています。

英独軍 敵味方を越え  
2002年1月23日
第一次世界大戦のクリスマス停戦時に敵味方であった英独軍が
サッカーをおこなったことについて書かれています。
このエピソードは有名ですよね。
NHKでも数年前、アニメドラマとして放送されていました。
この時のイギリス兵の一人の証言もコラムの中で紹介されています。

「最初は、ただ見合っていた。何をしようということもなかった。
そのうちにだれかがサッカーをやろうと言い出した。
もちろん戦場にサッカーボールなんてなかった。
そのへんのぼろきれを集めて丸め、つくりあげた。
それをけり始めると、すぐさま試合になった」。

大住さんは砲弾がつくった穴だらけの戦場で兵士同士が解放感に浸ってサッカーに興じる姿を描いています。
そして、サッカーを楽しむうちに、敵である相手に対して「とてもいい連中」「紳士たち」という思いが芽生えたことも。
サッカーをやめて、また敵味方に戻った時、
サッカー仲間となった相手に銃を向けることが容易ではなかったそうです。

ヨーロッパのサッカーは、第一次世界大戦後に大きく観客数を伸ばした。
それは戦争体験より、平和の尊さ、何も心配なくサッカーを楽しめることのありがたさを
、人々が再認識した結果に違いない。

と述べています。

以上6編をご紹介しましたが、サッカーについて語られているのに、
自然に自分自身の環境にあてはめて読んでいたりします。
たとえば①。敵味方になっても俯瞰でみれば同じことを楽しむ仲間、
って私たちの日常にも置き換えられますよね。
いろんなこぜりあいがあったり、
自分にとっての悪役が人生に登場することもあるけれど、
すべてを達観したら同じ芝居に参加している仲間なのかなって思うことがあります。
④では、3つのリスペクト(自分自身、優越感を感じる相手、劣等感を感じる相手)
の大切さを感じさせられます。

スポーツマンシップ、フェアプレイ精神etc.。
大住氏がサッカーについて語ることが普遍的な大切なこと、人としてのあり方に通じる。
そこが面白いです。
一つのジャンルに突き詰めればつきつめるほど、
そのジャンルに疎い人が共鳴できなくなりそうですが、そうではないのですね。
魚屋さんがブログで魚のことだけを書いても、きわめれば、
その体験は魚の世界を知らない多くの人に通じるものがでてくるのでしょう。

私は天文の専門家ではありません。
けれど、私なりの視点でこれからも星の話を綴っていきたい、
星のことを語りながら普遍的なことにつながったらと大住さんの文章を読むたびに、「お手本」にしたいと思うのです。


さて、『サッカーの話をしよう』について整理します。
東京新聞で1993年から水曜日夕刊にて連載。現在も継続中。

1993年~1996年までのコラム→「サッカーの話をしよう」
大住良之オフィシャルアーカイブサイト
(ttp://www.soccertalk.jp/)で閲覧できます。

1996年~2001年までのコラム→
書籍『サッカーの話をしよう』全6巻(NECクリエイティブ)にまとめられています。

※時系列ではなく、テーマごとに収録。
ですので、1巻が1996年のコラム。6巻が2001年というわけではありません。
また、写真も新聞連載時とは若干違っているものも。
⑤ボツワナのゴールポストの写真はなかったように記憶しています。


2002年~2009年までのコラム→抜粋された64編が
書籍『サッカーの話をしよう ワールドカップ予選をめぐる64の話』に収録されています。



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※「サッカーの話をしよう」大住良之オフィシャルアーカイブサイトは
アーカイブ化が進行中のようですので、
以上は2010.6.10現在のデータです。

2010年6月 5日 (土)

宇宙飛行士を迎える地球のにおい

昨日2010年6月4日の朝日新聞の天声人語が、こんな文章ではじまっていました。

去年、宇宙に長期滞在した若田光一さんの帰還を、皇后さまが詠まれた歌がある。
〈夏草の茂れる星に還り来てまづその草の香を云ひし人〉。
おととい帰ってきた野口聡一さんは、土の香にも迎えられた。
「ハッチが開いた瞬間、土と草のにおいが強烈だった」。
どちらも生命の匂(にお)いである。


皇后さまの歌、素敵ですね。「夏草の茂れる星」。
この言葉をつぶやくだけで緑豊かな地球の姿がイメージできます。

49年前の1961年4月にガガーリンが宇宙へ行った時、地球を映せるテレビカメラを搭載していませんでした。
ですので私たちは彼の言葉から「宇宙から見た青い地球」を想像しました。
でも、今はありがたいことに、宇宙飛行士として宇宙に実際に行かなくても、
宇宙から見た地球を映像でみることができます。
無重力状態をはじめ、宇宙飛行士が宇宙で味わう貴重な体験の何パーセントかは、
地球上でも想像したり、疑似体験が可能です。

となると、一番、追体験できないもの、宇宙飛行士でないと体験できないものはなんでしょう。
それは、<地球のにおいを感じること>なのかも。

自分のところの匂いって中にいるとなかなか気づけないですよね。慣れてしまって。

カレーをつくった日、部屋の中がカレーくさいなんて思わないのに、
翌日に外から戻ってきて、まだにおいが残っていることに気づくことありますよね。

自分のHOME(家)のにおいに慣れてしまうように、
自分のHOME(母国)のにおいもそうなのかもしれないですね。

海外の人が日本に来た時におしょうゆの匂いを感じるという話を時々聞きますよね。

同じように考えるなら、自分のHOME(地球)のにおいも、
一度離れて外にしばらくいないと気づけないということになります。

宇宙船から戻ってきて地球のにおいを嗅いだ時ってどんなかんじなんでしょう。
<地球のにおい>といっても、
実際には着陸地点の緑や土や風のにおいが宇宙飛行士を迎えるのでしょうけれど、
きっと生き物や植物が発散するエネルギーが鼻腔を一気に刺激するのかしらなんて思います。

宇宙人が地球にきた時、きいてみたいですね。
「地球はどんなにおいがしますか」って。

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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