銀杏の芽生え
私の住む街では最近、朝、ホーホケキョが鳴いています。
この時期に。今朝も8時前後に美声を披露してくれました。
先週、とある銀杏並木の名所に行ったのですが、驚きました。
並木の脇にある植え込みのところに、にょきにょきと明るい緑色の植物たちが。
みると、銀杏でした。
秋になると多くの方々が銀杏拾いにくる場所なのですが、
拾われそこなったものから芽生えたのでしょうか。
誰かがわざわざ土に埋めるとかしなくても、
春に勝手に芽生えてすくすく育つほど銀杏って発芽率いいのでしょうか。
大きなイチョウ(右)の左側に点在する
明るい黄緑色がイチョウの芽たちです。↑
以前、屋久島に行った時のことを思い出しました。
踏み分けて入った森で、年季の入った太い屋久杉にも感動しましたが、
それ以上に心動かされてたのはその大木、老木の根元近くに、
5センチ、10センチほどの背の高さの若い屋久杉があったことだったのです。
この芽が隣の大木になるにはどれだけの月日が必要なことだろうと
はるか未来(私はもういない)に思いを馳せ、
古い世代が何かあってもそれを受け継ぐ新しい世代が産声を上げているこの森をたのもしく思ったのでした。
明るい黄緑がすべてイチョウ。
まるでたんぽぽのように無造作にあっちこっちニョキニョキ。
全部育ってしまったら(ということはないのでしょうが)、
5センチぐらいの太さの幹になった段階でギュウギュウですよね。
そのうち、
管理の方に間引かれてしまうのでしょうか・・・・
さて、この写真。植え込みに入れないので
これ以上アップで見ていただくのがむずかしいです。
そこで、別のエリアのミニイチョウを。
銀杏並木に面したマンションの植え込みでみつけました。
植え込みの石組の囲いと歩道のアスファルトとの間に若干隙間が。
そのわずかな土の部分に植物が生えていたのです。
まるでど根性タンポポのように。
すくっと芽生えた葉は、切れ込みとフォルムがどうみてもイチョウ。
こんなに小さくてもイチョウの形をしているのがかわいいですね。
今は気づかれていないのかもしれませんが、きっとそのうち引っこ抜かれてしまうのでしょうね。
ここで育ってしまったら、植え込みの囲いが崩されてしまいますものね。
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